最新ニュース、芸能、ネットの話題をまとめ読み

 

【学窓調査隊】大学近くにラーメン屋が多いのってほんと? 高田馬場「渡なべ」で有名なラーメンコンサルタント渡辺樹庵さんに聞いてみた【学生記者】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


こんにちは! 千葉大学のながしまです。
みなさんは友達と食事に行くとき、何を食べることが多いですか? ファミレス、焼き肉、中華などなど、飲食店と言ってもいろいろありますが、中でもラーメン屋に行く人は多いのではないでしょうか? 実際わたしの周りにも週に何度もラーメン屋に行く人がいますし、大学の周りにはラーメン屋が多い気がします……! みなさんも、そう思っている方は多いのではないでしょうか?

実際にインターネットで調べてみても、早稲田大学がある高田馬場には約50軒(高田馬場新聞より)、立教大学がある池袋には約90軒(日経ビックデータより)、慶應義塾大学日吉キャンパスがある日吉には約20軒(横浜日吉新聞より)と、「学生が多い街にはラーメン激戦区アリ!」と言っても過言ではありません。やはり、学生街とラーメン屋には何か関係があるように思えます……。

ということで、「本当に大学近くにはラーメン屋が多いの?」という疑問を調査すべく、ラーメンコンサルタントとして活躍され、自身もラーメン屋を3軒経営されている渡辺樹庵さんにお話を伺ってきました!




――さっそくなんですが、実際にラーメン屋の学生街への出店は多いですか?

そういうイメージはありますが、実は特別多いという訳ではないですね。たんに学生向けの飲食店がたくさんあるので、必然的にラーメン屋の数も増えるのかなと思います。ただ、大学生はラーメンを食べる回数が多いと感じますね。学生のときに週に何度もラーメンを食べていた人でも、社会人になって同じように食べている人って少ないと思います。だから大学の近くにラーメン屋が多いと感じるんじゃないですかね?

――なるほど! 渡辺さんは、学生街としてもラーメン激戦区としても有名な高田馬場にお店を経営していらっしゃいますが、お客さんのターゲットは学生なんですか?

そうですね、出店するときにターゲットにしていたのは学生でした。というのも、アイドルタイム(※ランチとディナーの間の客数の少ない時間。およそ14時から17時の間のこと)にもお客さんに来てほしかったので、その時間帯にも人がたくさんいる場所に出店しようと思っていたんです。そうなると、14時から17時くらいにふらふらしてるのって大学生くらいしかいないじゃないですか(笑)。なので、高田馬場や御茶ノ水など、学生が多そうな場所で物件を探していました。でも高田馬場は働いている人も多いので、実際は学生のお客さんは半分より少ないくらいでしたね。

――そうなんですね! 学生をターゲットにするにあたって気を付けたことはありますか?

僕自身は、「学生が多い場所に出店するからターゲットにした」ってだけで、特に気をつけたことはないですね。でももし学生を意識した店を出すとしたら大盛無料とかご飯食べ放題にして、何としてもお腹いっぱいになってもらおうとすると思います。




――大学近くのラーメン屋はそういったサービスをしているお店が多いですよね。


多いですし、自分もそうすると思いますが、僕の印象では大学生はそこまで値段を気にしていないのかなと思います。うちの店が安くない値段で、それを食べに来ている学生を見ているからかもしれませんが、たぶんサラリーマンのほうが値段にシビアですよ。実際に月のお小遣いが2万円のサラリーマンもいますし、そうなると週に何回もラーメン食べに行けないじゃないですか? だから大学生のほうが自由に使えるお金に余裕がある人が多いと感じます。それも、大学生がラーメンを食べる回数が多い理由の一つなんじゃないんですかね。

――大学生のほうがむしろ食事にお金をかけているのかも知れないなんて、新発見です!経営の面から見て、学生街に出店するメリットはありますか?

まず、学校がある平日はアイドルタイムでも人がたくさんいることです。逆に夏休みなどの長期休みは学生がいないので売り上げがガクッと落ちます。なので、デメリットもありますね。それから、SNSでの宣伝効果が大きいこともメリットです。今はみんなネットで情報収集しますし、店側も簡単に発信できるので、僕がプロデュースするお店は必ずSNSを利用するようにしています。大学生くらいの若い世代はほとんどがSNSを利用しているので特に反響が大きいですね。




――たしかに、わたしの周りにもラーメン屋のTwitterをチェックしている人はたくさんいます! 学生街でお店をやっていて気づいたことはありますか?


