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【医師監修】里帰り出産で準備したい書類&持ち物リスト

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里帰り出産をしようかどうしようか、直前まで悩む妊婦さんも少なくありません。旦那さんと意見がぶつかることも。ただ、特に初産だと、不安を解消できる里帰り出産を選ぶ方も多いです。今回は里帰り出産についてメリット、デメリットを考え、里帰り出産をする場合の書類や持ち物などの準備リストについて説明していきます。
どこで産む? 里帰り出産について考えよう

出産は不安がつきものです。体力はすぐに戻るだろうか? 授乳で寝不足になったらどうしよう。夫の出勤に合わせて起きることができるかな? ・・・これらの不安は、初めての出産ならなおさら強く感じるものです。そこで、体力回復と育児に専念するために、里帰り出産をする女性がたくさんいます。実家には先輩ママの実母(姑)がいるのも頼もしいですよね。

今回は、里帰り出産をする場合の注意点、準備についてご説明していきます。
どうして里帰り出産をするの?

里帰り出産は日本特有の風習のなごり
里帰り出産は日本特有の習慣です。これは、日本に昔からある「床上げ」という文化が関わっています。かつて日本では「産後の肥立ち」をよくするため、出産後しばらく布団で寝て過ごしていました。母体の健康が戻るまでの間、赤ちゃんは家の中の他の女性がお世話をします。そして、体力が回復するとお布団から出て通常の生活に戻る「床上げ」を行いました。

大昔は、出産はまさに命がけ、栄養状態も今より悪かったため体力の回復に時間がかかっていたことから、日本人の知恵としてこのような習慣があったのですね。この時代、嫁ぎ先では出産の面倒がみられない場合、妊婦は実家へ戻り里帰り出産をしていました。昔の日本の産業は農耕が中心でしたので、女性も働き手として必要だったため、嫁と赤ちゃんの面倒はその実家にお願いしたということです。
欧米にはない「里帰り出産」の文化
さて、欧米の女性の出産事情についてもご紹介しましょう。欧米の多くの女性は自宅近くの病院で出産、健康であれば5日程度(日本の場合入院期間は初産で1週間)で退院、すぐに家族で生活を始めます。

その間の赤ちゃんやママのお世話は夫がしますよ! アメリカやヨーロッパ諸国では赤ちゃんの父親が産休を取る文化が浸透していますので、夫が2週間から1か月程度の休暇をとって「妻と赤ちゃん、家事のサポートをするのはあたりまえ」のことなのです。
里帰り出産のメリット&デメリット5つ

里帰り出産にはたくさんのメリットもありますが、同じくらいのデメリットもあります。里帰り出産するかどうか悩んでいる方は、ご参考にしてください。
里帰り出産・5つのメリット
里帰り出産には主に5つのメリットがあります。

●出産前後のママの安心、精神的な安定を得られる

●急に産気づいた時にも家族がそばにいる

●産後にゆっくり体を休められる

●赤ちゃんのお世話に専念できる(家事を家族に手伝ってもらえる)

●赤ちゃんのことについて先輩ママのアドバイスを受けられる

特に初産のプレママは、妊娠によるホルモンバランスの崩れ、臨月になると大きなおなかで体が思う通りに動かない、子育てに対する漫然とした不安で押しつぶされそうになります。ご主人がお仕事でお忙しい家庭ならより、不安が強くなり内向的な女性の中には、誰にも不安を打ち明けられずうつに近い症状になる人もいます。その時に、先輩ママがいて話し相手になってくれるだけでも少し不安がまぎれますし、赤ちゃんの誕生を待ちわびている人が自分以外にもたくさんいるのだという喜びも感じます。

産後も同様で、退院後には授乳もまだ上手にできず悩みますが、この時も先輩ママのアドバイス、家事のサポートがあれば、肉体的にも精神的にも安心できます。
里帰り出産・5つのデメリット
次に、里帰り出産をした場合のデメリットについてです。

●出産病院と検診病院が違う(出産病院が見つからない)

