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スピッツの『ロビンソン』ていったい誰? ヒット曲の意外な真実に迫る!

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ニッポン放送で毎週土曜日の朝に放送されているラジオ「八木亜希子LOVE & MELODY」。2017年4月22日は「歌謡探偵アキコ」と題し、ヒット曲にまつわるさまざまな謎を「アキコ探偵」が解き明かす企画が放送されました。

よく知っているあの曲の、意外な誕生秘話や歌詞の由来が満載。その放送で判明した謎の数々を、ピックアップしてご紹介します!

スピッツの「ロビンソン」って一体誰のこと?

1995年発売・スピッツの11枚目のシングル「ロビンソン」。ロビンソンは歌詞には一切出てきませんし、特に意味もありません。実は作曲者の草野マサムネさんがタイを旅行した際、印象に残ったという『ロビンソンデパート』を仮タイトルにしていたところ、そのまま正式名称に採用されたとのことです。

ファンの間ではかつて埼玉や札幌にあった「ロビンソン百貨店」から取ったのでは?と噂されていたようですが、タイの方だったんですね。

チェッカーズの「涙のリクエスト」に出てくる「ミッドナイトDJって誰?」

チェッカーズ最初の大ヒット曲で出世作になった「涙のリクエスト」。60年代のアメリカの雰囲気がするという人が多いようですが、作詞者の売野雅勇さんによるとジョージ・ルーカス監督の映画「アメリカン・グラフィティ」を見ていて、この古いアメリカの雰囲気が使えるかなと思って、歌詞の世界に取り入れたそうです。

では、この曲の冒頭の歌詞「最後のコインに祈りをこめて Midnight D.J」の「ミッドナイトDJ」とは、誰のことか?売野さんによると、日本のディスクジョッキーの草分け的存在だった糸居五郎さんのことなんだそうです。売野さんはリズミカルなグルーブを持つこの人のトークが大好きだったとか。

ちなみに糸居五郎さんはこの「涙のリクエスト」が発売された1984年の暮れに亡くなっています。

ユーミンの名曲「卒業写真」の『柳の道』ってどこ?

ユーミンこと松任谷由実さんが、荒井由実時代に書いた名曲「卒業写真」。2番の歌詞に出てくる「話しかけるように揺れる柳の下を 通った道さえ今はもう電車から見るだけ」の通った道とはどこがモデルになっているのでしょうか?

ユーミンによると、これはデビュー当時通った、東京・田町のアルファレコードのスタジオに向かう途中にある柳の道がモデルなんだそうですよ!

そういえば「卒業写真」に出てくる「貴方」は彼氏のことではなく、ユーミンの恩師だった女性教師のことなんですよね。

井上あずみ「となりのトトロ」の主題歌「さんぽ」のさんぽ道はどこ?

井上あずみさんが歌う「となりのトトロ」の主題歌「さんぽ」に出てくる「坂道~デコボコ砂利道」とはどこのことでしょうか。

この曲の作詞者・童話作家の中川李枝子さん(あの有名な絵本「いやいやえん」や「ぐりとぐら」の作者!)によると、中川さんが子どもの頃6年間住んでいた、福島をイメージして書いたものだそうです。「トトロ」の舞台は埼玉でしたが、曲は福島だったんですね!

藤井フミヤのヒット曲「TRUE LOVE」に出てくる「君」って誰?

1993年発売の藤井フミヤさんの大ヒット曲「TRUE LOVE」。その歌詞「振り返るといつも君が」の「君」とは、チェッカーズのファンを指しているのだそうです。チェッカーズを解散して初めて出したシングルであり、月9ドラマ「あすなろ白書」の主題歌でもあるこの曲。チェッカーズの解散とドラマの世界感の、2つの意味がこもっているとのこと。

ひとつの時代が終わって、また次の時代へ向かうと言う意味を込めて書いたとのことですが、ファンを大切にするフミヤさんらしいエピソードですね。

ウルフルズの代表曲「ガッツだぜ!!」の元歌って?

