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元ナンパ師が断言!「並走力」と●●を育めばデキる男になれる | 山田崇

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なんだかチャラいイメージの強いナンパ。しかし、巧みなトークで初対面の異性と仲良くなってしまうその技術は、見習うべきところがあるのも確か。ビジネスシーンで活かせそうなこともありそうな予感がします。実際、ナンパはビジネスに活かせるのでしょうか?元ナンパ師であり、現在は長野県塩尻市で市職員を勤めている山田祟氏に話を伺いました。

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<お話してくれた人>
山田崇(やまだ・たかし)氏
1975年塩尻市生まれ。千葉大学工学部応用化学科卒業。長野県塩尻市職員。空き家・空き店舗を活用した「空き家から始まる商店街の賑わい創出プロジェクトnanoda」を2012年より開始。2014年「地域に飛び出す公務員アウォード2013」大賞を受賞。現在もさまざまな地方創生プロジェクトを複数の企業とともに進めている。

トーク力、提案力、アピール力…etc.
さまざまな能力がナンパには求められる

「メディアに取り上げられるたびにナンパをしていた経験が役立ってるなと思いますね。普通に生きていたら、こんな機会なんて滅多にないですから」

開口一番にそう話す山田氏。話題になった2014年5月の「TEDxSaku」のプレゼンテーションを始め、ナンパをしなかったら出会えなかった人や出来事がたくさんあると話します。実際、ナンパがうまい人は仕事もデキるのでしょうか?

「確かにナンパがうまい人はビジネスパーソンとしても優秀な人が多い気がします。僕のナンパの師匠は、今では設計事務所の社長として全国各地で仕事を請け負っていますし、社会人になって知り合ったもう一人の友人もNPO法人の理事を務めるなど多方面で活躍中です」

実際、ナンパで培った技術は営業、企画、宣伝とさまざまなところで役立っていると話します。

「ナンパってある意味、女性一人ひとりにプレゼンしているみたいなもんですよね。だから、トーク力はもちろん、遊びを提案する力だったり、自分をアピールする力だったり、さまざまな力が求められるんです」

大学生時代の山田氏は、週末になると当時住んでいた千葉から渋谷に1時間半かけて繰り出し、仲間と一緒に夜な夜なナンパに臨んでいたそう。

もちろん、ナンパは成功ばかりではありません。ときには女の子が捕まらずに朝になってしまうこともあったとか。それでも諦めずにナンパを繰り返し、すべてが終われば仲間と一緒に反省会。その日の良いアクションや気づきを振り返るなかで、スキルはもちろん、メンタルやチームビルディングも鍛えられたと説明します。

「ナンパは断られるのが当たり前の世界。ときにはすごくショックな言葉を浴びせられることもあります。それでも、もうあの子と一生会うことはないし……と立ち上がり再び別の女性に声をかけていく。僕たちはペナントレースと呼んでいたんですけど、140戦あったとしたら80勝すればいいと考えていたんです。その中でいつの間にか失敗しても簡単には挫けないマインドを構築することができたと思います」
ナンパで育んだ『巻き込む力』が
現在の仕事に活きている

こうしたさまざまな能力が必要とされる中で、ナンパがうまい人は特にどのような力に長けているのでしょうか?

「決定的に違うのは『巻き込む力』ですね。場の空気を作り出すのがうまいというか、みんなを同じ方向に向かわせることのが巧みなんです」

実際、山田さんは多くの人や民間企業を巻き込みながら仕事をしています。例えば、2012年から地元商店街の空き店舗を借りて『nanoda(ナノダ)』という空き家プロジェクトでは、テーマごとに「○○なのだ」と銘うち、商店街を盛り上げるためのさまざまなイベントを地元の人たちと協働で実施しています。

「ここでは、何かしたいと思った人が自由にいろんなことに取り組めるようにしているんです。野菜を売ったり、カレーを作って振る舞ったり。そのなかで人と人、人と地域がつながってほしいと考えています」
相手のペースに合わせて『並走する力』も
すごく大事だと学んだ

こうした巻き込む力に加えて、相手のペースに合わせる力も培われたと山田氏は話します。

「ナンパをするときは女性たちの進路を絶対に塞がないようにしていたんです。立ち止まらせない。そして、横から相手と歩幅を合わせるように話かけるように心がけていました。これって今の仕事でもすごく役立っていて」

この並走する力が山田氏の中では大きな武器になっているそうです。
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「僕って実はフロントマンではなく、その側近の立場、いわゆるフォロワーなんじゃないかなと思うようになりました。何かに挑戦したいという意志がある人がいたとしたら、その人の進路を塞がないように気をつけながら並走しないといけない。ときには会話をしながら糸口を見つけたり、こちらから提案してみたりすることも必要ですし。そういうときにサポートに入って、1+1を2以上にするのが僕の役目なんです」

この大いなる元ナンパ師を慕って、連絡をくれる若者も多いとか。

「『TEDxSaku』のプレゼンテーションの最後に連絡先を書いておいたのですが、それを見て連絡をくれる人が今でもいるんです。その行為自体、その瞬間ではとても小さなことですが、結果としてすごく大きな一歩を踏み出していると僕は思っています。そうやって自分から行動してくれる人がどんどん増えればいいなと思っています」

「仕事で大切なことはすべてナンパから学んだ」と山田氏。そのメソッドは「街頭コミュニケーション術」として、今では大学の授業でも活かされているそうです。

チャラいようで奥深いナンパ道。その真髄を知りたい人は、ぜひ仲間と一緒に街へ繰り出してみてはいかがでしょう。

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取材・文:村上広大


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