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自主規制広がる中国・エロ生配信サイト、ついに“バナナ禁止”で「オレの青春オワタ……」

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 先日、素人女性による過激なエロで人気を博していた中国の生配信サイトが、当局の規制を恐れて自主規制するというニュース「中国『エロ生配信』サイト絶滅へ!」をお伝えしたが、その努力もむなしく、ついにさらなる厳しい規制が入ることが決定したようだ。

中国メディアの報道によると、広東省広州市にある生配信サイト運営会社では、約80人の職員を3班に分けて、24時間体制で内容を監視。1人の職員が1時間当たり約6万もの動画をチェック。そして問題のある中継を発見すると、即座に“処理”しているのだという。

ある監視係の話によると、裸や明らかにエロと判断されるもの以外に、見る者を挑発するようにバナナを食べたり、細いストラップの服、つまりキャミソール状の服を着ることも禁止されているのだという。

この規制に、男性ユーザーたちは茫然自失。「オレの青春オワタ」「毎日いいことないけど、これだけが楽しみだったのに」「誰にも迷惑かけてないのに、こんな規制をして何になるんだ?」と、嘆きの声が上がっている。

2015年12月時点で同国のネット人口は7億人超。また、生配信サイトの会員の60%以上は22歳以下、うち70%を男性が占め、1人当たりの視聴時間は一日平均135分に上るという。

また、こういったエロ生配信をしている若い女性の「主播」(ジューボー)たちのうち、学生が30~40%を占め、専業の主播が40%、残りは本業以外のアルバイト。配信による収入は、月に数千~数万元(数万~数十万円)も得ており、中には100万元(約1,700万円)、1,000万元(約1億7,000万円)稼いでいる者もいるという。

中国でのエロ生配信の人気ぶりについて、現地在住のフリーライターはこう説明する。

「若者たちは社会に閉塞感を感じており、それをネットでウサ晴らししてきた面があります。ネットでのエロも、そのひとつ。中国ではソフトが手に入らないAVを多くの若い男性がネットで見たからこそ、蒼井そらがあそこまで人気になった。そして最近は、AVほど過激ではないものの、素人女性によるお色気がナマで見られるエロ生配信サイトに人気が集まっていました」

つまり、ネットのエロは社会への不満に対するガス抜きでもあったわけだが、今回の新たな規制によって、その手段が、またひとつ奪われてしまったことになる。中国の若者たちの鬱憤がどこに向かっていくのか、心配である。
(取材・文=佐久間賢三)


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