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トイレまで破壊する迷惑な輩も……全国各地で絶えない“マナーの悪い観光客”たち

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 観光客が押し寄せる沖縄の観光スポットが、マナーの悪さから立入禁止となり、注目を集めている。

問題の場所は、沖縄県本部町備瀬の「備瀬のワルミ」。数年前から、そそり立つ岩壁の割れ目から見える海の美しさが話題になっていたスポットだ。ここが、子宝に恵まれるなどの「パワースポット」として取り上げられるようになったことで観光客が殺到。多数のレンタカーが路上駐車されたり、ゴミが捨てられたりと、地元住民は迷惑を被っていた。

もちろん、そうした心ない観光客はごく一部。だが、そうした人々の存在によって、多くの人が見たいものを見られなくなるという事態は、今までも数多く起こってきた。

最もよく知られるのは、都心部にあり、気軽に訪れることのできる観光スポットとして人気の築地市場。ここでは2008年以降、観光客の増加により、市場の業務に支障を来す事態が発生。一時は見学禁止を行うなどの措置も取られた。

だが、これはまだ「観光したい」という意欲があるからマシなほう。

15年5月に無期限閉鎖となったのが、栃木県の塩原温泉にある「不動の湯」だ。ここは露天の共同浴場として知られていたのだが、訪れる人々の目的が観光や温泉を楽しむとは違う方向に進化。女性客を待ち構える不届きな人々どころか「風紀を乱す行為に及びビデオ撮影など」まで行われていたのだとか(下野新聞15年5月29日付)。

長野県上田市では、「稲倉の棚田」が農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれたことをきっかけに、10台ほどの駐車場を備えた観光スポットとして整備したものの、予想以上に観光客が殺到。路上駐車はまだしも、撮影スポットを求めて、あぜに入る観光客も増加。中には「崩れたあぜに掛けたシートが撮影の邪魔になるとして、外すよう求めた人もいた」とか(信濃毎日新聞17年7月1日付)。

田んぼのあぜに勝手に入ると農家に怒られるというのは常識かと思っていたのだが、どうも世の中にはそうでない人のほうが多かったのか。

また、北陸新幹線の開通で観光客が増加した石川県金沢市では、歓楽街の片町でコンビニのトイレを酔っ払った客が汚す、便座を壊されるなどの被害が相次ぎ、今年6月からは夜間のトイレ使用を禁止しているという。北国新聞17年6月28日付では「2015年3月の北陸新幹線開業以降、トラブルが増えたとして、『観光客は旅行気分で気が大きくなる人が多いのだろう」とあきらめ顔だ。観光客が問題を起こした場合、当事者が県外に戻っていることが多く、弁償などの事後対応も長引くという」と、コンビニ関係者の声を紹介している。

いまや、インターネットを通じて情報は次々と広がる時代。さまざまな話題の観光スポットを訪れたくなる機会も多いもの。とはいえ、あくまで観光客は観光客。カネを落とすのだから何をしてもよいと思ったら、大間違いである。(文=昼間たかし)

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