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トヨタ・ハリアーに直噴ターボエンジンを搭載しスポーティさを追加

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2017年6月にマイナーチェンジを受けたハリアーだが、ようやく試乗できた。ポイントは2.0Lターボエンジンを搭載したグレードが追加され、これまでの高級感にプラスして、スポーティな味も追加されたマイナーチェンジだった。<レポート:高橋明/Akira Takahashi>

2013年に3代目がデビューし、今回マイナーチェンジを受けている。変更された箇所に関しては、すでにお伝えしているが、今回その追加された2.0Lターボモデルに試乗することができた。

エンジンラインアップは、3ZR-FAE型の2.0L自然吸気エンジンにCVTを搭載するモデルと、THS2を搭載するハイブリッドモデルと併せて3パターンのパワーユニットになった。今回追加された2.0Lターボは8AR-FTS型で、ダウンサイジングコンセプトで設計されたターボ専用エンジン。

D-4STを採用する直噴とポート噴射を組み合わせたエンジンでに可変バルブタイミング機構のVVT-iWを搭載している。このエンジンは2014年にレクサスNXに初搭載され、その後レクサスIS、RX、RCに搭載されクラウンにも搭載しているエンジンだ。これに6 SUPER ECTという6速のステップATを搭載している。

従来のハリアーには2.0Lの自然吸気とハイブリッドモデルだけのラインアップだったため、パフォーマンスのあるモデルも欲しいというマーケットの声に応える形でこのターボエンジンが搭載されたわけだ。出力は170ps/350Nmとトルクフルなガソリンエンジンで、JC08モードは13.0km/Lというスペックになっている。駆動タイプはハイブリッドモデルをのぞき、FFと4WDが選べる。ハイブリッドモデルは電気式4輪駆動タイプだけになる。

今回のマイナーチェンジではフロント、リヤともにパフォーマンスダンパーを搭載し、車両のロール剛性をあげることで、高速走行時における直進安定性や操縦安定性を高めている。さらに制御モードにスポーツモードを追加し、力強い加速感とスポーティなハンドリングを両立したとしている。

■■試乗インプレッション試乗してみると、最先端のハンドリングや乗り心地というより、従来モデルのバージョンアップという印象だ。ステアリングのセンタリングも穏やかで、直進の座りもいま一つな印象。操舵は軽く、高級車らしい印象なのだが、フィードバックなどの手応えという点では、つかみにくい印象だった。

エンジンのパフォーマンスは十分で、力強さもあり満足できる。が、操安の味付けという点ではコーナリング中のアクセル開度に反応してライントレースが変わる味付けだ。つまり、コーナリング中にアクセルを開けていくと、車両は外側に膨らみはじめ、ステア方向に対してアンダーステアな動きをする。逆にブレーキングすれば、イン側へと方向が変わり、操舵方向に対してはオーバーステアの挙動をする。

これはハリアーに限らずレクサスNXも同様の反応を示すので、こうした味付けをしたモデルということだろう。ちなみに、最新の第4世代となったプリウスやC-HRでは、こうした動きとは異なり、アクセル開度やブレーキに影響されることなく操舵方向にクルマは走るように設定されている。また、こうした性格の車両が欧州車のコンパクトでは顕著で、ある意味トレンドで、ハリアーのような味付けは一昔前のセッティングと言えるかもしれない。

インテリアはプレミアムナッパレザーを使った本革シートが高級感を盛り上げている。シフトパネルにはメタルカーボンが配され(アルミエアラインもあり)、レザー巻のステアリングに赤糸のステッチがスポーティさを演出している。

ドアを開けシートに座ってみると、ハリアーの持つ高級感、ワイルドさを漂わせていて、ハリアーに相応しい改良が行なわれたといっていい。

エクステリアではヘッドランプの意匠変更があり、またウインカーは流れるシーケンシャルタイプに変更されている。グリルもターボ専用グリルが採用され、スポーティさを強調したデザインになっている。特にヘッドライトの意匠変更は印象が変わり、ワイルドさやスポーティさを強調したデザインになったと言えるだろう。

根強い人気に支えられているハリアーは、ある意味トヨタの前時代的なクルマ造りの象徴なのかもしれない。いいクルマをつくろう、というスローガンの元、トヨタのTNGA改革は着々と進められており、見た目のデザインや走行性能、安全性能、環境性能と全方位で進化し始めている。が、こうしたモデルをトヨタらしいと思うファンも数多くいることも事実なのだ。

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