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鈴木達央、「ピンチだらけだった」声優人生 84歳の先輩声優からの刺激

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 日本の特撮シリーズ「スーパー戦隊」をハリウッドで映画化した『パワーレンジャー』。日本語吹き替え版のブラックレンジャー役に、声優鈴木達央が抜擢された。5人のレンジャーが、仲間との絆を武器にピンチに立ち向かう本作だが、鈴木も「ピンチだらけだった」と声優人生を振り返る。ピンチを乗り越える秘訣。84歳の先輩声優からもらった、背中を押してくれた言葉までを聞いた。

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「スーパー戦隊」の英語ローカライズ版として1993年から全米で放映されているテレビシリーズ『パワーレンジャー』を総製作費120億円を費やして映画化した本作。鈴木にとっては『特命戦隊ゴーバスターズ』でバディ・ロイド“ウサダ・レタス”を演じて以来の戦隊ものへの参加となるが、「やれたらいいなと思う、ひとつの目標値」と戦隊ものへの思いを吐露する。

その理由のひとつは「幅広い人に愛されている作品」だからだ。「『ゴーバスターズ』では、キャストが各地を周るイベントに僕も出させていただいた時があって。小さなお子さんたちからお手紙をたくさんもらったんです。それをお父さん、お母さんと手渡しに来てくれる。全年齢で見ていただけるエンタテインメントだと実感しました」。

それだけに今回の抜擢にも喜びもひとしお。アウトローでワルな雰囲気がありながら、病気がちな母の看病をする優しい一面を持ったザック=ブラックレンジャーを生き生きと演じた。「呼吸によって言葉の出方も違う。呼吸が大事」と実写の俳優ルディ・リンと息を合わせて演じたが、加えて注目したのが「ティーンエイジャーのエネルギー」。

5人の普通の高校生が超人的なパワーを手にし、突然降りかかった運命に戸惑う姿が描かれるだけに、10代の不安に心を寄せた。「10代の頃ってエネルギーが有り余っているけれど、“なぜこれをやっているんだろう”など行動に対しての理由が掴めないでいる時期。得たパワーに翻弄されながら、どうしたらいいのかわからないという心情も表現しなければと思っていました」。

鈴木自身、ティーンエイジャーの不安定さにはとても共感ができたのだとか。「10代の頃の話は、恥ずかしいことしかないですが(笑)。家族と喧嘩をして、そこにいるのも嫌になって、自転車で走るだけ走ろうと思って家を飛び出したことがあります。でも自分の住んでいる市内で迷子になってしまって、帰れなくなってしまって。市内でヒッチハイクをして帰りました。なので、向こう見ずな行動をとるザックの気持ちもよくわかります」。

仲間を思いやり、助け合い、成長していく若者たち。ブルーを演じた声優・杉田智和とともにアフレコに臨んだそうで、「チームの絆感は杉田さんと積み上げていきました」という。「映像が白黒の段階でアフレコをしなければいけなかったので、戦闘シーンになると、どちらがブラックなのか、ブルーなのかわからなくなることもあって(笑)。杉田さんとお互いに助け合いながら演じました」。

声優人生16年目に突入したが、「スタッフさんや先輩に助けられる」といつも周囲の支えが力となった。「アフレコの時に楽しめるようになったのは、ここ数年だと思います。ピンチも失敗も多かった」と、とことんまっすぐに作品と向き合うからこそ、「どうやったらいいのかと悩みまくっていた」と述懐。「今でも悩みは尽きないです。でもやっと、それを分かち合えるスタッフさんとのキャッチボールを楽しめるようになった」。

ここ最近も、励みになる出来事があった。「84歳になる先輩の飯塚昭三さんとお話をしていた時に『俺たちはちゃんとセリフに着物を着せてあげなきゃいけないんだ』という言葉をいただいて。色々な着物があって、きれいにしゃべるだけが俺たちの仕事ではない。深いなぁ!と思うんです。84歳の先輩がそうやって現役だと思うと、僕はあと50年、頑張れる。新しい刺激をもらうたびに、楽しみも膨らんでいきますね」。(取材・文・写真:成田おり枝)

『パワーレンジャー』は絶賛公開中。

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