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手術のあとは残る?元助産師が答える「帝王切開」Q&A

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出典:https://www.shutterstock.com

出産を控えている妊婦さんにとって、どのようなかたちで出産をするのかはすごく感心があることですよね。

厚生労働省の行った『平成26年医療施設(静態・動態)調査』によると、妊婦さんの5人に1人は帝王切開で子どもを出産しています。

そして同調査が始まった平成8年から、“帝王切開での出産”の割合はずっと上昇傾向にあるようです。(※1)

年々増える傾向にある帝王切開ですが、手術と聞いて怖い印象を持つ方も多いと思います。

今回は、元助産師として多くの出産に携わってきた筆者の経験を元に、帝王切開とはどのようなものなのかお伝えしていきます。


帝王切開には2種類ある!「予定帝王切開と緊急帝王切開」の違いは?


一概に帝王切開での出産といっても、あらかじめ日時を決めて行う“予定帝王切開”と、自然分娩(経膣分娩)のトラブルから行われる“緊急帝王切開”があります(※2)。

予定帝王切開の適応としては帝王切開で出産した経験がある場合の“前回帝王切開の既往”、“逆子”、“多胎”、子宮の出口のところに胎盤がある“前置胎盤”などが挙げられます(※2)。

緊急帝王切開の適応としては、分娩進行中に赤ちゃんへ十分な酸素が供給されず“胎児機能不全”となった場合や、赤ちゃんがうまく頭の向きをかえられず産道を通過できない“回旋異常”、陣痛が弱く分娩が進まなくなってしまう“微弱陣痛”などが挙げられます(※2)。

これらは妊娠経過に関係なく、誰しもに起こりうる可能性のあることです。

やっぱり気になる!「手術後のあと」はどのくらい残る?


帝王切開では、お腹を10cm程度切開します。

予定帝王切開では美的観点から、下着のラインに隠れるくらいの位置で横向きに切開することが多いです(※3)。

一方、緊急帝王切開では、一刻も早く胎児を娩出するため縦向きに切開することが多いです(※3)。

そして手術となるとやはり傷あとが気になるもの。

しかしどれくらい傷跡が残るかというのは、やはり人によって異なるようです。

経験からすると、手術のあとがやっぱり残る事の方が多い気がします。人によってはケロイド状になる事もあるようです。

テープや塗り薬などを手術後に適用する事で対応はできるので、前職では皮膚科へ相談するようにアドバイスしていました。

傷痕については個人差があるものなので、まずは自身のかかっている医師に確認してくださいね。

帝王切開の「費用や保険適応」は?


自然分娩(経膣分娩)は健康保険の適応外ですが、帝王切開の場合は健康保険が適応になりますし、高額療養費制度も適応されます。

自然分娩(経膣分娩)に比べて入院期間が長くなる傾向にあるので入院費を心配する方もいますが、上記が適用になることから、自然分娩(経膣分娩)に比べて安く済むこともあるように、筆者の経験上感じました。

帝王切開は赤ちゃんとママの安全を最優先して選択する出産方法の1つです。

誰しもが帝王切開での出産となる可能性があるので、あらかじめどういうものか理解しておくと、漠然とした恐怖を感じることも少なくなるのではないでしょうか。

もしも帝王切開での出産になってもマイナスにとらえず、何よりもまずママと赤ちゃんが安全に出産に臨むことに気持ちを向けられるといいですね。

【参考】
※1 厚生労働省 平成26年医療施設(静態・動態)調査
※2 『病気がみえる vol.10: 産科』メディックメディア(2013)
※3 15.帝王切開術 – 日本産婦人科学会
※ 全国健康保険協会 高額な医療費を支払ったとき
※  Martin Valigursky / Shutterstock

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