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「光るどろだんご」を作る大会の地区予選が想像以上にハイレベルだった

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光るどろだんごづくりの腕を競う「光るどろだんご全国大会」が毎年行われているのをご存知でしょうか? 株式会社LIXILが開催するこちらの大会、実は今年で開催10年目となる知る人ぞ知る大会なんです。

そんな「光るどろだんご大会」とは一体どんな大会なのか? そもそも光るどろだんごとは一体何なのか? 調査するため予選大会にお邪魔しました!


「光るどろだんご」とは一体!?
やきもの用の粘土を使い、表面を削り、色付け、磨いてつくる「光るどろだんご」。どろだんごと聞くと、子供の頃砂場で作ったものをイメージされる方が多いと思いますが、この“光るどろだんご”は予想以上の輝きです!


見た目はどろだんごというよりも、まるでボウリングの球のよう! この輝きを放つ球体が、粘土で実際に作れてしまうんです。

「光るどろだんご」は粒子が細かい粘土の特性を利用し、粘土表面の粒子の向きを整えることで光沢を出して作ります。もともとは、衛生陶器やタイルなど、やきもの製品の製造にかかわるLIXILが運営する文化施設「INAXライブミュージアム」で、土とやきものの魅力を伝える活動の一環として始めた“ものづくり体験教室”です。今では延べ20万人以上が体験しています。


競い合うことでより楽しくなるとの思いから2008年に全国大会がはじまり今年で10年目。「光るどろだんご全国大会」は、光るどろだんごづくりの腕を競い合い、毎年日本一を決める大会です。

今年は、全国26都道府県・45会場(予定)で地区予選大会が開催され、この地区予選を勝ち残った代表者のみが11月に開催される本選へと出場できる、かなり本格的な全国大会なのです。






白熱の地区予選
参加資格は、小学生以上で光るどろだんごをひとりで作成できること。作り方は先生が教えてくれますので初めての方も大丈夫! 材料や道具も全て用意されているので手ぶらで参加できます。

今回の参加者は25名で親子参加の方がほとんど。驚いたことに今回の参加者のうち、7~8割の方がこれまでに参加経験があり、毎年参加しているという方も少なくないようです。


まずは最初の工程「削る」。用意されたやきもの用の粘土をまるめた球(タネ)の表面を、ステンレスカップを使って凹凸がなくなるよう丸く削っていきます。


ステンレスカップのふちに粘土を押し付けるようにしながら回し、真球になるように削っていきます。表面が滑らかになるまで削ります。少しずつ凹凸がなくなり、真球に近づいてきました!


次に第二工程の「色付け」。丸くなった粘土に、化粧泥(けしょうどろ)と呼ばれる、色をつけた土で色付けをしていきます。予選では赤・青・緑・黄の4色を使い、自由に色を付けていきます。手のひらに色をとって、粘土をくるくると転がしながら色をのばしていきます。細かい部分の色付けは指で直接色をのせたり、綿棒を使ったり。なかには歯ブラシを持参している方も!


この色付けの際、どんな色を付けるのか、色の配置はどうするのかなどで、作品は大きく変わってきます。すでに作りたいイメージができあがっている人はそれに合わせた色付けを、無作為に色付けしてみてできあがったものを見てからテーマを考える人など、方法は人それぞれです。

最後の工程は「磨く」。ビンの口を使って、表面を押さえつけるように磨いていきます。こすればこするほど、粘土に光沢がでてきます。


なぜビンの口でこすると光沢がでてくるのでしょうか? それは、粘土粒子が2ミクロン以下の細かな粒子でできており、ビンで表面を押さえつけることで、その粒子の向きがきれいに整い光を正反射するため、光沢がでるのだそう。ここでしっかりと光沢を出すことが評価ポイントでもあります。


これで約1時間の工程がすべて終了しました。各工程は20分ほど。もともとは、丸い粘土だったものが、削る・色付け・磨くの3工程で、光るどろだんごになりました!!

最後に作品タイトルをつけて完成です。このタイトル決めも、選考にはかなり重要なポイント。色や表現がタイトルにあったものになっているか、またインパクトも大切ですね! この時点ですでに代表者に選ばれた際のコメントを考えている人も!?


いよいよ本選への出場者1名が決定!
代表者の選考は、参加者全員の投票で決まります。参加者が2票を好きな作品に投票していきます。この地区予選で選ばれた1名は、11月26日に愛知県常滑市で開催される全国大会に招待されます。


代表者は「平和なちきゅう」を作った、峯田光浬さんに決定!! 予選通過者には賞状と、どろだんごマイスターバッジが進呈されます。実は彼女、この大会に4度参加して3度も全国大会に出場しているんです!ぜひ今年の全国大会では最優秀賞を目指して頑張ってきてくださいね。


作り方は簡単なのに、子供から大人まで楽しめる「光るどろだんごづくり」。子供のために参加した親御さんが、ついつい熱中してお子さんよりも本気で作っている姿もちらほら。


私もどろだんごづくりが楽しくて、ついつい取材だということを忘れそうになるほど。毎年続けて参加する方が多いのも、参加者が増加しているのも納得です! 作った作品はお持ち帰りできるので、オリジナル作品をお家に飾ることもできてうれしい。なんとも至れり尽くせりの大会です。


地区予選は全国各地で行われており、地域によってはまだ予選参加が可能な会場もあります。今年の参加が難しい場合も、INAXライブミュージアムでの体験や、来年の大会参加など、光るどろだんごをつくる機会はたくさんあります。
(おぜきめぐみ/イベニア)

http://www1.lixil.co.jp/clayworks/clayworksentry/2017/

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