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遅くまで勉強させるのは逆効果!? 最も成績が良くなる睡眠時間が明らかに

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皆さんの子供は、いつも何時間くらい寝ていますか?学校や塾、習い事などの勉強で忙しかったり、テレビやゲームでつい夜更かししたり……と、睡眠時間が短くなっている子も多いのではないでしょうか。

子供が夜遅くまで熱心に勉強していると、親としては「頑張っているなぁ」とうれしく思うものです。しかし、どんなに一生懸命勉強しても、睡眠時間が短いと成績が伸びない可能性が!

今回は、睡眠と成績の関係について詳しくご紹介します。

成績のいい子はよく寝ている!興味深い調査結果が


広島県教育委員会では、睡眠時間と各教科の平均点数の関連について調査を行いました。

この調査では、

5時間未満……国語51.9点、算数53.9点5~6時間……国語61.8点、算数65.8点6~7時間……国語66.1点、算数69.8点7~8時間……国語69.9点、算数73.1点8~9時間……国語70.8点、算数74.1点9~10時間……国語70.3点、算数73.7点10時間以上……国語64.7点、算数67.7点

という結果になりました。睡眠時間が8~9時間の場合、もっとも点数が高いことがわかりますね。

また、2006年に山口県で行われた調査では、就寝時刻が21時までの子供が最も偏差値とIQ(知能指数)が高く、それより遅くなるにつれて低下しているという結果が出ていますしかし、20時前と寝るのが早すぎる場合も、成績が悪かったそうです。

米国立睡眠財団(NSF)が2015年に発表した調査結果では、6歳~13歳に推奨される睡眠時間は9~11時間としています。

子供に最適なのは8~10時間の睡眠、寝すぎるのもNG


先述の調査では、10時間までは、睡眠時間が長くなるにつれて成績もいいという結果になっています。しかし、10時間を超えると急激に点数が下がっていることから、寝すぎもよくないと言えそうですね。

ベストな睡眠時間には個人差がありますが、これらの結果をまとめると子供には8時間以上、10時間未満の睡眠をとらせるべきといえるでしょう。

睡眠不足は記憶力の成長も妨げる恐れが


子供の脳は、まだまだ成長段階。脳機能の発達や、脳の情報処理能力を高めるために、睡眠はとても大切な時間です。

実験では、睡眠時間が短い子供は、よく眠っている子供よりも記憶をつかさどる領域『海馬』が小さいと判明しました。脳が成長する子供のころにしっかり眠らないと、脳の成長が妨げられて、将来の記憶力にまで悪影響が出る恐れがあるということですね。

「子供のうちは記憶力がいいから……」「今から勉強しておかないと受験が心配」などと思って夜遅くまで勉強をさせても、肝心の脳の発達を邪魔してしまっては意味がないですよね。

健康や心身の発育、学力向上のためにも、子供には睡眠時間をしっかり確保するように心がけましょう!

もちろん、まったく勉強しなくてもしっかり眠っていれば頭が良くなる!というわけではありません。しかし、十分な睡眠時間を確保して脳を休めれば、集中して勉強に励めますし、記憶として定着させやすくなります。

子供の将来のために、生活習慣を整えて、しっかりと睡眠をとらせてあげたいですね!

Photo/Africa Studio/shutterstock参照/東洋経済ONLINE「「成績のよい子」は、だいたい何時に寝るのか」睡眠健康大学「睡眠時間と学力 関連裏付ける結果も」

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