最新ニュース、芸能、ネットの話題をまとめ読み

 

「歯の表面がオレンジ色に!?」生後6ヶ月~3歳の乳歯アレコレQ&A

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

出典:https://www.shutterstock.com

赤ちゃんや子どもの歯は大人と違い、気になることって色々ありますよね。

日々の診療でも「赤ちゃんの歯のコレって何ですか?」と聞かれることがあります。

今回は歯科医である筆者が生後6ヶ月~3歳向けの“乳歯のアレコレQ&A”について解説します。



 「先生、コレって何ですか!?」生後6ヶ月~3歳の子ども編


(1)歯に白いものがついていてとれない

生後6ヶ月頃から生え始める乳歯。

1歳前後のお子さんで下の前歯の裏側や歯と歯の間に白いものがついていて、毎日の歯ブラシでどうしても取れないと受診されることがあります。

これは「歯石」であることが多いです。みなさん、歯石は大人にしかつかないと思っていませんか?

実は1歳前後の赤ちゃんであっても歯石はつく場合があるんです。

歯石はおうちでは取れないので、歯医者さんで定期的に取ってもらいましょう。

(2)歯の表面がオレンジ色っぽい

1歳前後の前歯が生えそろった赤ちゃんの歯の表面がオレンジ色になっているのを発見し、驚かれて来院されることがあります。また「3歳頃では奥歯が生えてきて、頬側や舌側がオレンジ色になっているんですがこれは何ですか?」と聞かれることも多いです。

これは固くこびりついた「プラーク(歯垢)」であることが筆者の経験では多いです。歯磨きで十分に落としきれなかった場所に付着しています。

プラークがついたままでは、むし歯や歯肉炎、口臭等の原因となりますので、歯医者さんでクリーニングを受けたり、歯ブラシの当て方を教えてもらいましょう。

(3)歯が生えてきたときから黄色~茶色っぽいけど、コレってむし歯?

赤ちゃんに歯が生えてきたと思ったら、一部だけ黄色~茶色っぽくて、むし歯を心配されて受診されることがあります。特に2歳半~3歳頃に、1番奥の第2乳臼歯が生えてきて聞かれることが多いです。

これは「エナメル質形成不全」であることが筆者の経験上は多く、歯のエナメル質が石灰化するときになんらかの原因でうまくできなかった際に生じます(※1)。

歯の弱い部分といえますので、おうちでフッ化物配合ジェルを使ったり、歯医者さんでフッ化物を塗ってもらい、歯質を強化しましょう。

また、他の歯に比べてもろいため、定期的に歯医者さんで欠けていないかどうか、チェックしてもらいましょう。

欠けていたり、大きく欠けてくる心配がある場合は、セメントやプラスチックなどの材料を使い、修復することがあります。

「乳歯ってどうせ抜けちゃうよね…?」編


出典:https://www.shutterstock.com

(1)1歳~3歳でむし歯発見、まだ治療はできなそうだし、乳歯のむし歯は抜けるまで様子見でOK?

乳歯は将来的に抜けてしまいます。

そのため、定期的に歯医者さんでむし歯のチェックをしなくてもよい、あるいはむし歯になっても、年齢が小さいからわざわざ歯医者さんで治療しなくてもいいのかな、という疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、乳歯の下には永久歯が準備されています。

乳歯の神経にまで及ぶ大きなむし歯は、永久歯に影響を与える場合があります。

また生後6ヶ月~3歳頃の生え始めの乳歯はまだ未熟な弱い状態で、むし歯も進みやすい特徴があります。

もしむし歯がみられた場合は、早めに歯医者さんの診察を受ける方が安心です。

(2)乳歯を3歳頃に抜くことになったけど、このままで大丈夫?

乳歯は、永久歯が生えるためのスペースを保つための大切な存在です。

怪我や大きなむし歯で生え変わりの時期よりも早くに乳歯を失った場合、その次に生えてくる永久歯のスペースを保つ必要が出てきます。

「保隙装置」と呼ばれるスペースを保つ装置がありますので、歯医者さんに行って今後の方針をよく相談しましょう(※2)。

(3)生後6ヶ月~3歳はまだフロスは必要ないよね?

歯と歯の間のお掃除は、歯ブラシだけではなかなか届きません。

むし歯は噛む面だけでなく歯と歯の間にもできるため、たとえ乳歯であっても日々のケアが重要となります。特に、3歳ごろは第2乳臼歯が生えてきて、奥歯の歯と歯の間のケアが必要になる時期です。

小さなお口の中でも使いやすい子ども用フロスもあります。

最初は使いこなすのが難しいため、使い方を歯医者さんで聞いてみるのがいいですね。

いかがでしたか?

赤ちゃんや子どもの歯は、とても小さく守ってあげたいですよね。

歯が生えてきたときや、仕上げ磨きの際に気になる点があれば、歯医者さんで聞いてみましょう。数ヶ月に一度、定期的に健診を受けることもオススメします。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

【参考・画像】

※1 奥に生えてきた歯が茶色くて、すでにむし歯のようにみえます。治療が必要ですか? – 日本小児歯科学会

※2 歯をぶつけて抜きました。おとなの歯が心配です。何か気をつけることはありますか? – 日本小児歯科学会

※  ZouZou、Neeila / Shutterstock

外部リンク(It Mama)

Yomerumoをフォローする

Yomerumoから人気記事をお知らせします!

Twitter

ガールズコラム最新記事

記事一覧

注目ニュース

> もっと見る


掲載情報の著作権はニュース提供元企業等またはGMOアドマーケティング株式会社に帰属します。記事の無断転用を禁じます。
すべての人にインターネット
関連サービス