最新ニュース、芸能、ネットの話題をまとめ読み

 

歌舞伎町ホスト狂いの女子大生ヒトミ(仮名・20歳)そして彼女はAV女優になった

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


世間では女性モデルやタレントなどの“ホスト通い”による借金問題が取り沙汰されることも多々ある。彼女らがヘアヌード写真やAVを出す際には、真っ先に原因として疑われるほどだ。歌舞伎町のホストクラブに勤めているケイタさん(仮名)は「ここではよくある話。氷山の一角ですよ」と話す。

「実際にAV女優のお客さんは多いですよ。いや、むしろ“AV女優になった”という言い方が正しいのかもしれません。もちろん、他店ではタレントやモデルから転向したパターンも聞きます。でも僕のお客さんでは、そのほとんどが、もともとは普通の女子大生だったのです」

なぜ普通の女子大生がホストに狂い、AV女優へ堕ちるのか。ケイタさんは、その流れを何度も見てきた。なかでも印象的だったのが、ヒトミ(仮名・当時20歳)だという。

◆「いずれ女子大生は太客に変わる」

ケイタさんは現在28歳。業界歴3年目の現役ホストだ。もともとは地方でアパレル店員をしていたが、クロムハーツやジャスティン・デイビスのシルバーアクセにハマってしまい給料だけでは足りなくなった。そして上京。彼が選んだのは、“ホスト”の道だった。

持ち前のルックスが評判を呼んだのはもちろん、アパレル時代の接客術を活かして一気に人気ホストに。現在はナンバー入りも果たしている。

ケイタさんを指名するお客さんの層は、OLと女子大生が1割ずつ。残りの8割は水商売の女性だという。

「売り上げにもっとも貢献しているのは、キャバクラ嬢や風俗嬢、AV女優など金回りがいい水商売のお姉さんたちですね。ただ、女子大生はいずれ太客になります」とケイタさんは言う。そこで聞かせてくれたのは当時、まだ女子大生だった客のヒトミ。

◆ホストに没入する地方出身の女子大生ヒトミ

ホストにハマるのは東京の大学へ進学するため、田舎や地方から出てきたばかりの純粋な女の子が多いという。ヒトミもその類だった。

彼女は浪人を経て六大学のひとつに入学。そこで東京育ちの同級生と知り合う。ファッション誌に載っているようなハイブランドの洋服を着こなし、なまりのない標準語を話す女友達に憧れを抱くようになった。そんなある日、仲良しグループから提案されたのが“ホスト遊び”だ。

「うちの店に来たキッカケは、東京出身の子から『ホストクラブ行ってみない?』と軽い気持ちで誘われたのが理由らしい。ヒトミは、『みんなが行きたいなら』と周りに流されてしまった。そこからすべてが始まりましたね。ただし、“終わりの始まり”ですが」

ケイタさんが勤めるホストクラブは、初回のみ格安で飲める。10分から15分おきに違うホストが代わる代わる席に着く。

「その日店に来てくれた女の子のほとんどは、たんなる女子会気分で楽しんで帰りましたね。でも、田舎出身のヒトミだけは違った。ホストクラブという新しい世界を知ってしまい、強く惹かれるものがあったのでしょう」

その1か月後、ヒトミはたった一人で来店したのである。そしてケイタさんを指名。だが、初回は数千円の料金だったが、その日は指名料も含めて3万円を支払った。それからヒトミは定期的に店を訪れるようになった。田舎にいては決して味わえないような華やかな世界、イケメンからチヤホヤされることの楽しみを覚えた。こうしてヒトミはお金と引き換えにほんの一瞬だけの優越感を貪るようになる……。

◆コンビニのバイトから夜職へ…

ホストクラブには、毎月のようにイベントがある。担当ホストの「バースデーイベント」、お店の「周年記念イベント」、店内でグループ分けをして売り上げを競う「対決イベント」、系列のホストクラブが1店舗に集まって営業する「合同イベント」――。むろんイベントでは、客は高級ボトルを入れて担当ホストの面子を潰さないようにしなければならない(と思い込んでしまう)。

