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3歳までがカギ!子供を『愛着障害』にさせないために、親が気をつけるべきこと

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愛着障害
『愛着障害』という言葉をご存知でしょうか。

愛着障害とは、なんらかの事情や理由で、母親をはじめとした養育者との愛着が形成されないまま、育ったことで、情緒や対人面に問題が起こってしまう状態のことを言います。

乳幼児期に養育者と愛着を築くことができないまま育つと、過度に人を恐れたり、逆に人との距離感がつかめず、誰にでも馴れ馴れしく接してしまったりといった症状がでてくるそうです。

今回は、愛着障害についてご紹介します。

将来の対人関係に影響大!愛着障害になる子供とは?


愛着障害とは、物心がつく生後半年頃から3歳くらいまでの時期にパパやママなどの養育者との心理的な結びつきが十分に作られないまま育った子供が、その後の成長過程で対人関係に問題を持ってしまうという状況を指します。

乳児期の子供には“自分を守ってくれる特別な人”の存在が必要です。その人を無条件に信頼できることが、その後の人生において人間関係を構築するベースとなるのです。

しかしながら、この存在がいないまま成長していくことで、人を信頼できなかったり、他人に心を開けなかったり、逆に人との距離感が分からず、必要以上に相手に立ち入ってしまったりと、なんらかの症状がでてくるのが愛着障害です。

たとえば、養育者から虐待を受けていたり、親や養育者から構ってもらえなかったり、兄弟間での差別がひどかったりすると、愛着障害を起こす可能性があります。経済的な貧困や、親の病気などが根底にある可能性もあるでしょう。

逆に親から溺愛され、過干渉に育てられた場合も、子供にとっては「自分の意思が通らない、尊重されない」という苦痛や、親が決めたレールを歩まなくてはならないプレッシャーから、愛着障害になるケースもあります。

うちの子愛着障害かも!?愛着障害の子どもに見られる症状とは


もしわが子が愛着障害であった場合は、どういった態度・素振りが症状として現れるのか具体的にご紹介しましょう。
反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)
相手がパパやママ、養育者であったとしても、子供が極端に距離をとろうとします。安心や慰めを求めて、パパやママに抱きついたり、泣きついたりすることもあまりありません。また笑顔が少なく、無表情であることが多いのも特徴です。

友達や同世代の子供たちへの興味を示さず、交流しようとしない傾向もあります。
脱抑制型愛着障害
ほとんど知らないような人に対しても、ためらいなくべったりくっついたり、抱きついたり、手をつなぎにいったりすることで慰めを求めます。

また自分にもっと注目してほしいという思いから、落ち着きがなくなったり、乱暴な行為に走ったりなど困ったことが多くなります。
上記2つのタイプのどちらにも見られる態度
どちらの愛着障害のタイプにも、強情で意地っ張り、わがままという特徴があります。

どちらも子供と養育者の愛着形成が不十分であることから、養育者を頼りにし甘えることができないため、意地を張ったり、極度にわがままになったりしてしまうのです。

子供には無条件で頼れる、信頼できる存在(=安全基地のような人)が必要ですが、子供自身が養育者を安全基地として見ていないので、養育者との別れや再会のときにも養育者に対して視線を合わせなかったり、抱っこされていても全然違う方向を見ていたり、養育者をまったく頼りにするそぶりを見せなかったりという行動をとることもあります。

愛着障害にならないために、3歳までの愛着形成が大事


わが子が将来愛着障害で悩まないようにするためには、3歳までにしっかりママやパパとの心の結びつきを作り、愛着を形成していくことが大切です。愛着形成には、親子で日頃からスキンシップをたくさんとることを習慣にするとよいでしょう。

まだ言葉が話せないような子供に対しても、積極的に言葉がけをするなどし、親子間でのコミュニケーションを多くとるように心がけることも必要です。

授乳時に目を見て話しかけてあげる、子供が泣いたらすぐオムツを変えてあげる、抱っこをせがまれたらすぐに抱っこしてあげるなど、子供の欲求に対して敏感に反応してあげましょう。

また、兄弟がいる場合は、どちらかにばかりかかりきりにならず、等しく愛情を注ぐようにしましょう。

ただ、子供が愛着障害を発症してしまう場合においては、養育者や家族も何かしら問題を抱えていたり、支援を必要としていたりするケースも多くあります。子供が“養育者=安全基地”と認識できるように、養育者をはじめとする周囲の人々が協力して、幅広く支援していくことも重要です。

虐待が原因の場合は、親子の距離を一時的に離してみることも必要でしょう。また場合によっては、生活保護、育児・家事サービスなどの利用を視野にいれて対応するなど、愛着障害の原因になっている家庭の問題を解決していくことも大切です。

もし「子供としっかり愛着形成できているか不安」「うちの子も愛着障害かもしれない」などと思ったときは、地域の子育て支援センターや、精神科のあるクリニック、カウンセリングルームなどで一度相談して、専門家から適切なアドバイスをもらってみてもよいかもしれませんね。

愛着障害は、後天的なものなので、投薬などの治療は基本的にはしないそうです。愛着障害であると認められた子供にまず行うべきことは、安全基地の形成なのです。

とはいえ、子供との心の結びつきを作り、愛着を形成することには、何も特別なことはなさそうですよね。つねにあたたかい愛情をもって子供を見守り、優しい気持ちをもって、たくさんお世話をしてあげるようにしましょう。

PHOTO/BlurryMe/Shutterstock参照/りたりこ発達ナビ「愛着障害とは? 愛着障害の症状・治療法・愛着を築く方法をご紹介します!」MakeYourSmileマガジン「愛着障害になってしまう原因って何?」AllAbout「人間関係の構築が苦手…愛着障害の症状・対処法」ハートクリニック 「こころのはなし 愛着障害」

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