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従軍慰安婦問題をでっち上げた人間たち ~その3~

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(その2からの続き)

従軍慰安婦強制連行問題で、忘れてならないのは日本の“人権派弁護士”の存在だ。日本政府を相手取った慰安婦による賠償訴訟請求で弁護団の一員だったのが、のちに国政に転じ、社民党代表となる。当時参議院議員だったM・H弁護士だ。1991年1月には、代表発起人として『従軍慰安婦問題を考える会』を発足させ、関係者から慰安婦についての聞き取りを行っている。

朝日新聞の俗にいう『Uレポート』をきっかけに、同弁護士はT弁護士らと共に日本政府に賠償を求め、1991年12月6日に東京地裁に提訴した。Uレポートからわずか4カ月後のことだ。

訴訟の原告募集に応募したのが、Uレポートのおかげで従軍慰安婦になりすますことに成功した、遺族会所属の第1号金学順(キム・ハクスン)と第2号の文玉珠(ムン・オクチュ)の両ハルモニ(おばあさん)だ。

金ハルモニは「17歳(その後14歳に訂正)で親にキーセン(朝鮮において歌舞を職業とする女性の総称)に売られた」と“自白”していたが、その後M・H弁護士が弁護人を務めた裁判では「軍人に無理やり慰安所に連れて行かれた」と証言をひっくり返している。Uレポートという援護射撃を受け、裁判を有利に運ぼうと工作したことがありありと見てとれた。

M・H弁護士は、産経新聞2014年5月25日付によると、1992年8月にソウルで開かれた『挺身隊問題アジア連帯会議』で各国の慰安婦関係者が集まった会議において逆切れをしている。台湾代表が個人賠償を求めないことを表明したり、タイ人女性が「英国兵は日本兵よりもっと酷いことをした」と主張した際、「余計なことを言うな!」と𠮟り飛ばしたのだ。

もうひとりのT弁護士もひどい。歴史研究家の秦郁彦氏が済州島に取材に行く前、金ハルモニに訴えを準備させていたT弁護士に電話をし、「彼女は(訴状に)キーセンに売られたと書いているし、そう証言してもいるじゃないか」と異議を唱えた。するとT弁護士は「あれは“玉”が悪かった。いま、次のいいのを準備している」と言ってのけたのだ。

当時、東京訴訟の原告に祭り上げられていた金ハルモニを“悪玉”だと蔑むとは、人権派弁護士とは何なのかを考えるには十分な言葉だろう。

(その4へ続く)

【画像】

(C)Ji Yeon Song / Shutterstock

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