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SKE48、今年は浴衣ショーも!夏の恒例となった美浜海遊祭備忘録

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SKE48が8月24日、愛知県知多郡美浜町の小野浦海水浴場前特設ステージで開催された「美浜海遊祭2017 SKE48 SPECIAL LIVE SHOW」に5年連続で出演した。過去4回は体調不良で欠席するメンバーが出ていたが、今年は在籍する68人全員が美浜のステージ上に勢ぞろい。観客数も昨年3700人からさらに増え4200人と過去最高になった。抽選による無料の招待客が2000人(応募総数18000人)なので、国道247号線を挟んだ客席後方の堤防から観覧する場外客、いわゆる「堤防組」(ファンの間にこの呼称が定着)の人数の方が多いという異例のイベントとなった。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1391523

コンサートはエースの松井珠理奈が「今年も美浜盛り上がっていくぞ!」と叫んで登場し、「意外にマンゴー」選抜+正規メンバーによる「夏よ、急げ!」からスタート。「青空片思い」「アイシテラブル!」とさわやかなチューンが続いた。この日、美浜の最高気温は35℃の猛暑日となり、会場は蒸し風呂状態。MCで3曲終えた感想を聞かれたチームSリーダーの北川綾巴は「もう汗が止らないで~す」と絶叫した。最近、握手会におけるファンの「体臭問題」をツイートして話題になった松村香織は、入場者に消臭シートが配布されたことに言及。「たしかに今日、臭わない。あんまり……」と述べるとファンは失笑した。

今年は重要な「来賓」も招かれた。スーツ姿でステージに現れたのは開催地・美浜町の神谷信行町長。美浜海遊祭は東海テレビをはじめとする地元メディアや企業と美浜町観光協会が共催する「町おこし」イベントでもある。SKE48は「地域密着・地域貢献」をコンセプトに掲げてきたが、この5年で全国の48グループファンの間に「美浜」の名を広めた功績は大きい。そこで東海テレビが町長に声をかけ、初めて互いにあいさつをする運びとなった。SKE48のキャプテンを務める斉藤真木子が「ライブ5年目となりますが、SKEでよかったと思いますか」と尋ねると、神谷町長は満面の笑みで「当然です。わたしもファンです」と返した。去り際に松村香織が「SKEのファンは、ちゃんとこういうところでお金を使う人が多いので経済効果を出せる。安心してください」と言うと、町長はすかさず「たくさんのお金を落としてってください」と懇請。ファンに向かって深々と頭を下げると会場は大爆笑となった。

その後、4曲目の須田亜香里、高柳明音Wセンターで行った「花火は終わらない」は圧巻だった。最近では研究生など若手メンバーで演じられることが多い曲だが、今年はベテラン中心にほぼ18歳以上のメンバーで披露。花火を象徴するカラフルな扇子を用いた妖しく情熱的なパフォーマンスでファンを唸らせた。反対に次の「少女は真夏に何をする?」では、まだあどけなさの残る小畑優奈をセンターに据え、後藤楽々や一色嶺奈ほか17歳以下の若手正規メンバーが演じて対比を醸しだした。「あうんのキス」では後部客席中央に「出島」のように設けられたステージも使った。センターの惣田紗莉渚を先頭にメインステージから移動しながら水鉄砲を発射したり、水風船を客席に投げ入れたりして観客をクールダウン。市野成美は顔見知りのファンを見つけると、剛速球で水風船を投げつけて次々に命中させていた。

