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警察官になるための志望動機の書き方【例文つき】

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警察官という仕事は正義感、国民を守る意義ある仕事として知られていますよね。特にその中でも国家公務員として働く警察官にスポットが当たることが多くなっています。今回は、国家公務員警察官になりたい場合に参考にしたい志望動機を例文つきでご紹介しましょう。国家公務員警察官の仕事の魅力や試験概要と共に見ていきますので、ぜひ参考にして自分の活動に活かしてみてください。

■志望動機を書く前に……警察官の種類について

警察官の種類は、まず国家公務員と地方公務員に分けられ、所属している先も違います。さらに地方公務員の中でも、学歴によって下記3種類に分かれているのはご存じでしょうか。

<国家公務員>警察庁入庁
・国家公務員試験:試験は総合と一般に分かれ、難易度は非常に高い
<地方公務員>都(警視庁)道府県警察に所属
・警察官1類:大卒者対象で試験は大卒レベル
・警察官2類:短大卒者対象で試験は短大卒レベル
・警察官3類:高卒者対象で試験は高卒レベル

まず1種類目の警察官は国家公務員として警察官になる方です。警察官が出てくるテレビドラマなどで「キャリア」と呼ばれている方たちです。この方々は地方警察と呼ばれる都(警視庁)道府県警察に所属するのではなく、警察庁に入庁します。入庁するといきなり警部補(係長)となるところからスタートします。

2~4種類目の地方公務員の警察官はそれぞれ、学歴に応じて受けられる試験の種類が違います。試験に合格した後は全員が警察学校に入り、警察官としての基礎を学んでいきます。

■意外と知られていない国家公務員の警察官としての仕事

国家公務員には総合職と一般職があります。警察庁での仕事も総合職と一般職に分かれています。

◯総合職

警察庁の中で総合職は理系の知識を使ってあらゆる政策立案を担当します。総合職の場合は警察庁だけの勤務ではなく、都(警視庁)道府県警察で政策を実行・指揮する立場に立つこともあります。

入庁してからは警察大学校の研修、警察署で地域課や刑事課などでの勤務、大規模府県警察での勤務などを一定期間ローテーションしながら警察官としての勤務を行います。その現場での経験を活かしながら、警察庁に戻ると自分の経験を活かした部に配属され、警察組織の基盤を整えるための政策や予算編成などの立案・実行を行うのが仕事です。その他、海外留学をすることもあります。自国で起こる犯罪を未然に防ぐために吸収できることを存分に吸収し、国内での仕事に役立てます。

その後は警察庁に残って課長補佐として政策立案を行うか、都(警視庁)道府県警察で政策を実施する側にまわります。警察庁あるいは都(警視庁)道府県警察の両方で国民の安全を守る活動を行います。

具体的な仕事内容としては、大学時代などに学んだそれぞれの専門分野を発揮して政策を立案・実施することです。実際の現場となる都(警視庁)道府県警察での勤務と警察庁での勤務を通じて政策の立案・実施の力を鍛えていくのです。

◯一般職

一般職は生活安全課、刑事課、交通課、警備課などに配属され、学んできた技術を活かして各地方機関の捜査を支援する仕事を行います。例えば警察内の情報通信・管理のシステム構築、電子機器の解析、インターネット犯罪の情報収集・分析・把握などを行って都(警視庁)道府県警察に情報を伝えるなどがあります。

一般市民はキャリアである国家公務員の警察官に触れる機会がありませんので、どんな仕事をしているのか知らないことも多いですよね。具体的な仕事を理解して、自分の強みと結びつけておきましょう。

■国家公務員試験の内容と重視されるもの

警察官の試験内容とは

国家公務員試験では総合職と一般職で行われる試験が違います。国家公務員試験は総合職・一般職共に三次試験まであります。申し込みから内定までは総合職と一般職によって若干異なりますが、大学4年の3月~10月の時期に行われます。

◯国家公務員(総合)職試験の流れ

3月~:受験申し込み
4月~:説明会・セミナー開催
4月:一次試験 筆記試験
5月:一次試験合格発表
5月:二次試験 筆記試験
5月:二次試験 面接・政策課題討議もしくは政策論文
5~6月:一次試験合格者に対してのみ官庁合同業務説明会開催
6月:最終合格発表
7月:三次試験:官庁訪問(面接や集団討論など省庁により異なる) ※三次面接合格で内々定(省庁により異なる)
10月:内定

一次も二次も筆記試験では9時~17時など、丸一日がかりの試験を2回行う必要があります。一般職の場合は筆記が1回だけですが、総合職の場合は2回ありますのでさらに膨大な出題範囲になります。1,000時間~1,500時間程度の勉強時間が必要といわれることもあります。

人気の職種でもあるため、得点が上位に食い込まないと警察庁から内定が出ることはないといわれています。高得点を取るために出題が多いものからまず取り組み、苦手を克服していくなど、時間配分や得点を得るための戦略とできる限りの時間を確保して臨みましょう。

◯一次試験分野

・基礎能力試験:知能分野27題(文章理解・判断推理・数的推理)、知識分野13題(自然・人文・社会)
・専門試験:各区分に合わせた筆記試験となります。
・一般論文試験:課題に対して自分の考えを盛り込んで論文を作成します。

日程内にはありませんが、外部の英語試験としてTOEFL、TOEIC、IELTS、英検の受験が必要となります。スコア毎に点数が加算されるという形式をとります。

◯二次試験分野

・専門試験:各区分に合わせた筆記試験となります。
・政策論文試験:政策の立案のために必要な能力や判断力・思考力を論文で表します。
・人物試験:個別面接
※政策論文試験には英文が含まれます。