●パパが出産に間に合わない場合も

●パパに「父親の自覚」が生まれにくい

●生活費・交通費などがかかる

●先輩ママの過干渉

里帰り出産をする場合、出産を受け入れてくれる病院を探さないといけません。出産だけを受け入れる病院は少なく、妊娠35週目以降は出産予定病院で検診を受けないといけません。妊婦検診を受けていた病院では紹介状を書いてもらいます。紹介状には、文書料が必要ですし、里帰りのための交通費、世帯がパパ・ママ二つに分かれたことにより生活費も増加します。
・立ち会い出産が難しくなる?
また、陣痛が始まってパパに連絡しても、出産に間に合わないという話もよく聞きます。感動的な瞬間に立ち会えないのも残念ですが、この「出産の瞬間に立ち会わなかったこと」は父親としての自覚が芽生えにくくなる原因の一つに挙げられています。ここ数年、パパの産後うつ「パタニティブルー」で苦しむ男性も増えてきていますので父の自覚は早いうちに身に着けてほしいですよね。

ママにとってのデメリットは、先輩ママと赤ちゃんのことで意見が違ったときのストレスです。大切な赤ちゃん、ママにはママの思いがあります。そこに先輩ママの「育児方法の押し付け」があれば、お世話になっている引け目がある分言いたいことも言えずにつらくなってしまったり、家族の安心感から言い合いになったりします。
4つの段取りで里帰り出産が成功しやすくなる!

里帰り出産には下準備が必要です。準備段階でうまくいかなければ、里帰り出産を断念しないといけない場合もあります。里帰り出産をするかしないか迷ったら、まず準備にとりかかるようにします。

以下に「里帰り出産を成功させる4つの段取り」をご紹介します。
1.実家(受け入れ家族)に相談
これは里帰り出産を成功させるために最も大切なことです。里帰り先は自分の実家である場合だけではなく、ご主人の実家である場合もあります。実母や姑が積極的に里帰り出産を受け入れる体制が整っていないのに里帰り出産を強行すると、かえってママは体力的にも、精神的にもつらくなります。

また、生活費をどのようにするかもきちんと話しておくようにします。お金の問題は、その後の関係にも大きくかかわってきますので、実家だからと甘えず(たとえ断られたとしても)生活費を入れる用意があるという話もしておきます。
2.出産病院探し
里帰り出産が具体的になってきたら、受け入れ病院を探します。評判の良い病院は、予約が早くから埋まってしまいますし、里帰り出産を受け入れない病院もあります。現在はインターネットで情報収集もできます。候補の病院をまずネットで探して、その後電話で確認をとるといいですよ。受け入れ病院が決まらなければ、里帰り出産もあきらめるしかないので早めに探してくださいね。

3.ベビー用品(実家で準備するもの・自宅で準備するもの)を確認
ベビー用品の準備は楽しいですよね。実家で一定期間を過ごす場合、実家にもある程度のベビーグッズが必要になります。例えば、ベビー布団(ベッド)やベビーカーですが、実家でも使う場合、購入したときの配送先を実家にしておくと、出産後自宅に帰る片道分の配送費で済みます。短い期間しか使わない物は実家にいる間はリースにするという手段もありますね。
4.夫とのコミュニケーション
里帰り出産ではママは楽になりますが、パパは仕事、家事が増えますし、家族に会えない寂しさを感じます。ママの実家に里帰りの場合は、疎外感も感じます。里帰り出産を当然と思わず、夫に理解してもらえるように、自分の気持ちや感謝の気持ちを、いつも以上にしっかりと伝えるようにしたいですね。
里帰り出産に必要な書類や持ち物は?準備するものリスト

里帰り出産を実際にする場合多くは必要ありませんがたくさんの種類の準備が必要です。ここでは、赤ちゃん、ママ、入院のための準備に分けて説明していきます。

あれもこれも、と思いがちですが行きかえりの移動も大変ですので、できるだけ荷物は少なくしてコンパクトにまとめるようにします。
赤ちゃんの準備
●おむつ

●哺乳瓶など母乳、ミルク関連用品

●肌着ベビーウェアなど赤ちゃん用の服

●沐浴用の衛生用品

●ベビー布団、ベッド

新生児は退院後しばらくの間は肌着程度の衣服で過ごすのがほとんどです。実家から自宅に帰るときの洋服は必要ですが、あまり数は必要ありません。季節にもよりますが、短肌着、長肌着を2~3枚ずつ、カバーオール2~3枚程度でしょう。ベビー服はお祝いでいただくことも多いので最初は少なめの準備で大丈夫です。
・粉ミルクとおむつは慌てて買わなくて大丈夫
ミルク用品は哺乳瓶が必要ですが、粉ミルクは退院後でもすぐに購入できます。母乳が十分に出た場合は必要なくなりますし、病院で試供品がもらえる場合もあるのであまり慌てて買う必要はありません。

