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片桐 仁 今年も俳優、アーティスト、芸人と大忙し

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舞台『サクラパパオー』に女に貢ぐエリート役で出演

『サクラパパオー』は偶然、競馬場に集った者たちの人間ドラマを競馬と交錯させることでスリリングに、そして時にほろりとさせながら描いていく。主演を務めるのはA.B.C-Zの塚田僚一。片桐は謎の女ヘレンに公金をつぎ込んで崖っぷちに追い込まれる外務省のエリート・的場博美という役を演じる。競馬場が舞台ということもあり、全キャストでパンフレットの撮影に東京競馬場に行ってきた。そこで人生初めての競馬を体験。

「なんにも分からないまま行ったんですが、あの雰囲気は楽しかったです。開門の瞬間に並んでいた人たちが一斉に席を取るためにダッシュするところなんか“そんなに楽しみなの?”って感じでした(笑)。今は場外馬券場とかスマホでも馬券が買える時代なのにわざわざ現場に来て競馬を見る。熱狂的ですよね」

レースが始まる前には誘導馬に触れる機会もあった。

「あれはかわいかった。でも顔が大きくて、がぶっときそうでちょっと怖かったですけどね。パドックも面白かった。こんなに近くで馬を見られるんだ、と思いました。馬を引っ張っている人がいて、時間が来たら“整列!”って声がかかって騎手が馬の側に走り寄ってくるんですが、“体育会系だな”って感じがしました(笑)」

全部が新鮮。

「馬のどこを見ればいいのか本当に分からなかったんですが、塚田君が“何番のおしりの筋肉がいい。あの馬だけ張っている気がする”とか言うんです。そうやってみんなでパドックで馬を見ている時が一番盛り上がりましたね。結局、塚田君がいいって言っていた馬は勝てなかったんですけどね(笑)」

そして馬券も買ってみた。その結果は?

「最初の2レースは競馬新聞に印がたくさんついている馬同士で決まっていたので、次にそのとおりに買ったら当たりました。単勝を8頭買ったんですけどね。でも次のレースも当たったので、4レースやって2回当たりました」

今までギャンブルにはまったことは?

「僕は全然ギャンブルの才能がないんです。結婚式とかドラマや舞台の打ち上げのビンゴ大会とかじゃんけん大会でも全く勝ったことがない。でも勝ち運はなくてもいいんです。やっぱりこの世界は運だと思うんですが、仕事の運はすごくいい。そういう意味では僕は運はいいほうですよ」

当日は作家の鈴木やベテラン陣はここぞとばかりに真剣に馬券に臨んでいた。

「鈴木さんが意外と堅いというのが面白かったです。石橋を叩いて渡る感じでした(笑)。ロールプレイングゲームでもレベルを上げ切るまで次の街に行かないタイプだなって思いましたもん。自分が買って当たることも面白かったけど、みんなが“どれ買う?”って話しているのとか、競馬新聞を見ながら“どうやって見るの?”とかやっているのが楽しかった」

競馬は馬券もそうだが、馬にまつわる物語も人を引き付ける。本作も競馬にまつわるいい話がちょくちょく出てくる。

「NHKの『プロフェッショナル』でオグリキャップの回があったので、勉強も兼ねて見たんです。オグリキャップって超安い馬だったんですよね。地方競馬で活躍して、そのときの馬主さんが地方競馬の馬主の資格しか持っていなかったから、泣く泣く手放したという話を聞いて、“ああ、そういう話があるんだ”とか、競馬には血統というものがあって、オグリキャップなんて子供たちが全然活躍していないとか言われちゃう。動物って言葉は使えないけど、感情を察知する力ってすごいじゃないですか。うちでは犬も鳥も飼っているんですが、嫁さんが寂しそうにしていると寄り添ってきたりする。馬も心を開いてあげないといけないんだろうなって、すごく思いました。だから競馬も多分、騎手と馬の相性とか、その日のコンディションとか、天候とかいろいろなことが関係するんでしょうね」

演じる的場はまずは女にのめり込む。

「一番やばい奴じゃないですか。女に入れ込んで、お金を使い込まされちゃう。実際にそういう事件ありましたよね。でもエリートだから、失敗したって言えない。その半面なぜか過剰に人を信用しちゃう。バカなんだけどかわいいですよね。この作品の登場人物はみんな愛すべき人たちで、しようがないなこの人たち、っていう人ばかりなんです」

今回はベテランの鈴木の作品を劇団「柿喰う客」の新進気鋭の演出家である中屋敷法仁が演出するということも見どころとなっている。中屋敷の作品はかなり独特。その作品を見たことは?

「中屋敷さんとは初めてで作品も見たことがないんです。結構激しい動きが多いんだろうなって思っていて、ちょっと怖いんです。今回の出演者の中では僕が一番動けないんじゃないかと思うんです(笑)。運動神経が悪いんですよね」

どんなふうに仕上がるのか興味津々だ。

「めちゃくちゃ渋い脚本ですからね。塚田君とサクラパパオーという組み合わせも最初想像できなかった。でも舞台ってふだんのイメージとは全然違う役をあえて演じるという面白さもあると思うんです」

今年は本作のほかに2本の舞台への出演が決まっているという。

「舞台はみなさんと仲良くなれるし、役者個々のこれまでの道のりがやっぱり役に乗るんです。それがこの仕事の面白いところ。僕は最初、コントをやっていて横入りしたみたいな感覚がコンプレックスになっていました。役者の経験はなかったし全部独学で劇団にも入ったことはなかったけど、ありがたいことに舞台に呼んでもらった。“こんなのでいいのかな?”って思いながらやっていたんですが、そういったものが全部、役として役者の片桐仁に乗っていると考えると、“こういうタイプなんだからしようがない。自分は自分でしかないから、それをポジティブに使ってもらうしかないかな”と思うようになりました」

そしてエレ片やアーティストとしての活動も忙しい。

「ギリ展(粘土アート)はこれから全国ツアーをやらせていただきます。エレ片は昨年末に両国国技館で大きなイベントをやったので、今年はツアーはないんですが。今年もう一発なんかやって、その両国の借金を返さないといけないみたいな話になっているんですよね(笑)」(本紙・本吉英人)


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