僕は神保町にもお店を経営していて、お客さんの大半がサラリーマンの方なんです。それで、雨が降ると高田馬場の売り上げは落ちるのに神保町は雨が降っても変わらないんですよ。「何でだろう?」ってスタッフと話をしたら、大学生って雨が降ったら「もう今日学校休む?」って気分になって学校に来なくなるのかなって結論になりました(笑)。サラリーマンは雨が降っても雪が降っても絶対会社には行くし、絶対お昼ご飯を食べるので。学生街とオフィス街ではそういう違いがあります。

――そんな違いがあるなんて驚きですね(笑)。最後に、渡辺さんが学生におすすめしたいラーメン屋を教えてください!

そうですね、まず学生にうれしいボリューム重視ということでおすすめしたいのは、 「ラーメン二郎 野猿街道店2」です。ラーメン二郎は全国に店舗がありますが、味はこの店舗が飛びぬけています。特にスープがおいしいんです。材料をすごく贅沢に使っているので、値段の割にお得だと思いますよ。

それから、さっきも言いましたが大学生はそこまで値段を気にしていなさそうなので単純に注目のラーメン屋を紹介すると、今流行りつつある鮮魚系(生の魚の頭や貝類を使ったラーメン)の錦糸町にある 「真鯛らーめん 麺魚」です。その名の通り鯛の頭をベースにしたスープで、濃厚な鯛のコクが感じられます。去年オープンした、今一番旬なお店です。

あとは、ミシュランガイド2017で星とビブグルマン(星の評価からは外れるが、安くておすすめできる店舗に与えられる称号)を獲得したラーメン屋が合わせて29軒あるんですが、まだ載っていないお店の中でも今後注目なのが護国寺にある 「MENSHO」です。ミシュランに載ることを意識してるんだろうなという印象のあっさり系の「潮ラーメン」が有名です。

――どれも魅力的なお店ですね! ぜひ行ってみたいです。本日は本当にありがとうございました!

さて、渡辺さんへのインタビューを行ったからには、やっぱり渡辺さんが高田馬場で経営している、「渡なべ」のラーメンも食べておきたいところ。そこで、わたしが実際にいただいてみました!


▲席はカウンターのみ。薄暗い明かりで落ち着いた店内


▲らーめん(¥830)

おいしそう……!! では、いただきます!



おいしい! スープがトロっとしていて、鰹節の風味をすごく感じます。「濃厚豚骨魚介」というジャンルだそうですが、これを最初に始めたのが渡なべさんだそうです!


▲とにかくインパクトのある巨大メンマ!

こんなに大きいメンマは初めて食べましたが、味が染みていて食べ応え抜群でした!



大満足です!ごちそうさまでした。

今回、ラーメンコンサルタントの渡辺さんにお話を伺った結果、「学生街だからといってラーメン屋が多い訳ではない」ということがわかりました。ラーメンを食べる回数が多い学生がたくさんいるから店舗数が多いと感じるんですね。わたしは今までそれほどラーメンを食べていませんでしたが、今回の取材ですごくラーメンに興味が湧きました! これからは積極的に食べに行きたいと思います! みなさんもいろいろなラーメン屋に出かけてみてはいかがでしょうか?

文・ながしま

<参照URL>
◯高田馬場新聞
http://babashinbun.com/0136ramenmap2016.html/
◯日経ビッグデータ
http://babashinbun.com/0136ramenmap2016.html/
◯横浜日吉新聞
http://hiyosi.net/2016/02/23/ramen-2/




渡なべ
ラーメン激戦区「高田馬場」にありながら、人気を誇るラーメン店。こだわりは「濃厚豚骨魚介」のとろとろなスープ。他店ではまず見ないほどの巨大なメンマが特徴的である。
住所:東京都新宿区高田馬場 2-1-4
開店時間:11:00~20:00(無休)


渡辺樹庵(わたなべじゅあん)
1975年・東京都生まれ。明治学院大学経済学部卒業。
ラーメンコンサルタント・有限会社渡なべスタイル代表。高校1年でラーメンに興味を持ち、今までに食べたラーメンは8,000杯以上という、生粋のラーメンフリーク。高田馬場「渡なべ」、神保町「神保町 可以」、池袋「ナベラボ池袋『新潟ラーメン』」の3店舗を経営する他、プロデュースも多数手掛ける。
twitter: @watanabejuan

外部リンク(マイナビ学生の窓口)

Yomerumoをフォローする

Yomerumoから人気記事をお知らせします!

Twitter

ライフ最新記事

記事一覧

注目ニュース

> もっと見る


掲載情報の著作権はニュース提供元企業等またはGMOアドマーケティング株式会社に帰属します。記事の無断転用を禁じます。
すべての人にインターネット
関連サービス