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これなーんだ?―100年以上前に設置された日本初の「公衆電話」

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9月11日は「公衆電話の日」。今から100年以上前に日本に初めて公衆電話が登場した日だ。

今はスマートフォンの普及でめっきり使う機会も少なくなった公衆電話だが、災害や事件に巻き込まれた人が緊急に連絡がとれるよう、全国で一定間隔での設置が義務となっている。

2016年、埼玉県で行方不明になっていた女子中学生が誘拐犯のもとから逃れ、警察に通報したのは東京都の公衆電話からだった。公衆電話は110番などにかける際は硬貨が不要。スマートフォンも現金も所持していない状況でも連絡手段として使える。

登場から100年以上が過ぎ、もう時代遅れになったかに思えた設備がセーフティネットとして役立つと、あらためて明らかになった一件だった。

昔から多くの公衆電話を管理するNTT東日本では、その歴史を資料にまとめて公開している。それによると日本に公衆電話が登場したのは1900(明治33)年の9月11日。まだ電信局・電話局内の電話所だけにしかなかった電話が初めて街頭にあらわれた。まず国鉄上野・新橋の両駅構内の2カ所に、翌10月には最初の屋外用公衆電話ボックスが京橋のたもとに建った。

その後さらに数を増してゆき、明治末には全国で463台まで増えた。はじめ「自働電話」と呼んでいたが、これは米国の街頭電話に表示していた「Automatic Telephone」を直訳したもの。当初は「交換手」という担当者を呼び出して、かけたい相手につないでもらう方式だったが、1925(大正14)年にダイヤルで回して番号を入れ、交換手ぬきで相手につながる方式に切り替わり、同時に現在の「公衆電話」という呼び方に改めた。

1900年における公衆電話の通話料金は市内にかける場合5分以内で15銭。コーヒー1杯が2銭ほどだったというから、かなりの金額。しかし時代の最先端をゆく情報通信技術(ICT)の結晶だったのだから当然とも言える。

それが今や日本中にあって誰でも安価に利用でき、緊急時には無料で使えるようになったのは感慨深い。ただスマートフォンなどの普及により、公衆電話の設置数は2016年度末で約16万台と、10年前に比べ半分以下に減っている。

先述の通り一定間隔での設置が義務となっているので完全になくなることはないが、住んでいる町でも、どこに置いてあるのか分からない、という声も聞こえる。せっかくの公衆電話の日。外へ出た際には設置場所を確かめておくのも役立つ。

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