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内村光良がコントを続ける理由【ザテレビジョン35周年特集】

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ザテレビジョンが今年、創刊35周年を迎えた。そこで、日本のテレビ史を見つめ続けてきたそのあゆみを、過去の記事からピックアップして振り返る【ザテレビジョン35周年特集】。今回は、コント師・内村光良が、若手芸人時代からずっとスタジオコントにこだわり続けてきた理由に迫る。

■ ウッチャンは「イッテQ!のおじさん」だけではない【’13年6/21号】

芸能人には“マルチタレント”と呼ばれるような、オールマイティーな活動をしているタレントが数多くいる。彼らは常に人気者で、明るく皆を笑顔にする存在であり、司会業から俳優、映画監督、ときに歌手としてCDを出したり、レギュラー出演するお笑い番組があったり。そのすべてをこなし、長年お笑い界をけん引しているのが、内村光良である。

内村光良を思い出すとき、どんな姿を思い浮かべる人が多いだろうか。放送10周年を迎えた「世界の果てまでイッテQ!」(毎週日曜夜7.58、日本テレビ系)でイモトアヤコや出川哲朗ら芸人たちの挑戦を優しく見つめている姿か、はたまたジャッキー・チェンやブルース・リーのモノマネをしている内村の嬉々とした表情か。しかし、内村自身はザテレビジョンの’13年6/21号でのインタビューで「若い子たちにとっては僕が“イッテQ!のおじさん”で、南原(清隆)が“ヒルナンデスのおじさん”なんでしょうね。今の小中学生はウッチャンナンチャンというコンビ自体を知らないかもしれません」と語り、「司会者というのはそれはそれで魅力ですが、“ちゃんとお笑いやっている人”というふうに覚えてほしいですね(笑)」と、自らの本拠地はあくまで“お笑い”の場であることを示した。お笑い活動の中でも、コント師として第一線を走り続けている。

■ 「♪生きてるって何だろ、生きてるってナ~ニ?♪」【’00年2/4号】

内村がテレビコントに取り組んだ歴史は長い。23歳頃に出演した「笑いの殿堂」(’88年ほか)や「夢で逢えたら」(’88~’91年)に始まり、「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」(’90~’93年)、「笑う犬」シリーズ(’98~03年、すべてフジ系)など、内村は家族皆で笑って視聴できるコント番組の全盛期を、先頭に立って盛り上げてきた。

ザテレビジョンの’00年2/4号で「笑う犬の冒険」を特集した際には、牛の格好で世を憂う“ミル姉さん”や、「♪生きてるって何だろ、生きてるってナ~ニ♪」の歌で笑いを誘った“テリーとドリー”などネプチューンらと共に作り上げた人気コントキャラの魅力について分析。仲間と共に、どんなキャラが人々の心に残るかを模索しながら、単純に笑いを求めてきた内村の姿勢は、現在NHK総合で不定期放送中の「LIFE!~人生に捧げるコント~」にまで続く。

■ 「若い芸人たちにも同じ空気を味わわせてあげたい」

現在、53歳の内村は誰がどう見てもベテラン芸人なのだが、先述の’13年6月のインタビュー時に「以前、“70歳を超えてもオファーが来るような存在になりたい”という発言をしました。出てくるだけで笑ってもらえるよう、そこにたたずんでいるだけでフッと笑いが起きるような人になれたら…って思うんです」と述べている。笑いに対しての目標が高いままである。また「『LIFE!―』では、私が座長なんて呼ばれたりもしますけど、芸人、俳優共に共演者のバランスがいいんです。中でも田中(直樹)と塚地(武雅)の存在は大きいですね。何を投げてもしっかりと返してくれるから楽しいんです」と、共演者を深く信頼する本音も見せた。

内村がコントという、ゴールの見えない笑いに挑み続けるのには理由があった。

「若手時代からずっと“スタジオコント”が大好きなんです。ほこりっぽいスタジオの隅で、チマチマと笑いを構築していく。そして身内ではあるけれど、現場のスタッフたちがすごい近くで笑ってくれる―。そういう現場って実はとても幸せなんですよね。若い芸人たちにも同じ空気を味わわせてあげたいと思うんです」と語り、「きっとスタッフにも同じ思いがあるはずですよ。民放なら民放の、NHKならNHKのお笑いの伝統があります。それを後輩たちに伝えたい…という気持ちは強いはずです」と、かつて自分たちが抱いた幸福なコントの世界を後輩に伝えるために、コント番組を作り続けていると語った。

テレビの前に家族みんなで集まって、ひとつの笑いを楽しむ。そんな誰かが残していかなくてはならない日本の伝統芸能を、内村は自らコント師となってこれからも伝えていくのである。

https://news.walkerplus.com/article/121191/

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