テックインサイト 4/28 08:30
「そのヴィトン、新しく買ったの〜?」「ううん、実はレンタルなの」そんな会話を耳にする機会が増えるかもしれない。株式会社オーバードが提供するブランドレンタルシェアサービス「Wiset(ウィゼット)」がこの春スタートした。
高価なブランド品は、買うのには勇気がいるものだ。買ったはいいが、めったに使わないままお蔵入りでは、無駄な投資になりかねない。日増しにおしゃれになる日本人女性には、一つのブランドグッズを長く使うことに耐えられない人もいるだろう。ブランドものを持つことによるステータスも、トータルコーディネートや気分によってブランドを取り替えるファッション性も両方重要。でもお金はない。そんな女性のニーズに応えたのがレンタルブランドシェアサービスWisetだ。
Wisetは、利用しないブランドグッズをユーザがレンタルに出し、その製品を別のユーザがインターネットサイト上でチェックしてレンタルすることができるサービスだ。といってもインターネットオークションのように、ユーザ同士が直接やり取りをするわけではない。あくまでWisetが仲介するため、高価なブランド製品の破損や紛失などトラブルが起こったときにも適切な対応が期待できる。
利用に関しては、無料の会員登録をすれば誰でも可能だ。現在はルイ・ヴィトンのみ取り扱っているが、エルメスやシャネル、プラダ、コーチなども順次取り扱っていく予定となっている。レンタル期間は10日間、20日間、30日間の3種類が用意されている。レンタルのみでも会員登録はできるが、ブランドオーナーで他人にブランド製品を貸し出すことに抵抗がないなら、出品しても良いだろう。委託して製品がレンタルされた場合、レンタル料の35%が報酬として手に入る。なお、貸し出し期間が満了したら、製品は検品した上で持ち主へと返却される。
Wisetが出した査定額を元に販売することも可能となっているので、その場合は、レンタルしたユーザが気に入ったらそのまま購入することができる。画期的なシステムだが、送料が原則全額ブランドオーナーが負担など、果たしてどこまでブランドオーナーにとってメリットがあるかは謎だ。思い切って売るにもふんぎれず、常時たんすの肥やしにしているような状態なら、有意義な投資といえるかもしれない。
(編集部 松村美紗土)