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話題の新興SNS「マストドン」、発展途上の自由さが最大の魅力

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 登録者数が急増しており、Twitterにとって代わるのではないかと言われている新興SNS「Mastodon(マストドン)」。昨年10月、24歳のドイツ人が始めた同サービスの名前の由来は4000万年前から1万1千年ほど前まで生息していたという、ゾウ目マムート科マムート族の生物。

海外のメディアの中には、「Twitterのライバル出現か」と表現するものもあり、Twitter上に広告掲載が増え、ユーザーに不満が溜まってきたタイミングと重なったせいか、登録アカウント数は現在およそ40万人に達する。その中でもアカウント数が突出しているのが日本人で、約15万人ほどにもなるとみられている。

「マストドン」の最大の特徴は、TwitterやFacebookなどのように、一社が中央集権的にをサーバーを管理していたのに対し、個人や団体・企業などが管理する「インスタンス」と呼ばれるサーバーが個別に存在する"分散型"となっている点だ。

TwitterやFacebookの場合、ユーザーはサービス内で相互にフォローしあうが、「マストドン」はサーバー(「インスタンス」)の中だけで友達を作り、そこに流れる投稿だけを見ることもでき、他の「インスタンス」も含めた全体の投稿を見ることもできる。

利用はまず、従来のSNSと同様にアプリをダウンロード、ユーザー登録を行い、様々な「インスタンス」の中から所属するものを決めるところから始まる。各「インスタンス」は、趣味などを通して集まったユーザーたちによる独立したコミュニティ、SNSのようなものだ。ITジャーナリストの三上洋氏は「インスタンスは一つの"島"みたいなもの。また、mixiの"コミュニティ"とも似ている」と説明する。

 投稿は500文字が上限で「トゥート!」と呼ばれる。また、Twitterでいうリツイートにあたるブースト機能や、「いいね!」のようなの機能も実装されている。また、ネタバレなどを防ぐための「CW」(Contents Warning)と呼ばれる、閲覧注意を促す機能や、NSFW(Not Safe For Work)と呼ばれる、職場での閲覧注意を促す機能など、Twitterの機能を踏襲しつつも、新たな使い方を秘めた機能が盛り込まれている。

日本最大であると同時に世界最大の「インスタンス」でもある「mstdn.jp」を運営している現役大学生のnulukal氏は、「最初は知り合いが来てくれれば、という軽い気持ちで作ったが、『ITmedia』さんなどに取り上げていただいたおかげで登録ユーザー数が増え、サーバーの負荷が大きくなってしまって大変。インフラなどの改良に苦労している」と話す。

 三上氏によると、現在、nulukal氏による「インスタンス」に次いでユーザー数が多いのが、イラスト投稿サイトのpixivによる「インスタンス」「pawoo.net」だ。また、ドワンゴが公開した「friends.nico」では、ニコニコ動画のように投稿が画面に横に流れるという仕掛けもあり、人気が急上昇しているという。

 ネット事情に詳しい物語評論家のさやわか氏に話を聞くと、「発展途上のサービスであるところ。Twitterはみんなで一斉に同じようなことを議論する場になりすぎてしまって、趣味の話ができにくい環境になっている。マストドンはインスタンスごとに書き込みを見ることもできるし、全体で話されている内容も見ることもできる。そういう良さがある」とその魅力を語る。

 三上氏も「Twitterはユーザーも増え、オープンであるため、ちょっと間違ったことを言うと怒られたり、まずいことを言うと拡散したりするので、迂闊に言いたいことが言えない、少し窮屈な世界になってしまっている。今のところ閉じているので、自由度は高い」と話す。

一方で三上氏は、「一企業がコントロールするのではなく、別々の管理者に運営が任されていることによる自由さゆえ、卑猥な投稿など、問題になりそうな発言もある」と指摘、「ユーザーが増えれば増えるほど、各インスタンス内で規制ができたり、それが強まっていく可能性もある。まさに発展途上であるがゆえの面白さがある」とコメントした。(AbemaTV/AbemaPrimeより)

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