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清宮vs中村「走攻守」徹底比較!

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 9月1~11日に行われた野球U-18カナダW杯に選出された、広陵の中村奨成(18)と早稲田実業の清宮幸太郎(18)。「中村は夏の甲子園開幕以前から、捕手としての評価は高かったものの、打撃はさほど注目されていませんでした。しかし、1985年に清原和博が記録した最多本塁打記録(5本)を6本に更新、さらに塁打と打点の記録も更新するなど“怪物超え”の打撃を見せました。一方の清宮も、高校日本代表として挑んだ日本大学との練習試合で高校通算109号本塁打(その後111号まで更新)を放つなど、前人未踏の記録を打ち立て、その“天才”ぶりを改めて見せつけました」(専門誌記者)

報道陣へのリップサービスも秀逸 互いの初対面の感想を聞かれ、清宮が中村を「カッコよかった」と言うと、中村は「デカい」と笑いを誘い、ともに報道陣へのリップサービスも秀逸で、スター性を感じさせた。実績と専門家の意見を交え、2人の実力を走攻守で徹底比較。まず、野球評論家の関本四十四氏は、清宮の打撃をこう評する。

プロ1年目でも清原和博の半分は打てる「打撃は、底知れない魅力があります。しっかり見極めて三振がない。高校3年間にスランプがなく、大きなケガもない。ずっとレギュラーで活躍し、あれだけマークされても、1試合2本なんて平気で打てた。そんな高校生、いませんでしたよ。個人的にはプロに進むべきと思います。清原のように高卒1年目でホームラン31本は無理としても、その半分は可能かと」と、清宮の打撃はプロでも通用すると絶賛する。

素晴らしい打撃テクニックの中村奨成 一方、中村に対しては、「右打ちなのに、内角でもセンターやライトにホームランを打てる技術は相当なもの。キャッチャーが弱い球団では、清宮以上に欲しい選手のはず」(前同)と、こちらも高評価。しかしながら、日大との練習試合で清宮の109号本塁打を見た中村自身が「すごいバッター。レベルが違う。かなわない」と発言したことからも、現状では打撃では清宮が一歩リードか。

高卒キャッチャーでプロ即戦力の逸材 だが、守備においては中村の評価が圧倒的だ。前出の関本氏が解説する。「高卒捕手で即戦力だったのは、楽天監督の梨田昌孝(64)と、元中日の谷繁元信(46)の2人くらいですが、中村は彼らに匹敵します。キャッチャー前のバント処理もプロ並みで肩も強い。一方、清宮はファースト以外となると、どこを守るんだと。PLで守備も鍛えられた清原はサードも守れましたが、清宮はどうでしょう。ファーストは外国人選手が守るケースが多いですから、出場機会にも影響しますからね」(関本氏)と、プロ即戦力の守備力を持つ中村を推す。

スランプのない野球技術といわれる走塁はどうか。「中村は50メートル走6秒フラット、夏の甲子園でもタイ記録に並ぶ6本の二塁打を放つなど、その走塁技術には定評がある。一方、清宮は走塁において目立った実績がないだけに、どうしても中村に軍配が上がってしまいます」(在京スカウト)

打撃力は清宮、総合力は中村と言えそうだ。プロ入り後も続く“怪物”と“天才”の活躍に期待したい。


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