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1982年の最高速テスト、国産1・2位はRE雨宮、RSヤマモトの二大巨匠!【OPTION1983年2月号・その3】

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最高速テストドライバー・Daiちゃんが誕生した、1982年締めくくりの最高速テストで、全体の1番タイムを記録したのは、【その2】で紹介したアメ車代表のウエスト・コルベット285.71km/h。

では国産は!?ってことで、今回の【その3】では、国産1位(トータル2位)のRE雨宮RX-7と、2位(トータル3位)のRSヤマモトZ、そして5位(トータル6位)のSS久保ソアラをご紹介します。

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激しいヨーイングでこれ以上踏めず、実力的には300km/hだが、風に負けた

RE雨宮RX-7・13Bツインターボ 278.52km/h

ツインターボのロータリーパワーは、強烈の一語。3速、4速と7000rpm以上アッという間に回り、加速力もすさまじい。スタート前に5速の加速に時間がかかるので、長く引っ張ってくれと言われたが、風のためバンク内での安定性に欠けていた。

リヤサスペンションのスプリングも、ちょっと固すぎるね。飛び跳ねるんだ。パワー的には余裕があるけど、バンクで跳ねるから5500rpm以上回せない。ストレートに出てもヨーイングが激しく、7100rpmまで引っ張るのが精一杯だった。

チャージ圧は0.9kg/cm2。リヤのおさまりが弱いようだったので、スポイラーを大きくしたほうがいいと思う。それにしても、実力的には290から300km/hを狙えるポテンシャルなのは確かだ。エンジンに異常はなかったし、条件が悪かったのが残念だ(津々見友彦)。

RE雨宮自動車・雨宮勇美

リヤサスが固かったのは、バンクのGに耐えるよう、ハヤシ8段調整式を1番固くしたからだと思うね。このエンジンは、288km/h出した時と同じなので、今回はギヤ比を上げて好記録を狙ったんですヨ。7500rpmは回るはずだったけどね。

[エンジン]ユニット:13B/ポート:サイドポート/キャブレター:ウェーバー48φ/マニホールド:トラスト・タコ足/チャンバー:シグマ/タービン:K26×2/ウエイストゲート:シグマBタイプ/インタークーラー:HKS空冷
[サスペンション]Fコイル:ノーマルカット/Fショック:オリジナル加工/Rコイル:ノーマルカット/Rショック:ハヤシ8段/ブレーキ:フェロードパッド
[タイヤ]F:P7 205/55VR16/R:P7 205/50VR16
[ギヤ比]トップ:0.791/ファイナル:3.700

片手運転で、この記録!

RSヤマモトZ 2915ccターボ 277.99km/h

RSヤマモト・山本豊史

本当言うと今日のエンジン、290km/h出した時と比べものにならないぐらい調子良かったんです。ただ、今回組み直した5速が、全開にすると抜けちゃうんですよ。ドライバーは片手運転でこの記録を出してくれました。

[エンジン]排気量:2915cc/ボア・ストローク:88.5×79.0/ピストン:HKS鍛造/カムシャフト:オリジナル加工/クランク:タフトライド処理/燃焼室+ポート:燃焼室加工・ポート研磨/圧縮比:7.0/タービン:ギャレットエアリサーチT04B/ウエイストゲート:HKS市販タイプ/インタークーラー:HKS空冷/EXマニホールド:HKS鍛造U字型/燃料増量装置:ソレックス50φ
[サスペンション]Fコイル:ハヤシストリート/Fショック:トキコプロドラGヘビー/Rコイル:ハヤシストリート/Rショック:トキコプロドラGヘビー/ブレーキ:ノーマル
[タイヤ]F:HFD 205/50VR15/R:225/50VR15
[ギヤ比]トップ:0.745/ファイナル:3.364
[空力]フロント:FRP製オリジナル/リヤ:ウレタンRSワタナベ

SS久保はお客様号でエントリー

SS久保ソアラ2800GTターボ 263.73km/h

SS久保からエントリーしたソアラは、熊本県のオーナーが自らチューニングしたクルマだ。エンジンはシグマ製ノーマルボアピストンを使用する以外、まったくノーマル。これにシグマ製ボルトオンキット、大径のK27/3064G/11.11タービン、スイッチON式の増量装置を備える。

まったくノーマルボディで263.73km/hということは、パワー的に330ps近くになる計算だ。増量装置もオーナー自作。水温センサーの抵抗を手元のスイッチで可変するもので、スイッチONすると外気温がマイナス20度の時と同様の16KΩの抵抗信号を伝達と、チョークが全開になるわけだ。テスト時にドライブした津々見氏によれば、5速4000rpmでスイッチONすると明らかに体感できるくらい加速が向上したという。

SS久保ソアラのオーナーさん、「はるばる熊本から自走してきた甲斐があったとです。クルマは全部自己流でチューンしましたが、久保さんにお願いして出場したとです」。

[エンジン]排気量:2759cc/ボア・ストローク:83.0×85.0/ピストン:シグマ製鋳造/カムシャフト:ノーマル/クランク:ノーマル/燃焼室+ポート:ノーマル/圧縮比:5.5:1/タービン:KKK K27/3064G/11.11/ウエイストゲート:シグマBタイプ/インタークーラー:シグマ水冷/EXマニホールド:シグマ・ステンレスタコ足/燃料増量装置:シグマ改造24kΩ
[サスペンション]Fコイル:強化製/Fショック:TRDガス/Rコイル:強化製/Rショック:ビルシュタイン/ブレーキ:ガーリング製ローター/ロッキード製キャリパー
[タイヤ]F:グッドリッチ205/55VR16/R:ダンロップ205/70VR15
[ギヤ比]トップ:0.783/ファイナル:3.583
[エアロ」フロント:FRPスポイラー/リヤ:ウレタンスポイラー

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RSヤマモト号のドライブ・インプレッションがなぜだか記述がない!? それでも、抜けるギアを左手で抑え、ステアリングを右手で操作・・・恐ろしいことだけは十分に伝わります。
次回【その4】からは、この日のその他マシンのチェックをしていきますヨ!

[OPTION 1983年2月号より]

(Play Back The OPTION by 永光やすの)

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●併せて読んでね!

最高速テストドライバー「稲田大二郎」が誕生した日【OPTION1983年2月号・その1】

最高速テストドライバー・Dai稲田が誕生した日、トップタイムはウエスト・コルベット285.71km/h!【OPTION1983年2月号より その2】

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