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「失敗をした時は自分を責めてはいけない」という研究結果

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数年前、私はとても大きなお金の失敗を犯しました。フリーランスの義務である年4回の予定納税を1年間怠り、4月の確定申告時に何千ドルもの追加支払いが生じてしまったのです。当時の私には、そのような金額を支払う余裕など一切なかったため、とにかく自分を責めました。これは「自らに厳しくすれば、同じ間違いをしなくても済むのではないか」という気がするからです。

しかし、マサチューセッツ工科大学の研究によれば、自らを罰すると次に失敗する確率が上がるというのです。その研究では、サルにコンピューター画面で2つの異なる画像を交互に見せてタスクを行わせました。1つの画像は、サルが視線を右にずらすと報酬が与えられ、もう1つの画像は左にずらすと報酬が与えられるというもの。サルは試行錯誤することによって、どちらの絵でどの行動をとれば報酬を得られるのか習得していきました。同大学の神経科学者Earl Miller氏は、その結果を次のように説明しています。

正しい行動をして報酬をもらえたときは、サルの脳内に「今の行動は正しかった」と伝える信号が長く残りました。そして、神経細胞による情報処理がより正確に行われ、次の絵でも正しい行動をとる確率が上がったのです。一方、間違った行動をした場合は、次回の改善につながることはありませんでした。つまり、脳の処理能力とサルの行動改善は、失敗からではなく成功からしかもたらされなかったのです。

さらにMiller氏はScientific American上で「脳には、失敗よりも成功のほうがはるかに大きな影響力をもつ」とも言っています。また、応用精神生理学・バイオフィードバック学会の会報には「失敗は集中力を損ない、不安感を高めて将来の成功を阻む」という研究論文が掲載されています。そのほかにも、過去の金銭的な失敗を気にしすぎると、次のショッピングでも同じことを繰り返してしまうという研究結果もあります。

つまり、失敗を気にしすぎると、次の行動に悪影響がでるということです。しかしこれは「失敗から学ぶな」という訳ではありません。失敗してしまったときは自分を責めるのをやめ、前に進むのが一番だということです。

Why You Need to Stop Beating Yourself Up Over Past Money Mistakes | Lifehacker US

Image: pathdoc/Shutterstock.com

Source: MIT News, Scientific American, Association for Applied Psychophysiology and Biofeedback, Lifehacker US

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