どちらも官庁訪問がありますので、警察庁の役割と自分が学んできた経験をどう活かせるのかが想像できるように、仕事内容を細かく研究しましょう。警察庁の採用情報サイトでは業務の内容について、5年目職員の特集、全員が経験する警察庁係長の仕事など、かなり細かく内容が載っています。情報をしっかり取り込んで対策を行っていきましょう。

また、官庁訪問後に内定がもらえないと最終合格していても採用になりません。最近ではテレビドラマの影響で受験する人も増えているため、突っ込んだ質問をされることも多々あります。

緊張してしまうのは仕方ないですが、自分が伝えたい内容を伝えられるようにあらゆる対策を取るのがおすすめです。面接対策がしっかりされている予備校の活用、OBの方の話を聞きに行くなど徹底的な準備を行ってから試験を迎えるようにしましょう。試験の流れや試験内容がわかったところで、次に国家公務員警察官の仕事の魅力をご紹介していきます。

国家公務員警察官の仕事の魅力

国家公務員警察官の仕事の魅力は大きく分けて3つです。

1.国の安全を守り、国民を守る意義を感じられる
警察官29万人の上に立つ警察官として、地域の警察官と協力しながら国を守り、全国1億2,000万人の国民を守っていることを日々感じることができます。

2.自分が行ったことが直接国を動かしている実感が持てる
自分が起案したことが大きく国をよい方向に動かしていくという実感が持てます。具体的には関係省庁とやり取りをしながら今ある問題を解決していくことで国を動かしていることを感じられるのです。

3.その分野のスペシャリストになれる
国家の精鋭集団として、さまざまな研修や教育の機会をもらうことができます。最近多くなったサイバー攻撃などの問題、テロ、国際的な犯罪がインターネットにより加速度的に増えてきています。それをどう解決していくかを考え、実行していく中でその分野のスペシャリストになることができます。

■国家公務員警察官に向いている人

国家公務員警察官に向いている人についてご紹介します。ポイントは3つありますので、それぞれご覧ください。

1.国の治安を守り、国民を幸せにすることを生涯の仕事にしたい人
悲しむ人や苦しむ人を0にして、全員が幸せに暮らすために働きたいと考え、それを生涯やっていきたいと考える人に向いています。

2.立場や役割の違う人をも協力者として取り込めるコミュニケーション能力を持った人
地方公務員の警察官、他省庁などさまざまな方を協働して政策の実施を行っていくため、協力してもらえるようなコミュニケーション能力を持っていると業務がスムーズに進められます。

3.常に自分の専門性を高め、それを業務に活かす意識を持った人
国の治安を守るため、国民を幸せにするために自分にできることは何か? と常に自問自答し、専門性を磨いて業務への反映を行えるといっそう政策の実施が進みます。

■警察官の志望動機の書き方ポイント

志望動機を書く際には、次の3点がポイントとなります。

・警察庁でなければできない仕事であることを盛り込む

・一時的な憧れではなく、生涯を通じて行っていきたいという思いを盛り込む

・自分の専門性がどの業務に活かせるのかを盛り込む

他省庁に比べてメディアへの露出も多く、興味を持っている人も多い警察庁。憧れ半分の受験者もいるため、その受験者とは違うことを志望動機に盛り込みましょう。生涯を通じて治安の維持をしていく熱意、地方警察ではなくなぜ警察庁でなければならないのか、学んできたことを活かせる仕事だということを伝えられる志望動機を仕上げましょう。次の章で例文をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

■国家公務員警察官の志望動機の例文

警察官の志望動機の書き方

国家公務員警察官の志望動機の書き方ポイントでご紹介した3つのポイントを押さえた志望動機例文をご紹介します。

警察官の志望動機 例1)総合職の場合ーーーーーーーーーーーーー

高校時代に友人がサイバー犯罪被害者となった経験から国民一人ひとり、ひいては国家を守ることを生涯の仕事としたいと考えております。その被害の際に悲しむ友人と、身近に脅威が潜んでいる恐ろしさに気がつき、何か自分にできることはないかと大学で情報技術を学んで参りました。

警察庁に入庁できた際には警察庁、警察組織の情報システムが脅威にさらされない方法の模索、地域の警察と協力してサイバー犯罪の恐ろしさや、被害にあわない方法を拡散するなど、未然に被害を防ぐ政策を立案し、治安の維持向上を実現したいと考えております。

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警察官の志望動機 例2)一般職の場合ーーーーーーーーーーーーー

警察が治安維持活動をするのに欠かせない通信システムは途切れれば被疑者を取り逃がす、重要な災害に対する初動が遅れるなど、大変な事態を招きます。いつでも安定して通信ができ、国民の安全を守り、安心を提供する。そんな警察活動の要となる通信の維持管理の向上に大学時代に学んだ通信技術を駆使して貢献していきたいと思っております。

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このようにどちらの職種でも3つの項目が盛り込まれた志望動機となっています。あなたが学んできたことをどう活かせるのかを具体的に書いているので説得力がありますね。

■警察官の志望動機まとめ

国家公務員警察官で内定をもらうのに欠かせない、志望動機の書き方をご紹介しました。今まで知らなかった国家公務員警察官の仕事の実態や、その魅力、そして志望動機の書き方のポイントを押さえられたことでいっそう意欲が増したはずです。

非常に難易度の高い試験ではありますが、ご紹介したことを活かして国家の安全を守る尊い仕事を手に入れてください!

執筆:高下真美(ナレッジ・リンクス)

新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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