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観る将は要チェック 将棋の対局を分かりやすく盛り上げる「名解説」棋士たち

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 将棋を観戦するファン「観る将」にとって、2人の対局者と同様に番組などでファンに将棋を教え、対局を解説する棋士も大切な存在だ。「囲碁・将棋チャンネル」のような専門チャンネルから、最近ではAbemaTV(アベマTV)のようなライトなファン向けのチャンネルもあり、解説もより多彩になってきた。ファンから好評な「名解説」棋士たちを挙げてみた。

 ◆藤井猛九段 登場するとファンから「てんてー」とコメントが付く藤井九段は淡々と面白い解説をするタイプ。将棋以外の話題になると緩く、将棋の解説もユーモアを交えながら楽しく語る。時折見せる独自の美学を持った解説の美しさは、「藤井システム」の考案、「角交換四間飛車」定跡の整備など、自ら新しい戦法を創出し続けている将棋人生がにじみ出て魅力的だ。

◆鈴木大介九段

麻雀番組などにも登場する鈴木九段は、トークが軽快ではっきり聞きやすく、1手30秒といった時間の短い将棋の場面でも過不足ない解説でわかりやすい。終盤の早見えも解説に良い影響を与えていると見え、その深く幅広い読み筋が視聴者の棋力向上に役立っている。

◆木村一基九段

将棋を指すときには「千駄ヶ谷の受け師」の異名を持つ木村九段は「解説名人」と呼ばれている。自らを「おじさん」と呼び、聞き手の女流プロと楽しいやり取りをする解説は非常にアグレッシブ。軽妙なトークだけでなく、場面ごとに考える方針から手の解説をしていく姿のファンが多い。

◆豊川孝弘七段

ダジャレの連発でおなじみなのが豊川七段だ。若手の女流棋士に向かって「これはちょっとコマネチ(困った)」というダジャレを発し、ネット観戦者には受けるものの本人はポカンとしている様子も面白い。初心者が聞いても参考になる、前向きで明るい解説が好評。

◆勝又清和六段

序盤研究とコンピューター将棋に詳しい勝又六段は「教授」「データマン」と呼ばれている。その豊富な知識を分かりやすく解説する姿は異名通り、学校で授業を受けているかのような分かりやすさだ。ニックネームが真になったのか、今では東京大学で客員教授を務める本物の「教授」だ。

◆西尾明六段

西尾六段はコンピューター将棋に精通しており、人間の感覚では不思議と思う将棋ソフトの指し手に対する解説を的確に行っている。近頃は将棋ソフトが編み出した手がプロでも使われるようになったりするなど「ソフト的」な手も増えつつある。ソフトの研究をしっかり行い、アマチュアに適切に解説できる西尾六段のような存在は貴重だ。【奥野大児】

(C)AbemaTV

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