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【医師監修】二人目をなかなか妊娠しない原因は? 不妊を克服して妊娠したい!

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1人目の子どもの育児に慣れ、そろそろ2人目を……と思っているのになかなか授からない。どうして?と悩み焦るママも少なくないようです。1人目のときはすぐに自然妊娠できたのに、2人目はなかなか妊娠できない「二人目不妊」の原因とはどういうものなのでしょうか? 克服法も含めてご紹介します。
二人目は不妊・・・なぜ?

「二人目不妊」とは、1人目は結婚後比較的早い時期に自然に妊娠しているのに、2人目がなかなか授からない状態のこと。心配になって不妊症の基本検査を行っても大きな異常は認められないことも多いようです。また、意を決して不妊治療をスタートさせても、すぐには妊娠に至らないこともあります。

不妊の症状に当てはまる?
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないことを言います。ここで気になるのが「一定期間」はどのくらいの期間であるかということですが、日本産科婦人科学会では、「1年というのが一般的である」と定義しています。1人目を出産後、生理があり、一定の夫婦生活を送っているにも関わらず、1年以上2人目が妊娠できない場合は、二人目不妊と考えていいかもしれません。

出産後にホルモンのバランスが変化し、生理が不順になったり、無排卵になったりすることも考えられます。また、子宮内膜症を合併していたり、過去にクラミジアなどの骨盤腹膜炎などにかかったことがあったりすると、妊娠しにくいことが明らかになっています。これらの病気にかかった経験がある人や、出産後、生理のサイクルがなかなか戻らなかったり、基礎体温の測定で無排卵の可能性が高いグラフが示されたりした場合は、産婦人科を受診したほうがいいでしょう。
一人目と二人目の違い
一人目を自然に妊娠・出産できたということは、夫婦ともに生殖機能に大きな問題はないはず。それなのに二人目が不妊になるのはなぜなのでしょう。
卵子や排卵、卵管の問題
女性は年齢が上がるごとに、卵子の数と質の低下などにより、妊娠が成立しにくくなります。卵子の質の低下は20代後半から始まり、35歳くらいから加速し始めます。30代前半で1人目を自然妊娠できたとしても、卵子の質の低下などが原因で、35歳過ぎるとなかなか妊娠できないということが考えられます。

また、卵管の「ピックアップ機構」がうまく働いていない可能性も考えられます。卵管の末端にある「卵管采」は、卵巣から排卵する卵子をキャッチして、卵管内に導くピックアップ機構が備わっていますが、この機構が働かないと卵子は卵管に行くことができず、精子とは出会えないのです。このピックアップ障害は、原因不明の「機能性不妊症(原因不明不妊症)」の原因として考えられています。

子宮内膜症を合併していたり、過去にクラミジアなどの骨盤腹膜炎などにかかったことがあったりすると、卵管に癒着が起きている可能性があります。もともと卵管が癒着していたり、狭くなったりという問題があったのに、1人目は幸運なことにうまく卵子が卵管を通り、妊娠できたということもあります。その場合、元々妊娠しづらい状況なので 2人目がなかなか妊娠できない‥ということになるかもしれません。

育児や仕事のストレス
育児は24時間365日待ったなし。特に生まれて1年ほどは、ママも睡眠不足だったり、満足に食事を摂れなかったり、といったこともあるでしょう。

また、子供の成長は嬉しいものですが、2~3歳ともなると自我が発達して、「言うことを聞いてくれない」「ワガママに手を焼いている」と悩むママも少なくありません。育児休暇取得後、職場に復帰した場合は、育児と仕事との両立にかなりのエネルギーを使うことでしょう。こうした育児や仕事のストレスが、ホルモンバランスの乱れの原因になることもあります。

夫婦の関係性
出産後、夫の子育てに対する考え方の違いなどを目の当たりにし、戸惑う妻も多いようです。「仕事ばかりで子育てに協力してくれない」「ワンオペ育児に疲れた」などのストレスで、ホルモンのバランスが崩れたり、身体の調子がなかなか元に戻らなかったりするママもいることでしょう。子育てに関する考え方の相違がきっかけで、夫婦の関係が冷え切ってしまうこともあります。

また、出産・育児をきっかけに「(夫や妻を)異性として見られなくなった)」という夫婦もいます。異性として見られないから、性交の回数も減り、やがてセックスレスになるというケースもあるようです。

二人目不妊の治療法と克服法!

