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睡眠障害も改善!就寝時のマウスピース使用効果を医師が解説

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人気エアーバンドゴールデンボンバーの樽美酒 研二さんが、自身のブログであごの不調にともなう睡眠障害改善のためにマウスピースを使用していることを公表しております。(参考)

睡眠にお悩みの方もいらっしゃるかと思われますが、なぜマウスピースを利用することが睡眠の質を改善させるのでしょうか?

今回はマウスピースを使用するメリットや、意外な効果、気になるマウスピースに関する疑問を耳鼻咽喉科医の岡田先生に解説していただきました。

■睡眠障害でマウスピースを使用するメリット

マウスピースを装着することで睡眠の質が上がり、日常生活の疲れやすさが減り、熟眠感も上がり、さらには生活習慣病発症の危険性も下がります。

特に中等症までの睡眠障害の方にマウスピースの有効性は高く、またベッドパートナーへのいびきの心配もなくなります。

■マウスピースの効果

いびき、睡眠時無呼吸症候群


下あごを上あごよりも前に突き出すようにして固定することができるため、いびきの原因となる上気道の狭小を防ぎ、上気道を広く保つことができ、いびきや無呼吸の時間を減らします。

歯ぎしり


およそ40~60kgとされる強い力が歯に直接加わることを防ぐため、歯ぎしりの音が小さく、もしくはなくなります。

顔やあごの歪み


余計なあごの力が顔にかからなくなるため、顔の張りが緩み、骨のゆがみがなくなり、すっきりとしたバランスのとれた顔になります。

あごの痛み


顎関節がかかる負担が減るため、顎関節の痛みが軽減します。

知覚過敏


力を分散させることによって負担のかかっていた歯の根元を守り、痛み神経の興奮を抑えます。

歯根膜炎


力を分散させて、歯の根元の負荷を減らし、挫滅した歯根の組織の炎症を出にくくします。

歯の欠損


余計な力を分散させて、歯の咬耗を減らします。

小顔


あごにかかる筋の緊張を和らげ、顎の張りをなくします。

その他


歯への負担を減らし、歯の矯正治療にもなります。

■睡眠障害でマウスピースが必要な場合

簡易検査としては、自宅で手の指にセンサーを付けて酸素飽和度というものを測定し、無呼吸が原因の体の酸素の欠乏の時間と程度を測定します。

また、1泊入院して、精密な無呼吸検査で脳波も測定することにより、より原因や状態がわかります。

マウスピース以外の治療としてはCPAP治療(経鼻的持続陽圧呼吸療法:圧をかけて気道の狭窄を防ぐ治療法)や上気道を広げる手術などの治療があります。

■マウスピースの作り方と手入れ

マウスピースは上あごの型を取り、作成します。下あごで作ることもあります。

不要な副作用や合併症を引き起こさないためにも、歯科できちんと型をとり、自分に合った歯の形でのマウスピースを装着しましょう。

お手入れ方法は、水で良く洗浄し、また、入れ歯用の洗浄液でも洗浄します。

■マウスピースに慣れるコツ

最初の1週間ぐらいは違和感が強く、慣れませんので、そのため、就寝時の違和感が強い方は日中1~2時間ほど装着し、慣れることがおすすめです。

■マウスピースが必要なくなる目安

歯ぎしりなどによるマウスピースの傷がつかなくなってきたら、外せる可能性があります。必ずタイミングは医師に相談するようにしてください。

■気持ちよく眠りたい…睡眠障害に関するお悩み相談例

質問1:睡眠時の歯ぎしりはどうしたら治りますか?


■ 相談者(19歳女性)
私は寝ている間歯ぎしりをしてしまうようです(T_T)
寝ている間のことなのでどうしていいか分からないんです!!

どーしたらいいですか?(;_:)

■ 医師からの回答
歯ぎしりをする人は日中もほおずえを突いたりする人が多いようです。歯ぎしりが多いと歯が摩耗しかけたり、虫歯になったりします。またかみ合わせが悪くなったりすると肩こりや頭痛の原因にもなります。

口腔外科で適応があればマウスピースをつけたり、寝るときの枕を調整したりすると改善することが可能です。

質問2:睡眠中のいびきや歯ぎしりが気になります


■ 相談者(22歳男性)
睡眠中のいびきや歯ぎしりが気になります。
歯科ではマウスピースを作ってもらえると聞きました。

原因が口の中になくても(たとえば鼻づまり)マウスピースは有効なのでしょうか。

■ 医師からの回答
鼻づまりがあるとのことなので、一般の歯ぎしり防止用やスポーツ選手が使用されているものと異なり、下顎を前方に数mm突き出してかみ合わすようにするものが適応になるかもしれません。

この場合、多くが耳鼻科の依頼で作成、治療をすすめます。先に一度耳鼻科に相談されてはいかがでしょうか?

質問3:パートナーの歯ぎしりが激しい


■ 相談者(24歳女性)
パートナーの歯ぎしりが激しいのですが、治すことはできるのでしょうか?

■ 医師からの回答
歯ぎしりによる歯科的な問題としましては、歯の咬耗や顎関節症などを引き起こしたりという可能性があります。

一般的な歯科的な対処法としましては、マウスピースなどを使用して、上下の歯やあご、顎関節に衝撃が加わるのを緩和し、まずは様子を見ていくという方法になると思います。

■最後に岡田先生から一言

軽症の場合も含めていびきで悩んでいる方は非常に多くいます。いびきや睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病発症の危険性も上がり、医療経済上もよくありません。

しかし、意外とマウスピースで大きく改善されることを知らない人が多いです。マウスピースは最も簡単で効果的な方法です。ぜひお近くの医療機関に気軽に相談してください。

(監修:耳鼻咽喉科 岡田先生)

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