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新春SPドラマ「富士ファミリー」薬師丸ひろ子を直撃

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'16年1月2日(土)夜9時から放送される新春スペシャルドラマ「富士ファミリー」(NHK総合)。富士山の麓にあるコンビニとは名ばかりの商店「富士ファミリー」を舞台に、長女・鷹子(薬師丸ひろ子)、ナスミ(小泉今日子)、月美(ミムラ)の美人三姉妹と彼女たちを取り巻く人々を描くホームドラマだ。

廃業寸前の富士ファミリーだが、住み込みのアルバイト・カスミ(中村ゆりか)を雇うことに。さらに、戻るはずのない次女・ナスミが姿を現したことをきっかけに、それぞれ心に悩みを抱えた登場人物たちの人生が少しずつ動き始める。

今回、家計を支えるしっかり者の長女・鷹子を演じる薬師丸ひろ子を直撃。物語の見どころや、自身が出演した「Q10」('05年、日本テレビ系)などで知られる脚本家・木皿泉氏の作品の魅力を語ってもらった。

――演じる鷹子はしっかり者の長女として描かれていますが、薬師丸さんはどのようなキャラクターとして捉えていますか?

長女という生まれ持っての宿命みたいのものを背負っていて、実際にせりふでもありますが“堅苦しい”。小物などでも、そういったところを表現しました。

でも、その内面はすごく柔らかくて、作中に出てくるおはぎみたいだなと思うんです。中はすごく真っ白なのですが、自分で知らないうちに周りを覆っている。それが取れたとき本当の鷹子はどんな人なのか。

私はこれまで木皿さんの作品で、嫉妬したり人のものをうらやんだりする役はやったことがなかったのですが、今回はまさにそういう役でした。誰にでもそういうところあると思いますが、内面と外面で違うところがあって少し生身っぽいというのは、今までの木皿作品の中で言うとだいぶ現実的な女性だと思います。

――お話にも出てきましたが、脚本家・木皿泉さんの作品の魅力はどんなところにあるとお感じになりますか?

私は「Q10」で木皿さんの作品に出合いましたが、せりふがすてきだなと思って。そこからご夫婦で脚本を作っていらっしゃることなどを知って、台本を読むのが楽しみになりました。

私が普段感じていない、あるいは感じているかもしれないけど表面に出していないような感情を言葉にしてくださったり、背中を押してくれるような言葉があったり、演じていて楽しいですね。

――女優として木皿作品を演じるのは、難しいですか? それとも演じやすいですか?

木皿さんの作品は何作か出演させていただいていますが、自分の中に木皿作品の引き出しのようなものがあって、そこを開けると、私なりに作品に移行する感じがあります。頭で理解しようとするよりも、いかに木皿さんの書いたせりふに乗っかっていけるかなのですが、周りの人の描写や背景からヒントをたくさん得られるのであまり難しいことはないように思います。

――共演の皆さんとのお芝居はいかがでしたか?

他の作品で共演している人も多かったのですが。今回も、木皿さんの作品だから集まったという人が多くて…。本を信頼して集まって来るんですね。実際、木皿さんの作品というのは、お引き受けしたときにはどんな作品になるのか分からないことが多いのですが(笑)、それすらみんなが楽しみにしているように思います。

自分に与えられたせりふを大事に抱えて、自分の役目をしっかりやっていれば、きちんと見た方に伝わるというか、木皿さんの言葉を信じているんだと思います。

――今回の物語の見どころはどんなところにありますか?

この作品で描かれている家族は、ほとんど直接の血縁関係ではないのですが、なぜか集まっているんです。笑子バアサン(片桐はいり)もナスミの元夫・日出男(吉岡秀隆)も。

木皿作品では以前にもそういう作品がありましたが、“家族って何だろう”とあらためて思いますね。この家族には、血のつながりよりも、“相手がここにいることを受け入れる”というその関係性が大事なんです。木皿作品には、自分の居場所を問うせりふが多くて、自分がここにいることを相手が肯定するという、人の温かさが魅力だと思います。

――物語では、富士山が象徴的な存在として出てきますが、薬師丸さんはどのような思いで演じましたか?

今回の作品で富士山って何だろうと思いました。鷹子が恥ずべき行いをしてしまって、そこから逃げ去るというシーンで背景が富士山だったんです。そこで、台本にはないんですが、富士山を振り返るような芝居をしました。

富士山を見て生活する人たちは、やはり毎日見る富士山に、何かしら思いを寄せるんじゃないかと思って、その時は鷹子の行いを問われているような気がしました。厳しく大きな気持ちで見守っている存在だと思います。

――新春放送のドラマということで、'16年はこんな年にしたいという抱負があれば教えてください。

'15年は5月くらいからドラマやコンサートなどが続いていたので、やっと今ここまで来たなという感です。年の初めはこの忙しさは予想していなかったんですけど(笑)。'16年も、お芝居もそうですし、歌の方も楽しみにしている方がいらっしゃれば歌っていけたらと思います。

ただ、とにかく放電しっぱなしで空っぽにならないように、本を読むこと音楽を聴くことなど、さまざまな形で人が表現している物を感じようと思います。

――では、最後に視聴者にメッセージをお願いいたします。

このドラマは、大きな事件が起きるわけではないですが、どんな年代の方でもそれぞれの立場で、登場人物に感情移入できると思います。お酒でも飲みながら横になって見ていただいても、見終わったら見て良かったなと思っていただけるドラマになっていると思います。お正月ですし、ごろごろ寝転がりながら見ていただければと思います(笑)。

http://news.walkerplus.com/article/70230/

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