ウルフルズの代表曲となった「ガッツだぜ!!」。この曲の誕生秘話も興味深いです。

デビュー以来、ヒット曲もなく泣かず飛ばずだったウルフルズ。何とかしようとトータス松本さんは新曲を6曲録ってメンバーに披露。その時にオマケとしてKC&ザ・サンシャイン・バンドの「That's the Way (I Like It)」に適当に日本語の詞をつけて歌っていたら、この曲になっていったそうです。

確かに「ガッツだぜ!!」と「That's the Way」は似ています!それにしてもオマケの曲が採用されて大ヒットするなんて、わからないものですね。

番組では出てきませんでしたが、この曲は小室哲哉さんがトータスさんに「もっとディスコっぽいのやれば?」とアドバイスしたことも大きかったそうです。

中森明菜の「少女A」、実はあの男性歌手の曲から誕生した!

中森明菜さんがブレイクした2枚目のシングル「少女A」。作詞した売野雅勇さんによると、当時の彼にとってアイドルの曲は縁がなく、嫌いだったそうです。で、書けなくて悩んでいたところ、手元にあった沢田研二さんに書いた「ロリータ」という詞を見て『ジュリーが口説いている少女がジュリーを見てしゃべる』という設定が想い浮かんだそうです。

結局、ジュリーの「ロリータ」はボツになったそうですが、その歌詞は「少女A」に姿を変えて大ヒット、一人の少女の運命を変えたわけですから、面白いものですね。

ちなみに、3枚目のシングル「セカンド・ラブ」を作詞した来生えつ子さんは「セカンド」を明菜さんの2枚目のシングルという意味をこめてタイトルに入れたそうですが、実際に2枚目となったのは「少女A」。でもこの順番が、明菜さんにとって功を奏した気もしますね。

渡辺美里「My Revolution」の「君」はあの歌手のことだった!

渡辺美里さんの4枚目のシングル「My Revolution」。この曲のサビにある「君が教えてくれた」の「君」は、意外な人物でした。

作詞した川村真澄さんによると、この「君」とは、何と佐野元春さんのことだったんです。もともと川村さんは佐野さんの大ファン。この曲のプロデューサーだった小坂洋二さんは、佐野元春さんの才能をいち早く見抜いた人で、大江千里さん、TM NETWORK、岡村靖幸さんらを手掛けた人物。

この小坂さんから「元春から受け継いだメッセージを、次の世代に伝えていく。そんなイメージなんだよね」と言われたことから、この歌詞ができ上がったということです。

川村さんはすでに作詞家を引退していますが、佐野さんのエピソードもこの番組のために初めて語ってくれました。これには佐野ファンの筆者も初耳で大感激でした。

星野源「恋」が生まれた季節はいつ?

星野源さんのエッセイ集「いのちの車窓から」より、2016年の大ヒット曲、星野源さんの「恋」が生まれたエピソードも紹介されていました。

TBSのドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に主演としてオファーされた星野源さん。主題歌も依頼された星野さんですが、忙しさに追われ、季節を感じなくなっていたといいます。

締切が迫った8月の末、曲作りに煮詰まった星野さん。正午にふらっと外に散歩に出たところ、ある古びた団地内の公園に入り込んでしまったそうです。

そこで星野さんが見たのは季節の中で生きている、街の人々の生活のにおい。その時星野さんは、ふと誰かの手を握りたくなった。キスをしたり、抱きしめたり、肌を重ねたくなった。こういう時に「恋」が生まれるんだな、と思ったとか。そこで、あの「恋」の冒頭の歌詞が誕生したんだそうです。

大ヒット曲「恋」が生まれたのは、夏の終わりだったということです。

ということで、今まで何気なく聞いていた曲も、こういうエピソードを知るとまた違った風に聴こえてきますよね。「八木亜希子LOVE & MELODY」では、これからもアキコ探偵が歌謡曲の謎に迫っていくとのことです。次回も楽しみですね!

ニッポン放送『八木亜希子LOVE & MELODY』
毎週土曜日の午前8時30分から10時50分まで


[文・構成/grape編集部]

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