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業界評は高いのに、視聴率は低迷……関ジャニ∞を悩ます「7人グループの限界」

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 どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと!芸能人」。

今回は、「関ジャニ∞」を取り上げる。今、彼らが担当する3番組がどれも面白いと、もっぱらの評判なのだ。

まずは最近、どのメディアでも高い評価を受けている『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系/日曜夜11時15分放送)。これは、今までの音楽トーク番組にあったような、名曲に隠された秘話でも、アーティストの素顔を掘り下げるものとも違う、「音楽業界人によるマニアックな音楽論」。

音楽プロデューサーや一流ミュージシャンなどが、自ら手がけたものだけではなく、思わず感心した新旧ヒット曲を題材に、歌が売れる法則や、琴線に触れる音作りを解説。Aメロ・Bメロ、コード進行、グルーヴなど、聞いたことはあるがピンときていなかった音楽用語を交えつつ、わかりやすく教えてくれる。音楽のすごさがわかる、ありそうでなかった専門プログラムだ。  続いて『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系/毎週土曜昼1時30分放送)は、「男子校の休み時間」ともいうべき、彼らの自由なノリが楽しめる。

企画もぶっ飛んでいて、リビングでくつろぐ7人(+ゲスト)のもとに、突然ボールが出現、そのままドッジボールをしなければならない「いきなりドッジ」。二重跳びや柔道の受け身、卓球のスマッシュなど、どんなスポーツをするときもカメラ目線でキメ顔を決めなければならない「イケメンカメラ目線スポーツ」など多彩。

番組では彼らの和やかな雰囲気を「ワチャワチャ」という言葉で表現しているが、まさに7人がテレビの中で「終わらない文化祭」を過ごし、ワチャワチャ遊んでいる姿が見られる。

そして3つ目の番組が、毎回人気芸能人を迎えて1時間トークする『関ジャニ∞のジャニ勉』(カンテレ/水曜深夜0時25分放送)。今年で放送丸10年。この収録のために、彼らは地元・大阪に隔週“帰省”しているというが、肩ひじ張らない、リラックスした彼らの姿が楽しめる。

だが、「評価」と「視聴率」が必ずしも結びつかないのが歯がゆいところ。『関ジャム』の3月26日の視聴率は5.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、3月25日の『クロニクル』は2.8%と芳しくない(通常は4~5%なのだが)。  思えば『クロニクル』が放送されている土曜昼のフジテレビでは長らく、嵐が番組を担当してきた。2002年の『なまあらし LIVE STORM』から始まり、『嵐の技ありッ!』『まごまご嵐』『GRA』と形を変えながら進化し、6年後の08年、待望のゴールデン番組『VS嵐』がスタートした。

そんな先輩が力をつけてきたのと同じ枠で番組を任されているということは、少なくとも局側にも、ゆくゆくはゴールデンタイムに昇格してほしいとの願いがあるのだろうが、番組は2年前に始まったばかり。まだ先になるだろう。

だが、そんな関ジャニについて毎回、俎上に上がるのが人数の多さだ。

制作的には、ファンにとっては酷かもしれないが、やはり5人グループのほうが助かる。事実、5人だと台本のセリフが割りやすいのだ。7人だとそれが難しくなり、どうしても、自由にしゃべらせる以外方法がなくなる。さらにはカメラ割りのとき、5人だと一列で撮れるのだが、7人だと2列に座らせなければならないため、カメラの台数によってはパン(カメラを対象に向けて振る操作)が追いつかなくなることもある。

それを言うならKis-My-Ft2だって7人だろうという声もあるだろうが、後列の4人が「舞祭組」というユニットを組んだことで、一気に使い方が広がり、それぞれキャラ立ちが明確になってきたのである。  では、9人いるHey!Say!JUMPはどうか? 彼らの冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)でも、スタジオでこそ全員でトークするが、それはロケVTRを見るため。ロケは週替わりで3~4人が選ばれており、9人全員が同時にロケすることはない。対して、例えば『SMAP×SMAP』(同)の「ビストロSMAP」や『TOKIOカケル』(同)のように、同時にメンバーにスポットが当たることはない。やはり、大人数のグループに在籍するメンバーがテレビ番組で認知度を高めていくのは至難の業。個々人が、それぞれ別のレギュラーを持つしかないのかもしれない。

関ジャニは、今年で結成15年。ファンの中にはSMAPや嵐、TOKIOのように、幅広い世代に愛されるグループになってほしいという思いはあるだろう。丸山隆平が、あんなに自由なキャラということは多くの視聴者は知らないし、一見クールな大倉忠義がヘタレだというのも驚きだろう。彼らの個々にスポットライトが当たる日を楽しみに、今後の活動に期待したい。(文=都築雄一郎)

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