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【WEC 2017】メキシコ6時間レース 高ダウンフォースを得たポルシェ919ハイブリッドが圧勝

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2017年9月1日~3日、メキシコのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで、世界耐久選手権(WEC)第5戦「メキシコ6時間レース」が開催された。このメキシコシティ郊外にあるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットは標高2300mmと、他のサーキットとは比較にならない高地にあり、空気密度が低いため、マシンのダウンフォースの大きさが大きな鍵となる。

第4戦のニュルブルクリンク6時間レースから1ヶ月半の夏休みを挟んで、世界耐久選手権・第5戦は大西洋を渡ったメキシコで恒例の6時間レースとして幕を開けた。しかし、1週間前にアメリカ・テキサス州を襲った台風「ハーベイ」の影響でメキシコにも低気圧が居座り、レースを控えた週末も連日の悪天候で、公式練習走行初日となった金曜日も、朝から雨が降り注いだ。

9月2日の午後6時15分から始まったLMP1・LMP2の公式予選は雨が降る予報がだったが、実際にはセッションの終盤に僅かにコースの一部が濡れた程度だった。予選結果は、ポールポジションを獲得したのはポルシェ2号車で1分24秒562、2番手はポルシェ1号車が1分24秒710だった。トヨタは7号車が1分24秒802で3番手に。そしてトヨタ8号車は1分25秒378で4番手となり、ポルシェ勢からは1秒近い差を付けられた。

■■決勝レース決勝レースは9月3日の正午にスタートを切ったが、予想された雨はレース終了間際に、僅かにコースを湿らしただけで、ほとんどドライコンディションでのレースになった。

レースはポルシェ勢がリードし、トヨタは2台ともポルシェのペースにはついて行けなかった。理由はTS050ハイブリッドのダウンフォース不足であることは明らかだった。トヨタも標高2285mのサーキットにに対応すべく最大限のダウンフォースを付けてきたが、それでも十分とはいえなかった。ダウンフォースが不足すればタイヤのグリップが得られず、ペースが上がらなかったのはそのためだった。

TS050はダウンフォース不足でタイヤのグリップ性能が十分に発生できないため、タイヤはほとんど磨耗せず、その結果、トヨタ2号車は第2スティントをタイヤ無交換で走ったが、7号車は第3スティントも無交換で走った。

ポルシェは、スタートから2号車、1号車がトヨタ勢に差をつけて1-2体制を固めた。ところがポルシェ2号車はレース中盤で、燃費制御用のフューエルフローメーターがトラブルを起こし交換。このためトヨタの2台に先行を許したが、中盤過ぎにあっさりとトヨタ2台をかわして再びトップに立った。

ポルシェ1号車は順調に2番手につけていたが、1回目のピットインでピットレーンの速度違反を犯し、ピットスルーペナルティを受け20秒をロスした。そのため1号車も序盤はトヨタ勢に抜かれるという状況になった。がしかし終盤までにトヨタ2台を抜き返した。

トヨタ勢はノートラブル、ポルシェ勢は2台ともノートラブルではなかったが、最終的にポルシェは危なげなく2号車、1号車の順でゴールし、トヨタは3位、4位に終わった。トヨタチームは、最後のスティントでチームオーダーを行使した。7号車、8号車の順位で走行していたが、ドライバーズ選手権で上位のドライバーが乗る8号車を7号車の前でゴールさせるべく、順位を入れ替えている。

マニュファクチャラーズ世界選手権ポイントは、第5戦が終了した現在、ポルシェは198ポイント、トヨタは141.5ポイントを獲得。またドラバーズランキングでは、2号車のバンバー/ベルンハルト/ハートレー(134ポイント)がトヨタとの差を41ポイントに広げている。

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