二人目不妊かも!?と思ったら、できるだけ早く産婦人科を受診してみましょう。迷っている間に母体の加齢が進み、さらに妊娠しづらくなる可能性もあります。また、夫婦関係の見直しをすることも大切です。子ども中心の目線を、少しパートナーに移してみるだけで、状況は克服できるかもしれません。

自然妊娠を希望なら積極的に夫婦関係を
育児は睡眠不足になりがちで、体力を激しく消耗します。パートナーの相手よりも、体力を温存するために睡眠を優先したいというママもいることでしょう。もちろん、十分な睡眠や体力の温存はストレスを軽減させる働きがあるため、ホルモンバランスを整え、妊娠しやすい体につながる可能性が高くなります。

しかし、妊娠を望むのなら、パートナーとも積極的に夫婦生活を営むことを心がけましょう。定期的に排卵・生理があり、それに合わせて夫婦生活を営めば、妊娠の可能性は高まります。とはいえ、「二人目不妊を克服しなければ」と力みすぎると、夫婦の関係もギクシャクしてしまうことも。スキンシップやパートナーに寄り添う気持ちを心がける夫婦生活をすることで、「自然に妊娠できた」となるかもしれません。
ストレス軽減と生活習慣の見直し
育児中は子ども優先の生活になるため、子どもが就寝したあとに家事の後片付けをするママも多いことでしょう。育児も家事もやらなければならないことが山積みなのに、ちっとも片付かないことにジレンマを抱えるママも多いかもしれません。食事については、子どもの分は栄養バランスに気を配っていても、自分の分となるとおざなりになってしまうこともあるのではないでしょうか。ストレス、睡眠不足、不規則な食事などが重なると、「二人目不妊」の原因のひとつとされるホルモンバランスの乱れを招いてしまうかもしれません。

基本的なことですが、生活習慣を改善することはとても大切なことです。きちんと睡眠時間を取ることと、栄養バランスが整った食事を規則的に摂ることを心がけましょう。しかし、「しっかり家事をこなさなければ」「子育てもきちんと」と自分を追い詰めすぎないようにしたいものです。気持ちのゆとりと生活習慣の改善も、二人目不妊克服のカギと言えそうです。

病院へ相談し、治療を始めてみる
生活習慣も改善し、夫婦関係も良好なのに、なかなか妊娠できない……。そういった場合は、病院に相談し、治療を開始しましょう。

検査は、一人目不妊も二人目不妊もほぼ同じです。月経周期の低温期には、FSHやLHなどのホルモンを調べる「血液検査」、子宮や卵巣の状態をチェックする「超音波検査」、卵管の通りを調べる「子宮卵管造影検査」や「通水検査」などを行います。排卵の時期が近づくと、卵胞の発育をみる「超音波検査」や「血液検査」、「ヒューナーテスト」が可能です。排卵後高温期には黄体機能を調べる「血液検査」を行う場合があります。それぞれの検査は月経周期にあわせて、適した時期に行われます。男性の精液検査も実施します。こうした基本検査を行い、治療の具体的な方向性を探っていきます。

基礎体温を測っている場合は、初診時に持参すると、医師はこれまでの月経周期や排卵の有無を判断しやすくなります。

治療内容は、タイミング療法、人工授精、体外受精など一人目不妊の場合とだいたい同じですが、夫婦の考えや妻の年齢、卵巣予備能、不妊期間の長さによって治療法は異なってきます。特に高齢の場合、長期間タイミング法を試みることは、その間に妊娠の確率がさらに下がってしまうリスクを伴うことになるので、高齢での不妊治療では、タイミング法は行わずに人工授精や体外受精(顕微授精)からスタートするケースがよくあります。また通常よりも早めに、次の段階の治療に進んだ方が良い場合も多いです。

まとめ
一人目は自然に妊娠・出産できたママにとって、「不妊治療」は想像もしていなかったことかもしれません。「一人目は自然に妊娠できたのだから、二人目もいつか」と思っているうちに、どんどん克服のチャンスが遠のいてしまいます。「二人目不妊かも!?」と思ったら早めに行動に移したいものです。

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