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結婚は夜の営みつき家政婦/今世紀中に男尊女卑を失くすのは絶対無理

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42歳まで生きてきた私ですが、この人生のなかで、いまいちばん怒っています。閉経前に生理が止まりそうな勢いです。生理用品買わなくて済むから、浮いたお金でマカロンかLINEスタンプでも買おうかと思いましたが、そんなポジティブに考えられるほど、私はできた人間ではありませんでした。怒り心頭です。

しかし今、私は冷静になりつつあります。その怒りに対し、ひとつの結論が導かれたからです。「こんな男尊女卑の世界で結婚なんてできない」という結論です。男女平等なんて言われていますが、数千年、数万年の人類の歴史のなかで育まれてきた男尊女卑の悪しき習慣を、昭和生まれの小娘が覆すことなど無理だと理解しました。よって結婚はできません。



男尊女卑の諸悪の根源は男じゃない


ですが、私の人生が、人類の歴史のなかでほんの一瞬の煌めきで終わるとしても、悪あがきはさせてもらいたいのです。私の家庭環境を例に、いかに男尊女卑がヤバイものであるか、皆さんにお伝えしたいと思います。ちなみに、男尊女卑に立ち向かう団体とか宗教とか、そういうんじゃありません。数十年後にはゴミクズのようにこの世から散っていく女子のたわごとです。

男尊女卑の諸悪の根源は男子にある。これって誰もが思っている事だと思うのですが、私の場合違います。それは正しくもあって、間違いでもある。私ならこう言い換えます。「男尊女卑の諸悪の根源は女子でもある」と。私は女子なので女子を悪く言うのは心苦しいのですが、男も悪いが同じくらい女も悪い。これは私の家庭環境から得た結論です。

私の父親はとある新聞社の記者で、売店の店員だった母親と結婚しました。結婚後、父親は「家庭に入れ」と母親に命令。お願いじゃありません。命令です。話し合いとか妥協点を探るとかありません。命令ですから。そもそも「家庭に入る」という言葉自体が忌々しいもので、本来、結婚したら全員が家庭に入るんですよ。妻も夫も家庭に入る、それが結婚です。

そして母親は父親に言われるがまま専業主婦となり、「飯作れ」「飯まずい作り直せ」「飯はまだか」「飯作っとけって言ったけどやっぱ飯いらん」などの命令を365日、黙々と受け入れてきたわけです。母親は一切文句を言いません。現在に至るまで、専業主婦という名の家政婦状態ですよ。正確には夜の営み付きの家政婦です。

多感な女子中学生だった私は母親に何度も話をしました。父親の横暴で独裁的な命令になぜ歯向かわないのかと。それに対して母親が発した一言がショックだったのです。

「カーチャンはトーチャンに何を言われても嫌じゃないもの。それが普通だし、カーチャンのカーチャンもそうしてきたのよー。女が出しゃばっちゃダメなのよーって教えられてきたのよー。カーチャンのカーチャンのカーチャンもそうだったって」

私は衝撃を受けましたね。何者かの独裁下に生きていると、正常な判断ができなくなり、奴隷的な扱いを受けてもそれが日常になってしまうのだと。



なんでそんなに上から目線なの?


それからというもの、私は男子が上から目線で接してくると、同級生でも、先輩でも、先生でも、親友でも、店員でも、そして恋人でも強く反発するようになりました。

ラーメン屋では特にトラブルが多いです。「トッピングは?」とか言われたら絶対に憤怒です。「なんで命令するの? 普通はお願い姿勢じゃないの? トッピングは海苔でございますが入れていただけますか(怒)」って言い返します。男子は女子を少なからず下に見ていると私は考えます。それは人類の歴史が作ってきたことで、DNAに刻まれていると言っても過言ではないのです。ラーメン屋の店員は、そのDNAが発動して「トッピングは?」なんて乱暴な言葉を女子に発してしまうのでしょう。



こんな私も、恋愛をしてみようと何度かチャレンジしましたが、やはり男尊女卑に直面し全て失敗に終わりました。世の中には便利な施設があるもので、女子と出会いたい男子が集まるカフェがあるんです。男子は有料で、女子は無料だった記憶があります。あらステキと思った私はさっそく行ってみました。そこで男子と出会い、意気投合し、すぐに食事をしに行ったんです。すると男子は信じられない言葉を発したんですよ。「朝までいくらかな?」ですって。ありえません。私をお金で買おうとしたんですよ。凄まじい男尊女卑です。それを女子の私が言ったらどうなります? 私は目の前が真っ白になり、「あなた様とは別世界の人間なので」と言って立ち去りました。

転職前の会社で、恋人として交際した男子もいましたが、やはり垣間見える男尊女卑の断片に恐怖と怒りを感じ、別れました。同棲していた時「朝早いから起こして」などと普通に言ってくるんですよ。目覚まし時計ではなく、人間の私に起こせというのですよ。反発していたところ、いつの間にか彼氏はいなくなってました。



男も女もホストクラブを見習え


その点、ホストクラブの男たちはとっても優しい。ひとつひとつの言葉遣いにまったく男子の上から目線がありません。気持ちいい程の「女子が上」という接し方。女子を持ち上げなくても平等であれば私はそれで満足なんですが、彼らぐらい女子を大切に扱ってこそ、ようやく男尊女卑社会が崩壊し、平等に近くなるのではないでしょうか。

男尊女卑には「男子のDNAに刻まれた女子を見下す文化」と「男尊女卑を疑問に思わない女子」のふたつの問題があるということ、よくわかっていただけたでしょうか。男子は過剰な「女尊男卑」で女子に接し、女子は徹底的に男子の上から目線に反発する態度を示すことが男女平等に近づくためには大切なのです。

今世紀中に男尊女卑をなくすのは無理


ですが、私は男尊女卑をこの世からなくす事をあきらめました。無理です。だって同性の女子が反発する気がないのですから。そして私自身も、反発する体力と気力がなくなってきました。どんな男子と交際しても、上から目線が気になって仕方なく、常に喧嘩が生まれる、そんな生活に疲れました。私に「なんで命令するの?」と言わせない男子には、一生、出会うことはないでしょう。

だから次の世代に託します。男尊女卑の撲滅、あと10~20世代以降、西暦2300年ごろには達成してほしいです。男子はホストのように女子に優しく接し、女子は男子の横柄な態度に屈しない精神で闘い続けてください。



私はひとりでコンビニ弁当を食べ続け、あと数十年生きて、近所の少年少女に愛される老婆となり、老衰し、不動産業者が遺体を発見し、無縁仏となり、静かに自然に還りたいと思います。あなたが踏んだことで枯れた雑草のように、人知れず、生命の幸せを知らぬままに。

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