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NO MORE MUSIC Issue : WENDY feat. KOKI OKAMOTO & HAMA OKAMOTO

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OKAMOTO’Sのニューアルバム『NO MORE MUSIC』発売を祝して、NeoLでは収録曲10タイトルにインスパイアされた10記事とイメージヴィジュアルを1ヶ月にわたって随時掲載していく。第7回目は“WENDY”をテーマに、オカモトコウキとハマ・オカモトが他者と自分らしさの関係について語る。

——“WENDY”はコウキくんがハマくんのことを思って書いた曲だと小耳に挟んだのですが。なんでも星野源さんの曲でベースを弾くハマくんを観て、思うところがあったとか。

ハマ「特典の映像で、コウキが語っている話ですね」

コウキ「これは“WENDY”に限らず、全体に関して言える話なのですが、レイジだったらDJやファッションに詳しかったり、僕たちはそれぞれがそれぞれに得意分野がある。みんながOKAMOTO’S以外のところでも活躍しているので、それを最大限に活かしてバンドに還元できるように精一杯頑張っていますが、それでもまだまだ四人四様にバンドに対してやれることがある、もしくはそれを引き出せるやり方があると思っていて。ハマくんのことで言うと、あるときお店で(星野)源さんの“恋”が流れて、すごくいい曲だし、『こんなベースも弾くんだ』というメンバーながらに新たな発見がありました。OKAMOTO’Sでもこんな風に弾いてほしいとやる気を掻き立てられたので、その時に書いていた曲に反映させてできたのがこの“WENDY”です。もちろんそればかり考えて作ったわけではないですが、やっぱり“恋”はいい曲だなと思う反面、悔しいところもあって。これだけ世に浸透している曲なので、本来OKAMOTO’Sのベーシストであるハマくんが、“恋”を弾いている人という認識になってしまう。だから同じくらい、いい曲を作りたい。OKAMOTO’Sとしてのハマくんをもっと知らしめたいという気持ちもありました。僕らがプライマル・スクリームやローリング・ストーンズが好きだと言っても、ハマくんは『いやいや、知らないから』というようなところがあるんですよ(笑)。なので、ハマくんがグイグイいけるような曲を作って、『キターッ! めちゃ弾けるじゃん!』と思ってくれたら嬉しいなと」

——その話はハマくんに共有していたんですか?

コウキ「していませんでしたが、明らかにこれまでより自分の得意分野だという感じがあったんじゃないですか? どうだった?」

ハマ「まあね。今回のレコーディングでは、ドキュメンタリー撮影がずっと入っていたのですが、その個別のパートでコウキが話しているのを観てこの話を知りました。レコーディング後に観たので、制作時には全くその話を知らず。ただ、自分の中の前提として、こっちではこんな感じで弾いて、バンドではこれくらいにしとこうという気持ちは全くありません。理論的にやっていることでは一切なくて、ものすごくベタな言い方ですけど、溢れ出てくるものでしかない。そういう意味では、“WEDNY”は、弾けるじゃんというか、いままでのOKAMOTO'Sにはなかった曲調でしたし、こういうアプローチだったら全くわからないということはないなと思いました。あと、単純にいい曲。これまでの傾倒の曲は、主メロ、歌メロに対してバッキングやバックトラックの援護射撃というよりは副旋律をやっているつもりで弾いている部分はありました」

コウキ「カウンター(メロディ)っぽいよね」

ハマ「そう。メインを際立たせるためのもう1つの面というくらいの感覚で弾いているものが多かった。『BL-EP』に関して言うと、もっと音数が少ないけど全体を立たせるような演奏が合うし、それは計算通りで。そういうことをできるような曲が多くなったと思っていて。外でやっているようなことを本家ではあまりやってなくて、外でのほうが面白いと言われるのは個人的にも不服で。でもそれは計算していることではないので、もちろん他の誰のせいでもなく、自分のことなのですが自然発生するものなので自分でも対処しようがないというジレンマがありました。そのジレンマが完全に払拭されたアルバムであり、曲だと思います。“恋”やももクロなどで知って本家を覗きに来てくれた人たちが、『そうそう! これ!』と思えるものを全体的に散りばめることができたアルバムは初めてかもしれない。今までは本家に来て、いわゆるロックアプローチなので少しイメージと違うなと思われることも多かったかもしれませんが、今作ではこの3年間の外でやっていた顔も、元々の顔も合わさっているからナチュラルな地の顔が見せられた。特にこの曲は確かにそういうアプローチが全体でできている気がします」

コウキ「単純にそれぞれのスキルが上がって、能力を出せているということでもあると思います」

ハマ「でも、自分らしさは自分ではほぼ100%わからないというか。他者の目線で誘導されて初めて発揮されるものだと最近すごく思っていて。今回、そう思ってもらって、促された感じは強い。この曲を渡されて、自分らしいと自分で思っていることをやっていたら最高につまらないことになっていたと思うので、促されて正解だったと思います(笑)」

——これまでだったら仲間を他者目線で見るということを意識していなかったかもしれないけれど、その目線を身につけたということでもありますよね。

ハマ「ソングライターだということですよね。一作前くらいから、コウキにはその目線がある」

コウキ「そう言われるとなんか恥ずかしいです」

——そのハマくんの指摘もまた、他者の目線ですよね。音楽的に強く繋がっていて、同時に個を尊重する姿勢がバンドとしての進化を生んでいる。「一人じゃとても僕は 僕になれないまま」というこの歌詞のよう。

コウキ「はい」

ハマ「この話を根本から解体させますが、コウキの好きなタイプは黒ギャルなので、ここに出てくる“WENDY”は黒ギャルかもしれないです(笑)」

——いまだに好きなんですか?

コウキ「タイプはそうそう変わりません」

一同爆笑

okamotos
OKAMOTO’S『NO MORE MUSIC』8月2日発売(Ariora)https://www.amazon.co.jp/NO-MORE-MUSIC-初回生産限定盤-DVD付/dp/B072VKB8QQ/ref=pd_lpo_sbs_15_img_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=8MR686V41KK8S9ZDA0PChttps://itunes.apple.com/jp/album/no-more-music/id1253780325

photography Takuya Nagata styling Masako Ogura hair & make-up Katsuyoshi Kojima(TRON)model Keito (STAARAY)interview & edit Ryoko Kuwahara

dress ¥30,000/FACETASMcorset ¥39,000/TOGA PULLA

FACETASM http://www.facetasm.jpTOGA Harajuku Store http://www.toga.jp*price excluding tax

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