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加藤未唯が自身初のツアー準決勝進出「最後まで気持ちがぶれずにできた」 [JAPAN WOMEN'S OPEN]

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「ジャパンウイメンズオープン」(WTAインターナショナル/東京・有明テニスの森公園テニスコート/本戦9月11~17日/賞金総額25万ドル/ハードコート)は9月15日、シングルス準々決勝4試合とダブルス準決勝2試合が行われ、シングルスで加藤未唯(佐川印刷)がアレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)を6-1 6-3で破り、自身初となるツアー大会での準決勝進出を果たした。
◇   ◇   ◇
 世界ランク67位、対戦相手のクルニッチについて「自分と同じように、いろいろなことをやってくる相手」とプレースタイルを表現し、この準々決勝に向けて「よさが出た方が勝つと思うので、自分のよさを出せるように準備していきたい」と語った加藤だが、試合を通して、その"よさ"を出し続けたのは、同171位とランキングでは下位の加藤だった。
 強烈なトップスピンをかけたフォアハンドに、バックハンドではテンポの早いフラットの鋭いショットと、滞空時間の長いスライスを織り交ぜ、クルニッチを翻弄。
 クルニッチが早い展開で活路を見出そうとネットへ詰めれば、攻めのパッシングショットだけでなく、しのぎのトップスピンロブもことごとくライン上に決め、相手が緩いボールを使ってテンポを変えれば、得意の角度のあるショットで攻め、一度も流れを渡さなかった。
「最初から最後まで気持ちがぶれずにプレーできたことが、勝ちにつながったと思う」
 ランキング上位のプレーヤーを圧倒したプレースタイルはもちろんだが、加えてこの試合で光ったのは、試合を通して自身の気持ちをコントロールしきったメンタル面の安定だ。
「自分が思っている感情をすべて出すのではなく、気持ちに変化がないようにしている」と2回戦勝利後に、現在試みている感情のコントロール法について明かした。この準々決勝では、ブレークポイントを握られた場面でも焦ることなく淡々と自分のプレーを貫き、主審のオーバーコールでの痛い失点にも、「ただ単にポイントを落としただけ」とすぐに気持ちを切り替えた。
 これまで「気持ちをうまくコントロールできなかった」と語る加藤が、コート上で感情をコントロールすることを意識しはじめたのは「全米オープンが終わってから」で、実は「まだ心地よくない」ともポロリと明かす。
 それでも、結果が如実に表れ、「周りからもよくなったと言われてうれしいですし、これが心地よくなるようにしていきたい」と、この"取り組み"に大きな手応えも感じている。
「ベスト4はうれしいけれど、ここで満足せずに、明日に備えたい」と、ツアーでの自身最高成績の更新を見据える加藤が、準決勝で対戦するのは同じく予選を勝ち上がってきたヤナ・フェット(クロアチア)。
 予選を含め、今週単複合わせて7試合をこなし、疲労も大きいはずだが、ぐいぐいと観客を引き込む多彩なプレー、安定したメンタル面を発揮できれば、決勝進出も見えてくるだろう。
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 ダブルス準決勝では、第4シードの青山修子(近藤乳業)/ヤン・ザオシャン(中国)がウィンブルドンで4強入りを果たした第1シードの二宮真琴(橋本総業ホールディングス)/レナタ・ボラコバ(チェコ)を6-4 6-3で破り、決勝進出を果たしている。
(テニスマガジン/ ライター◎田辺由紀子)
※写真は「ジャパンウイメンズオープン」(東京・有明テニスの森)のシングルスで予選からベスト4進出を決めた加藤未唯
ジャパンウイメンズオープン|公式
WTA(女子テニス協会)大会ページ|公式

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