おむつも生まれてきたベビーの体重によります。新生児用のおむつを買っていても、予定日を過ぎておなかの中で順調に育つと思った以上に大きく生まれる場合や、早産でなくても2500g位と小さく生まれる場合もあります。家族に買い物を頼める状況であれば、産後にジャストフィットのサイズを購入するほうが無駄になりません。

その他、身の回りのグッズは実家の近辺で購入することも方法の一つです。後ほど説明しますが、里帰り出産の場合、臨月に入る34週から35週目には実家に移ります。健康な妊婦であればまだこの時期なら少しずつ買い物もできますので実家そばのベビー用品量販店や、薬局またインターネットで購入して実家に配送してもらいましょう。

ベビー布団にするか別途にするかは実家の住宅事情にもよります。家族とも相談しながら、リースで済ませる方法もあります。
ママの準備
●衣類、下着(産後着る服、産褥用の下着)

●洗面用具・化粧品

●マタニティ用服、パジャマ

ママ用の服はマタニティウェアだけでなく産後に着る服も必要です。産後は体の締め付けのないウェストゴムやゆったりしたラインの軽めの服が便利です。しめつけ目的ではありませんが、産後のおなかの皮膚のたるみをとるための補正下着、産褥期の出血に対応できる下着も必要になります。また、授乳には前あきの服がおすすめです。たくさん持っていく必要はありません。その他に、自宅に帰るときに着る服も用意しましょうね。

産後は授乳などで生活リズムも狂い、ホルモンバランスも再び激変します。お肌の不調を訴えるママさんも多いので、基礎化粧品は使い慣れたものを多めに持っていくと安心です。
入院の準備で必要な書類をチェック!
●母子手帳

●病院の紹介状(経過報告書)

●健康保険証

●印鑑

★出産育児一時金等支給申請書

★健康保険出産手当金請求書(育休取得の働くママで請求資格がある人)

病院の紹介状は出産病院で最初に検診を受けるときに渡している場合も多いです。その他の書類は●印は必ず、★印は受け取り方法により申請書の様式が違う場合や、受給要件のある人のみが必要となります。ひとまず加入の健康保険組合担当者に確認をして書類を確認します。これらの申請には出産病院の記載欄がありますので、入院時に提出します。
実家に帰るタイミング&自宅に戻るタイミングはいつ?

産前は34週くらいまでに実家に移動
出産病院の検診なども必要ですので一般的に34週(9か月半)くらいで移動する女性が多いです。この時期ならまだ安定しています。これ以降は、早産の可能性、物理的におなかが大きくて動きにくくなります。ラッシュと人ごみをできるだけ避けて、スケジュールにゆとりを持って移動するようにします。
自宅に戻るタイミングは?
自宅に戻るタイミングは人によりまちまちですが、最も多いのが、赤ちゃんの一か月検診が終わったタイミングです。2か月程度を実家で過ごす方や、2週間で戻られる方もいらっしゃいます。

パパに早くから育児参加してもらうこと、ママが早く自宅に戻ることによって、父の自覚を感じママへの愛情も深くなります。逆に、あまりに長い間パパの一人暮らしが続くことで、以後の夫婦関係がうまくいかないという例もあります。

ママの体も大切ですが、いずれは、ママとパパだけで赤ちゃんのお世話をしなければならなくなります。新しい家族のペースを早くつかむことを考えて帰宅のタイミングを決めましょう。
まとめ

いかがでしたか?

旦那さんとよく相談した上で、里帰りするかどうか決めましょう。

もし里帰り出産が決定したら入院に必要な書類も不備がないよう、揃えて下さい。

里帰り出産の準備は大変ですが、ママにとってはやっぱり安心できますよね。きちんと段取りをして、そしてコンパクトに身の回りのものだけ準備をして、実家で適切なサポートを受けましょう。持ち物リストを作っておくと、うっかり忘れてしまう失敗を回避しやすくなります。先輩ママから一通りのことを教わったら、あとはママとパパが主役! 適当な時期に切り上げて新生活をスタートさせてください。

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