コンサートは進み、大矢真那と佐藤すみれがステージに現れ、今年は恒例の水着ではなく浴衣でのファッションショーであることが告げられた会場のファンからは、歓声よりも落胆のため息の方が大きく聞こえた。「キッズ大好き」(KD)として知られる大矢と佐藤(9月1日からSKE48の若手育成係に就任)が「独断と偏見」で浴衣を着せたいメンバーとして選んだ8人(研究生と3チームから各2人ずつ)が順に登場した。佐藤は推しメンの浅井裕華(13歳)が桔梗の図柄をあしらった浴衣で現れると、「ゆうかたんにゃん」と連呼して大はしゃぎ。長い期間かけて浅井をペットとして手懐け、仕込んだという「お手」を披露した。大矢がチームSから選んだ上村亜柚香に感想を尋ねると、「浴衣はあまり着ないのですごく嬉しいんですけど、真那さんはもうすぐ卒業しちゃうので次はすみれさんに可愛がってもらえるよう頑張ります」と答えると大矢は唖然。ファンは上村の変わり身の早さに大爆笑した。

中盤となったコンサートで、は選抜メンバーによる最新シングル「意外にマンゴー」が披露される。センターを務めたのは’15年の美浜海遊祭ライブで流れたビデオ映像の中で、「将来のエース候補」としてフィーチャーされていた7期生の小畑優奈。「SKE48の代表になりたい」と、加入して間もない13歳の少女は身の丈を超える願望をはっきりした口調で語っていた。わずか2年後、そのことばのどおりにシングル曲の単独センターというポジションを勝ち取って、満面の笑顔で美浜に「凱旋」を果たした。

また美浜では直近シングルのカップリング曲が初披露されることが多い。今回も各チームが順に、チーム曲と一緒に「意外にマンゴー」にカップリング収録されている「夢の階段を上れ!」(研究生)、「円を描く」(KⅡ)、「パーティーには行きたくない」(チームS)、「オレトク」(チームE)を初めてファンの前で公開した。直後のMCでは内山命を進行役に各チームの代表が集まっての各チームの裏話に。内山から「パーティーに行きたくない」の「フォーメーションがおもしろい」と褒められた同曲センターの松井珠理奈は「そうだっけな?」と返した。まさかの素っ頓狂な回答にファンは失笑。「あ、あんまり関係してないからわかってないのかなぁ?自分1人で歌ってるから(笑)」と突っ込まれ慌てて「違う、違う」と否定する場面はさらに一同の笑いを誘った。この日ちょうどビキニ風の衣装を着ていた内山は、高柳明音に煽られて、水着ファッションショーなしで落胆していたファンに上着をはだけて見せて大歓声を浴びるなど活躍が目立った。途中、古畑奈和が歌っているフェイスパックのCMソング「オルフェス」が10月13日にCDリリースされることが、本人からサプライズ発表された。SKE48でソロ曲を得たのは松井玲奈、松村香織、松井珠理奈、須田亜香里、大矢真那に続き6人目、ソロデビューは松村に続く2人目の快挙となった。

本編が終盤にさしかかるとウェディングドレス風の純白の衣装をまとった大矢真那がひとりで登場。9月に卒業コンサートを控えた大矢は、卒業ソングとして贈られたソロ曲「永遠のレガシー」を歌いはじめた。するとファンはあっという間にペンライトを大矢のサイリウムカラーである青と白に切り替え、会場を染めあげた。I Love AICHI(開催地・美浜町に謝意を表して途中からAICHIをMIHAMAに替えて歌唱)終了後、須田亜香里に感想を尋ねられると大矢はファンの粋な演出に感謝し、「海みたいです。ここから見たこの景色は絶対に忘れないし、これからの人生において大切に大切に胸の内にしまい、大切な時にそれを放出して、皆さまのパワーはここで放出したんだという日が来れるようにわたしも頑張って未来へ進んでいきたいと思いました。本当に本当に感謝しています。この5年間忘れません。ありがとうござました」と締めくくると、会場からは大きな真那コールが起こった。本編ラスト曲となった「僕は知っている」では、感極まった松井珠理奈が涙ぐんで、卒業が近づく大矢を抱き寄せる姿も見られた。