毎月のように店を訪れるようになったヒトミは、イベントのたびにケイタへ貢いだ。そしてついに、コンビニのアルバイトだけでは、いくら働いてもお金が足りなくなる。

昼職でお金が回らなくなった女の子は、給料の高い夜職へ流れる。それはホストたちにとって常識であり、お金を引っ張るためにはむしろ都合がいい。ここからAV女優に堕ちるのは、あっという間だ。

「ヒトミは確か、最初はキャバクラで働いていましたね。でも、1か月も経たないうちに手コキ風俗店へ移っていました。日払いで1~2万円ぐらいもらえるから、その足ですぐにお店へ来てくれましたね。普通の女の子は『知らない男に手コキするのは抵抗ないのかな』って思いますよね。でも、ホスト狂いの子はできるんですよ。だってそれが、好きな人のためだから」

◆そしてヒトミはAV女優になった

ヒトミは目に見えて荒んでいったという。ケイタはそれでも彼女からお金を引っぱり続けた。ホストという仕事はそういうものなのだ。いちいち気にも留めていない。

「彼女自身は『あと2年働いてお金を貯めたら就職したい。でも今はがんばりたい』って言いましたね。まぁ、こっちは2年でホスト通いをヤメさせる気はさらさらないっすけど(笑)」

ケイタにも言い分はある。お金を貯めて将来はホストクラブを経営したいという夢があるのだ。客一人ひとりの人生を心配するほど甘い世界ではない。ヒトミはさらにセクキャバ、デリヘルと給料が高く過激なサービスを求められる店へ移籍を繰り返した。

「すでに感覚が麻痺しているから、サービス内容にまったく抵抗がないんですよね。デリヘルに出勤して、日払いでお金をもらって、そのままホストクラブで豪遊するルーティンができてるんですよ」

ヒトミはケイタも気づかぬうちに大学を中退していた。お金を稼ぐのに必死で、授業にも出られず、たまに出席したかと思えば大学の友だちに「ホスト通いやめなよ」と責められたからだという。次第に居場所がなくなり、中退を余儀なくされたのだ。大学を辞めて時間ができたヒトミは、さらに足しげくケイタのいる店へ通うようになった。

「ヒトミは最終的にAV女優になりました。やっぱり、ガッツリお金を稼げるから手っ取り早いんですよ。それに東京でできた友だちと疎遠になり、家族は田舎にいてバレるリスクが少ない。だからもう失うものは何もないんだと思います。で、ヒトミがこの子です」

そういって、スマホを取り出し見せてくれた画像は、私(女性)でも知っているほどの超有名AV女優……深夜番組でもよく見かける。彼女は、いまだにケイタさんを指名しているそうだ。

「彼女はたまたま有名になって稼げているけど、AV女優になっても売れない子はそのうち金が尽きる。お店にツケ(借金)をして、払わないまま飛ばれることもよくありますよ。そういうときは、僕の給料から引かれるので辛いっすね。まあ、僕が言うのもなんですが(笑)、ホスト遊びをしたいなら“毎月10万円まで”など自分のキャパを理解して上限を決めておくことが大事でしょう」

◆女性記者として思うこと

今回の取材で女性記者として感じたことは、ホストクラブへ行くこと自体は、問題ないと思う。今の生活に支障が出ない程度の金額で遊ぶなら、とても楽しい場所だ。

しかし、ホストクラブはあくまで“疑似恋愛”をする場所。本気の恋愛ではない。理想と現実の恋愛が混同してしまう人ほど、ホストにハマってしまうのかもしれない。彼らがお姫様扱いをしてくれるのは、あくまでも女性が支払うお金の対価として。そのことを忘れてはならない。

【三崎りの】

レースクイーンをする傍ら、フリーライターとしても活動。「R25」「ietty magazine」「conses」などで執筆中。ミス東スポ2017ファイナリスト。Twitter→@neneeeeee_cha

<取材・文/三崎りの>


外部リンク(日刊SPA!)

Yomerumoをフォローする

Yomerumoから人気記事をお知らせします!

Twitter

ラブ最新記事

記事一覧

注目ニュース

> もっと見る


掲載情報の著作権はニュース提供元企業等またはGMOアドマーケティング株式会社に帰属します。記事の無断転用を禁じます。
すべての人にインターネット
関連サービス