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「こりゃあ見に行くしかないな!」石ノ森章太郎の素顔に迫る展示会開催決定にファン歓喜!

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 石ノ森章太郎の展示会「SHOTARO Square ~石ノ森章太郎について語ろう!~」が開催されることが分かった。2016年4月20日(水)から7月10日(日)まで東京・杉並アニメーションミュージアムにて開かれる同展示会では、どこにも語られることのなかった素顔の石ノ森章太郎を見ることができる。展示会開催にファンは「こりゃあ見に行くしかないな!」「009ファンの自分としては、行く以外選択肢がない」「本物の萬画家のおでましだぜい!」「もう最高過ぎる!」と歓喜の声をあげている。

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石ノ森章太郎と言えば漫画界の巨匠の一人だが、そんな彼にも売れない日々があった。寺田ヒロオ、藤子不二雄、鈴木伸一、森安なおや、赤塚不二夫など、漫画家を目指す若き同志とともにトキワ荘に住み、切磋琢磨して漫画を描き続ける日々。高校生で描いた『二級天使』でデビュー後、日々漫画を量産し続けた割には際立っていいものが描けなかった石ノ森は、「売れる」ことばかりに注視して、映画や小説の内容を拝借したものばかりを描き、読者からはねられる存在だったという。

そんな彼が劇的に変化を見せつけたのは、『サイボーグ009』だ。サイボーグにされたジョーが、人間とサイボーグの間で傷つき苦しみながら、世界に悪をもたらす死の商人ブラックゴーストと戦うというもの。同作は爆発的な人気となり、「ジョーの活躍を見ててドキドキする」「苦悩を抱えながらも戦う姿にグッと来た!」「ジョーがかっこいい!」と話題に。物語はさることながら、彼のすごいところは“コマ割り”にある。

009の素早い加速を表現するために、動きのない敵(静)と、素早く駆け回る009(動)を描き分け、漫画では描くことが不可能とされた“映画的”な描写をいとも簡単にこなして見せる。また『龍神沼』や『仮面ライダー』では、カット・バックと呼ばれる場面転換に用いる切り返しを多用。これは二つ以上の違った場面を交互に描きながら展開する手法で、漫画界では基本のテクニックなのだが、石ノ森の描くカット・バックは「普通とは違うな」「漫画なのに映画を見てるようなアクションを感じる」「パラレルアクションに近いんじゃないか」との声が上がっている通り、それまで描かれてきたカット・バックとは全く異なる。同じ時間軸にいながら違う事象が連続して起きる、まさに「パラレルアクション」だ。

『仮面ライダー』では、右ページで急降下する仮面ライダーを描きながら、左ページでは上空から地上へ落ちる目線をゆっくりとした流れで描写している。これも動と静を両立させた、石ノ森独特の手法と言って過言ではなく、その後の漫画界に影響を及ぼす手法を生み出した。

1989年には「萬画宣言」を発表。漫画には「おもしろい」「おかしい」だけではない無限の表現が可能になったとして、自らを萬画家と呼ぶなど、漫画界の未来を見つめ、旋風を巻き起こしてきた石ノ森章太郎。そんな彼の展示会には、石ノ森章太郎の年表、解説パネルや当時のプライベート写真、さいとう・たかを、ちばてつや、矢口高雄、花村えい子など名だたる漫画家や、トキワ荘時代の仲間などゆかりのある面々から聞いたインタビュー映像などのほかに、石ノ森が手掛けた漫画の心に残る名シーンや名台詞を紹介する。

現在の漫画界に大きな足跡を残した石ノ森章太郎の展示会は、彼のファンならずとも、漫画ファンなら行って損はないだろう。石ノ森の偉大さを再確認してみてはいかがだろうか。

■「SHOTARO Square ~石ノ森章太郎について語ろう!~」
開催期間:2016年4月20日(水)~7月10日(日) ※月曜休館
時間:10:00~18:00 ※入館は17:30まで。最終日は16:00閉館
入場料:無料
会場:杉並アニメーションミュージアム
住所:東京都杉並区上荻3-29-5 杉並会館3階

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