アンコール1曲目ではメンバー全員で再度「意外にマンゴー」が歌われた。ファンはマンゴー色かつSKE48カラーでもあるオレンジ色に切り替えたペンライトを振り「Splash!」と叫びながら興奮に酔いしれた。そして大矢の選抜曲で、美浜町に隣接する南知多町が舞台になっている「羽豆岬」でライブは大団円に。同曲のオリジナル歌唱メンバーで、最後の2人になった内山命と張り出し舞台を一緒に歩きながら思い出の曲を熱唱した大矢。「わたし大矢真那は最後の美浜海遊祭だったんですけど、(自分にとって)毎年のこのライブがなくなるのは、もう本当に、本当にさみしいです。来年もわたしにとってすてきな夏にするので皆さまもすてきな夏にしてください。SKE48をずっと応援していてくださいね。ありがとうございました」と影アナで挨拶して夏の夜の宴を締めくくった。

「羽豆岬」のロケ地になった縁から、現在でも大矢やファンらとの親交が深い民宿・喜楽屋旅館(愛知県南知多町)のおばちゃんを今年もライブ前に訪ねた。大矢の卒業発表のこともよく知っていた。

「(大矢が卒業したら)もう命ちゃん以外はいないから。SKE48でも羽豆岬を知らん若いコが増えたんじゃないの?(ファンたちで)今でもここに来るのは、ほんの5つか6つのグループだけだよ。ただ、(最近の新しいファンも)羽豆岬と喜楽屋を行ったり来たりはしてますよ。でも『誰のファン?』って聞いても、わたしの知らんコの名前を答えるね。真那ちゃんの卒業は残念だね。ついこの間までは卒業しないと言っとったのに。でも、考えてはおったみたい。ぎっくり腰(昨年4月出演のミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』期間中に発症)をやった時点で覚悟したんじゃないかね。(わたしのところに)情報はいっぱい入ってくるから、大抵のことは知っとるよ。寂しくなるねえ」。卒業後に喜楽屋の「看板娘」としてスカウトしてはどうかと聞いてみたところ、笑いながら「真那ちゃんはお嬢さんだから、他にいろいろやりたいことあるんだと思うよ」と相手にしなかった。

東海テレビの稲吉豊プロデューサーにも本番開演前に話を聞いた。このSKE48の美浜海遊祭ライブに関しては立ち上げからの責任者。今回は本番に先駆けて3回放送された「美浜海遊祭×SKE48 真夏のニセアイドル撲滅大作戦!」のプロデューサーも兼務した。そもそも今年3月の特番から始まった「ニセアイドル」のアイデアも稲吉氏個人の発案だという。具体的な視聴率は明かせないが「ファンだけが視聴したとは思えない深夜帯としてはかなりよい数字」を記録したという。今年初めての試みとして後方客席の中程に「出島」のようなサブステージを設けた理由は「堤防のお客様にもなるべく近い距離で見ていただきたかった。設営上、かなり無理もあったがスタッフに頼み込んで実現してもらった。僕自身は勝手に5000人の方に見てもらうつもりで制作した」と語る。

’17年版美浜ライブの舞台裏はどんなものだったのだろうか。「短期間にもかかわらず、日一日、リハーサルを重ねるごとに完成度が上がっていった。20数曲のセットリストのために全員が集合して朝から晩まで何日もかけて練り上げていく作業だった。外部の方たちはここまで彼女たちがやっていることは知らないでしょう。メンバーには感謝の思いしかない。メンバーたちも美浜をすごく特別なものと思ってくれていて、全員がSNSなどで情報発信をしてくれている。その思いはすごく嬉しい。技術チームもカメラのカット割りギリギリまでやってくれている。事務所側も美浜ライブを大事にしてくれていて、関係者がファンの皆さまも含め心をひとつにして全員で作り上げている。最初から最後まで信頼関係と心が通っているからこそできるイベントです」。本番前の数日は「ほぼ寝ずに執念とSKE48に対する愛情だけでやってきた」という稲吉氏。その汗と情熱の結晶のライブが、インタビューなどの撮り下ろし映像なども交えてテレビ番組としても放映されるという。仕上がりに期待したい。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1391524

〈取材・文・撮影/竹内一晴 撮影/八木康晴 写真提供/東海テレビ〉


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