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反攻開始? 『あなたのことはそれほど』…存在感急上昇、仲里依沙のリアルな怖さにガクブル

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 波瑠東出昌大らが出演するドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)の第5話が5月16日に放送され、平均視聴率は前回から0.1ポイントダウンの9.8%(関東地区平均、ビデオリサーチ調べ)だったことがわかった。当初は波瑠演じる主人公・美都の倫理観のなさに嫌悪感を抱く人が多かったが、先週から東出昌大演じる夫・涼太の反撃が始まったことで再び視聴者の関心が高まり、視聴率の維持につながったとみられる。

いくえみ綾の漫画を原作とした今作は、心惹かれぬまま涼太(東出昌大)と結婚した主人公・美都(波瑠)が、中学時代に恋心を抱いていた同級生・有島光軌(鈴木伸之)と偶然再会し、不倫関係に陥っていくストーリー。今回は、ついに美都・涼太と有島夫妻の2組の夫婦が絡み合っていく先の読めない展開となった。

今回美都は、陶芸教室の仲間が有島の妻・麗華(仲里依紗)から借りたままになっていた本を代わりに返しに行くという口実で有島の家を訪ね、「有島と同級生だ」と麗華に明かすという暴挙に出る。もうこのあたりになると視聴者も美都の思考回路がまったく理解できないので、逆に突き放して見ることができ、ストレスが溜まらないのではないか。ひたすら、「自分勝手で何をしでかすかわからない怖い女」を安全な場所から見る感覚である。

美都のおかしな態度にピンときた麗華は、彼女が夫とただならぬ仲であることに気付く。そして、光軌に対して「浮気が妻にバレたかも」と気付くようにチクチクと攻撃していくのだった。麗華は初めての子供を出産したばかりでもあり、離婚は望んでいないだろう。手にした幸せな家庭を守るため、夫に目を覚ましてほしいとだけ願っているに違いない。だからこそ、浮気を直接指摘せずに、何気ない日常会話の中にボソッと意味ありげな一言を織り交ぜていくのだ。これがものすごく怖い。

涼太の怖さは「そんな人がいたら怖いな」という性質のものだが、麗華のそれはリアルに家庭にあり得る怖さだ。美都の言動のおかしさや夫の話の矛盾点を淡々と突いていくが、深追いはせずに鋭い一刺しをチクリと入れるだけに留める。これで夫が浮気をやめてくれれば、表面的には何もなかったことになる。もし深追いをしてしまえば、「夫が浮気をした」という事実がいつまでも2人の間に傷として残ってしまう。普通の幸せを願う地味な主婦になりきった仲の好演で、ドラマ全体がぐっと現実味を帯びてきた。

一方涼太は、公園にいる有島にわざとぶつかったのをきっかけに、夫婦生活についてたわいもない会話を交わす。だが、涼太が発した「ねえ、有島さん」の一言で有島は凍り付いた。暗に自分が美都の夫であることを明かし、「お幸せに」と笑顔で立ち去った涼太。受け取り方によっては「夜道に気を付けろよ」という古典的なヤクザの脅迫と同じである。有島は顔面蒼白になりながら、電話してきた美都に「もうヤバいわこれ。終わりにしよう」と別れを告げるのだった。だが、勘のいい麗華は、涼太がわざとぶつかってきたことに気付いていた。その頃涼太は、突然の雷雨に立ち止まり、稲妻の写真を撮って妻に送信した。添えられたメッセージは「お天道様の罰があたった」だった。

毎日貼りついたような笑顔を浮かべ、何事もなかったかのように結婚生活を送っていた涼太。そんな夫を美都は「気持ち悪い」と感じていた。だが、表面的な態度とは裏腹に、心の中では不倫した2人に罰を与える機会をうかがっていたのだろうか。不穏な展開に視聴者も「ヤバいめっちゃおもしろくなってきた」「全員怖すぎ」「なんだこれ先が気になりすぎる」「いいぞもっとやれ」など、盛り上がりを見せた。

今回はこのほか、中川翔子演じる有島家の隣人についても、「距離感のなさが苦手」「リアルにいそうで怖い」「これからどう絡んでくるのか気になる」と視聴者の注目が集まった。また、涼太に意味ありげな言動を取る同僚・小田原(山崎育三郎)についても、「涼太の家庭を壊したいのか、関係を修復させたいのかわからない」とその意図をいぶかる声も。なかには、小田原はゲイで、涼太が妻と別れることを望んでいるのではないかとの予想もあるが、果たして。

やりたい放題だった主人公がようやく痛い目を見そうな展開になってきたことで、一度離れた視聴者が戻ってくることも期待できそうなになってきた今作。主人公が懲らしめられる異例の痛快劇で視聴率反転となるか。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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