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「浪費図鑑」お金を使ってdisられて、オタク女が幸せだというならそれでいいと思います

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「ホストには運動会があります」
「若手俳優もあります!」
「K-POPもジャニーズも運動会ある」
「宝塚もハロプロもある」
「ソシャゲもあるから!」

運動会は、浪費するオタク女共通の課金コンテンツなのだ。


2017年8月8日(火)に刊行された書籍『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』(小学館)。特設サイトはこちら。
他人には無駄に見えるようなオタク女たちの「浪費」の実態が記されている。ソーシャルゲーム、ジャニーズ、若手俳優、ホスト、ディズニー、美容など「沼」と呼ばれるさまざまなジャンルに愛とお金を注ぐ女のノンフィクションエッセイ集だ。
その発売を記念して、8月22日(火)に著者の劇団雌猫メンバーが登壇する発売記念イベント「浪費女の夏~本当にあった怖い話 #悪友ナイト」が、東京カルチャーカルチャーで開催された。(前回のイベントのレポはこちら)


▼劇団雌猫メンバー(ジャンル)
・もぐもぐ(AKB48からジャニーズ、宝塚へ)
・ひらりさ(商業BLから占い、マッサージ、酒、家具、そしてHiGH&LOWへ)
・かん(女子アイドルからK-POPアイドル・SEVENTEENのジョシュアへ)
・ユッケ(若手俳優とジャニーズJr.(HiHiB少年の那須雄登))

K-POPアイドルオタクは人として扱われるためにお金を払う


今回のゲストは、書籍版に「EXOで浪費する女」を寄稿したジャッカロープと「ホストで浪費する女」を寄稿したネザーランドドワーフ。2人とも年間100万円以上を自分の沼に費やしている。


EXOとは、韓国人と中国人9名からなる男性アイドルグループ。ジャッカロープはダンスが得意なカイくんを推している。

ユッケ「海外コンサートのチケットは日本で用意するんですか?」
ジャッカロープ「現地で受け渡しが多くて、私も “ジャカルタ会場手渡し”をやったことあります。現地のファンから現地で買った日本人から、さらに譲ってもらうという……」
ひらりさ「密売みたいだ!」

K-POPアイドルの浪費先は「コンサートチケット」と「サイン会」の2種類が多く、余計なイベントが少ない。ピンポイントでお金をつぎ込めるのが良いそうだ。

もぐもぐ「サイン会って何をするんですか?」
ジャッカロープ「会話とか、コミュニケーションの時間が多いです」
かん「日本のアイドルだと本当にサインだけのところが多いけど、K-POPアイドルは握手もできる。人として扱われる」
ひらりさ「人として扱われるためにお金を払うのか……」

アメリカ公演のときにカイくんのビザが発給されず、1人で遠征したのにコンサートで推しを見られなかった経験があるジャッカロープ。現地のお姉さんとのエモいエピソードは、ぜひ書籍でどうぞ。

フリースタイルでdisられるホス狂い女

ホストにハマる前は、V系バンドや若手俳優のファンだったネザーランドドワーフ。若手俳優が出演している舞台『私のホストちゃん』シリーズを見て、ホストを身近に感じていた。


これまで半年間で約200万円をホストに使っていて、会計時はすべて現金で支払う「全入主義」。ホストクラブでは、使う金額やホストからの対応の差でお客さん同士が嫉妬しあうこともある。

ネザーランドドワーフ「シャンパンコールはホストの醍醐味。コールの途中でお客さんのマイクパフォーマンスがあって、他のお客さんに煽られますよ」
ひらりさ「フリースタイルダンジョンじゃん!」
ネザーランドドワーフ「ラストオーダーが終わったあと、その日一番売り上げたホストさんが一曲歌う“ラストソング”があるんです。私も担当ホストに歌わせてあげたくて、まあまあ高額なシャンパンを卸して。そうしたら、隣の席の女性が130万円くらいのシャンパンを入れてきて『ラスソンは3桁からだと思ってるんで。2桁じゃ歌わせないんで』って煽られたことがあります(笑)」
かん・ユッケ「怖い!」

