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杉田と添田の勝利で日本がワールドグループ残留に王手 [デ杯ワールドグループ・プレーオフ 日本対ブラジル]

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 男子テニスの国別対抗戦、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ブラジル」(9月15~17日/大阪・靭テニスセンター/ハードコート)は初日のシングルス2試合を終え、日本が2勝0敗とリードし、ワールドグループ残留に王手をかけた。
 日本は第1試合で杉田祐一(三菱電機)がギジェルメ・クレザを6-2 7-5 7-6(5)のストレートで下すと、続く第2試合の添田豪(GODAI)もチアゴ・モンテーロとのフルセットに及ぶ戦いを3-6 6-4 6-3 6-7(1) 6-4で制し、2連勝を飾った。
◇   ◇   ◇
 オープニングマッチに登場した杉田は貫禄の勝利だった。第1セットは2-2から4ゲーム連取で6-2とすると、第2セットは5-5から抜け出して7-5。第3セットは先にブレークを許すもブレークバックに成功し、タイブレークはポイント5-5から2ポイント連取で2時間28分の戦いに決着をつけた。
「重圧もあって苦しい試合でした」と杉田。クレザは世界ランク244位の選手だが、2年前のチャレンジャー大会では負けたこともある相手。第2セットからは突き放せそうで放せない歯がゆい展開が続いたが、要所のポイントは譲らなかった。

(写真)第2セットからギアを上げてきたクレザ
 試合後の杉田は「お互い最後はエネルギー切れでしたね。100点とは言えないが、ストレートで勝ちきったことは大きい」と安堵の表情。現在はリハビリ中の西岡良仁(ミキハウス)が駆けつけたことも「気持ちが引き締まった」という。エースがきっちりと結果を残し、まずは日本が1勝を挙げた。

(写真)杉田が日本に1勝目をもたらす
 続く添田とモンテーロの試合は激戦となった。添田の139位に対し、モンテーロは116位。第1セットを3-6で落とした添田だが、徐々に自分のリズムを取り戻し、第2、第3セットを連取。第4セットも先にブレークして4-2と勝利に迫ったものの、モンテーロが逆転に成功し、勝負の行方は第5セットに持ち込まれた。

(写真)モンテーロは23歳のレフティー
 試合に入る前、添田は「これが最後のデ杯になるかもしれないし、そうなってもいい」と考えたという。だからこそ自分の力を出しきり、悔いの残らない試合がしたかった。第5セットは足の張りが限界に近づき、動きも鈍かったが、5-4から執念のブレークバックに成功し、勝利をもぎとった。
 敗れたモンテーロは「本当にタフマッチだった。2、3ポイントの差が勝負を分けたと思う」と試合を振り返った。疲れきった表情で記者会見に現れた添田も「きつかった。最後は自分から打っていくことができなかった。日本に1勝をもたらすことができてうれしいです」と口にした。

(写真)5セットマッチの熱戦を制した添田
「理想的なかたち(2勝0敗)で初日を終えられた。喜びたいところですが、まだ終わっていないので、気持ちを引き締めたい」と日本の岩渕聡監督。ブラジルのジョアン・スベスナ監督は「2試合ともタフマッチで敗れたが、まだやれることはある。明日のダブルスに勝って日曜日につなげたい」と前を向いた。
 明日のダブルスは、日本が内山靖崇(北日本物産)/マクラクラン勉、ブラジルがマルセロ・メロ/ブルーノ・ソアレスのペアが出場予定。グランドスラムの優勝経験があるブラジルのふたりに対し、日本ペアが挑む構図となる。試合開始は11時の予定。
(テニスマガジン/Tennis Magazine)
※トップ写真は、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフ「日本対ブラジル」戦の初日、第2試合直後の両チーム。右は添田豪(GODAI)と岩渕聡監督(撮影◎牛島寿人/テニスマガジン)
※文中の世界ランキングは9月11日付

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