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ロケットニュース24 6/13 05:35
韓国での哨戒艦(しょうかいかん)撃沈事件が北朝鮮の仕業である可能性が強いと韓国が発表して以来、北朝鮮は韓国に対してすべての関係を「断絶」を宣言し、ますます世界的に孤立しつつあるといえる。
一方で、先日開幕したサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、北朝鮮は代表チームを派遣。その北朝鮮チームに、イタリアの企業が新たにスポンサーについたと「Sydney Morning Herald」などが伝えているが、これにはちょっとした“裏事情”がいくつかあるようだ。
今回、北朝鮮チームのスポンサーについたのは、イタリアのアパレルメーカー『Legea』。すでにイランやジンバブエ、ボスニア・ヘルツェコビナの4か国の代表チームにユニフォームを支給している。だが、いずれのチームもW杯予選で敗退し、本大会への出場がかなわなかった。そのため、『Legea』では、W杯に出場するチームでユニフォームを支給できそうな国を探した末、北朝鮮との契約にいたったようだ。
そして、同社の担当者は「ビジネスはビジネスである」と言い切り、「我々は非政治的な会社で、ただビジネスをしたまでだ」と主張する。
この北朝鮮は、ブラジル、ポルトガル、コートジボワールと同じグループGに属する。戦力的にみると、北朝鮮の予選リーグ突破はかなり厳しい。だがスポンサー的に考えると、優勝候補のブラジルをはじめ、強豪のポルトガルと確実に対戦する相手。その宣伝効果に目を付けた可能性は十分ありそうだ。しかも担当者が「我々には国際的な戦略がある」とも語っている。
『Legea』の公式ウェブサイトのトップページでは早くも、ブラジルと北朝鮮の国旗を大きく掲載してアピール。さらに、同サイトで「多くがどうして我々が北朝鮮をスポンサーするのかと尋ねるが、これは否定的な広告でも何でもない。そもそも、否定的な広告などないのだから」との声明まで載せている。
一方で、記事によると、『Legea』は北朝鮮チームにカラフルなモデルをいくつか提案したが、「(労働を象徴するような)燃える赤」というシンプルなデザインになったという。ちなみに、朝鮮労働党中央委員会総書記の金正日との関連は謎である。
ワールドカップの本筋の部分とは別の部分で注目を集める『Legea』。いい意味での注目ならまだしも、北朝鮮をスポンサーしたという事実がPRで裏目に出ないとも限らないのではないだろうか。
Screenshot from legea.it
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