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Apple新社屋の建築がすごい!【ビックリな新構造を秘めたシアター編】

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9000本の木を植えられた、まるで公園のような新キャンパス

良い製品を生み出すためには、仕事がしやすく、イマジネーションが湧く環境を作らねばならない……と、スティーブ・ジョブズが生前に造り始めていたAppleの新社屋。当初はCampus 2と呼ばれていたが、最終的にはApple Parkと呼ばれるようになった。

1km四方ぐらいの土地に、総額50億ドル(約5000億円)かけて造られ、そこでは1万2000人の社員が働くといわれている。中心となるのは、ガラスの壁で作られた4階建ての、直径約500mのリング状の新社屋。その他にも駐車場や、発表会を行う『Steve Jobs Theater』、社外の人が訪れることになる『Apple Park Visitor Center』などがある。

自然が身近に感じられる抜群の環境

陽光を上手く取り入れ、遮り、風も使って温度を調整し、1年のうち9カ月は冷暖房を必要としない仕組みになっているとのこと。新社屋屋上などにはソーラーパネルが設置され、100%再生可能エネルギーで運用できるようになっているという。

域内にはなんと9000本の木々が植えられ、自然に満ちた公園のようになっている。スティーブ・ジョブズがしばしば散策しながら新しいアイデアを得たり、ミーティングをしたりしたことから、自然が身近に感じられる環境を構築している。
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草木はまだ植えられたばかりで、テーマパークに入り込んでしまったかのようなぎこちなさがまだ残っている。しかし、1年、2年と時が経つにつれ、草木は根付き、その環境に合わせて枝を伸ばし、密生していき、本当の森の中の小道のようになっていくに違いない。

発表会をするために作られた建築物、Steve Jobs Theater

小高い丘になった場所にSteve Jobs Theaterの入り口がある。そこにあるのは入り口だけで、シアター自体は地中に埋まっている。

今回の取材は、Steve Jobs Theaterのこけら落としも兼ねていた。iPhone X、iPhone 8/8 Plusだけでなく、10年近い歳月をかけて作られたスティーブ・ジョブズ最後の作品であるApple Parkの発表会でもあるのだ。

小道を歩いていくと丘の上に、Steve Jobs Theaterのエントランスが現れた。完全な円形。曲面ガラスだけで支えられたカーボンファイバー製の屋根を持つエントランスだ。
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約1000人の世界中から集まったプレスが集まってる。撮影した時には、まだSteve Jobs Theater内部への道は閉じられていたため、混雑状態だった。
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エントランスの内部に入るとこんな感じ。頭上に円盤が浮いているようだ。
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上からの強い日差しは遮られ、斜めに入る柔らかな光だけが内部を照らしている。
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階段は2方向にあり、外周に沿ったカタチで階下に降りていく。このApple Parkの他の多くの階段などと同じく、グラスファイバーセメントという、大理石っぽい仕上がりのセメントで作られてるのだそうだ。
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小ぶりな円筒形のエレベータがひとつだけ存在する。身体の不自由な人への配慮も欠かさない。
5-2ゲートオープン
ではゲートオープン。いよいよ下に降りていこう(実は外観の写真を撮っていて出遅れた。席取り合戦には相当出遅れた感じ)。
5-3降りるとこんな感じ
降りるとこんな感じ。円筒形のエントランスの下は巨大な柱状の形状になっている。実はここに大きな秘密が隠されているのだが、この時の私は知る由もなかった。
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そして正面はこのようなカタチで通路になっており、先にシアターがある。
上にSteve Jobs Theaterと書いてあるのが見えるだろうか?
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シアター内部はステージに向かってかなり強い傾斜となってる。1000人ほどが座れるらしい。
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出遅れたので、あわてて席を確保した。後ろ半分は急なスロープになっており、どの席からも割とステージを見やすい。
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イスはとても座り心地がいい。レザーが張ってあり、背板はウッド。
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足下には電源があり、長期間の講演でもパソコンの電源の心配はない(が、事前アナウンスがなかったので、アダプターは持参しておらず、バッテリーが15%ぐらいまで減って少しヒヤヒヤした。モバイルバッテリーとUSB-Cに接続するケーブルがあり、カメラ2台を抱えて、イス下のバッグからバッテリーを出すのが困難な状況だったので、本当に脂汗をかいた)

そういえば、今回、安定してレポートできたのは、会場にもホテルにも、移動のシャトルバスの中にさえアップルのWi-Fiが用意されていたから。1000人いて、それぞれが数台のデバイスを使っていても、ちゃんと動作していた。これまでの発表会では、あまりに人数が多く、Wi-Fiには接続できず、セルラーの電波も飽和していてつかめず、リアルタイムでレポートするのは難しい……という状況がよくあった。

Steve Jobs Theaterの秘密の構造

ご存知の基調講演が終わって、シアターの後方から出て、仰天した。

入った時に存在したエントランスの下の巨大な柱が忽然と消えて、そこにiPhone X、iPhone 8/8 Plus、Apple Watchを展示したタッチ&トライの会場が出現していたのだ。
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仕組みはよく分からないが、円筒状の壁が、屏風よろしく背後に折りたたまれるようになっているようだ。
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エレベータの下部を撮った写真の左側にある壁部分に降りたたまれていくようだ。床には何の痕跡もないから本当に驚いた仕組みだ。ちなみに、エレベータはら旋状に回転しながら降りてくる。
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階段を途中まで上がった状態で見下ろすとこんな感じ。あの群衆の中で、ラグビーよろしく押し合いへし合いしながら、地元アメリカのメディアから端末を奪い取らないと、レポートできないのだ……なかなか大変(汗)
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Steve Jobs Theaterの秘められた構造がおわかりいただけただろうか? 各メディアの記事が例年以上に興奮気味だったもここでの発表だったから、ということもあるかもしれない。今後もSteve Jobs Theaterは発表会などで使われていくだろう。いち早く『未来』に触ることができる場所のこけら落としの日に立ちあえたのが本当に貴重な経験だ。うれしい。

(出典:『flick! News』)

(村上タクタ)

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