「被り」「全入」「売り掛け」「ネオホス」というホスト業界用語や「ホス狂い界隈」「たんとっぴ」「イベントはお客様にお金を使わせる日」というパワーワードまで飛び出した。担当のホストとのプリクラがスクリーンに映ると、会場からは驚きの声が。

ネザーランドドワーフ「ホストはそんなに生ぬるい世界じゃないっていうか。お金が直結する沼なので、依存が怖いです。ただ、単純に顔の良い男とお酒が飲めるのはとっても幸せ! 女子会の帰りにちょっと行ってもらえるくらいが楽しいと思います」

実際にお金をつぎ込んでいる人からのアドバイス。重みがすごい。従うしかない。


「加藤シゲアキフェア」開催&「推しナモン」という病
会場には「浪費の勲章ボックス」という箱が用意されていた。
お客さんがさまざまな事情で大量に買ったもの(推しのCD、写真など)を入れ、別のお客さんが自由に持って帰ることができる。


もぐもぐ「なんか加藤シゲアキさん(NEWS)の小説が大量に入ってる」
ひらりさ「CDじゃなく小説の複数買いってあるのか!?」
もぐもぐ「布教のために持って来てくださったのか、やんごとない事情でたくさん買ったのか?」


『ピンクとグレー』『閃光スクランブル』(ともに角川書店)をたくさん持ってきたオタク女は、加藤シゲアキの全小説の自作解説ペーパーまで入れていた。
そのペーパーに感動して持ち帰った書店員が翌日、働いている書店で「加藤シゲアキフェア」を開催。新刊の発売タイミングでもないのに加藤シゲアキの小説が平積みになり、購入者も増えたそう。浪費図鑑で経済が回っている!


かん「私はSEVENTEENのジョシュアが好きで、サンリオのシナモンに似てるからシナモングッズを買っちゃう」
ユッケ「でも、HiHiB少年の那須雄登くん(ジャニーズJr.)もシナモンに似てる」
かん「K-POPアイドル・防弾少年団のファンの人も『うちのメンバーも似てる』って言っていて」
ユッケ「テニミュ(ミュージカル『テニスの王子様』)で跡部景吾役を演じている三浦宏規さんもファンのあいだで似てると言われてるんだよね。もう、自分の推しがシナモンに見える病気を『推しナモン』って呼んでいます」

会場にも『推しナモン』の病にかかっているお客さんがちらほら。目がちょっと眠そうで口角がキュッと上がっている美少年が、似ている認定される傾向がありそうだ。

今後の劇団雌猫

8月に同人誌版の第三弾『悪友 vol.2』も発売している劇団雌猫。「浪費」「美意識」に続くテーマは、インターネットで言えないオタク女の「恋愛」。寄稿エッセイが16本と、インタビューやアンケート結果が掲載されている。通販も受け付け中だ。

かん「『初彼が犬夜叉の女』は何度読んでも笑えて大好きです!」
もぐもぐ「私は『大野智と不倫相手と旦那を等しく愛する女』と『大倉忠義と夫を天秤にかける女』。このタイトルでそこにオチるのか、という驚きがあります」
ユッケ「『性欲をシン・ゴジラで断ち切る女』も勢いが良いよ」

すでに購入した読者からは「高村薫をこじらせてドイツ人と遠距離恋愛する女」なども人気だ。


さらに、9月30日(土)には阿佐ヶ谷ロフトでイベント「レ・レ・レンアイ~オタクに恋は難しい?」がおこなわれる。チケットなどの情報はイベント詳細ページで確認しよう。

浪費、美意識、恋愛と、インターネットでは言いにくいオタク女の欲望を追う劇団雌猫。最後にメッセージをお願いします。

ひらりさ「みなさん、明日からも推しへの浪費のために仕事をしていきましょう!」
かん「良い子で働かんとね!」

(むらたえりか)

劇団雌猫『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』(小学館)
同人誌『悪友』シリーズ(通販サイトBOOTH)
劇団雌猫Twitter

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